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青森紀行 Vol.1 アート編

♪私は真っ赤な林檎です お国は寒い 北の国~

幼いころ、祖父はこの歌を口ずさみながらよく林檎を切っていました

アートに触れる青森旅

懐メロは置いといて…..
先日友人と、「林檎のお国青森」に2泊3日旅行へ
今回から複数回にわたり、青森旅行の記録を書いていきたいと思います✎
第一弾は「アート編」
青森県内にある2つの人気美術館に足を運んできました👟

青森県立美術館

青森空港に到着後、最初に向かったのは「青森県立美術館」
空港から車で約20分のところにあり、隣の敷地には有名な遺跡「三内丸山遺跡」があります。
奈良美智さん、故棟方志功さんを始めとした、青森県に縁のあるアーティストの方々の作品が常設展示されています。

・あおもり犬

「青森県立美術館」といえば、やはりこれではないでしょうか・・


奈良美智作 「あおもり犬」

高さ8メートルほどの大迫力
お座りしているようにも見えますが、実は地面に埋まっているのです。見る角度によって表情が様々に変化して見える点も、この作品の魅力ではないでしょうか。あおもり犬がどのような物語をベースに作られたものかはわかりませんが、私には少し寂しそう、物悲しそうな表情を浮かべているように見えました。


・HULA HULA GARDEN

奈良美智作 「HULA HULA GARDEN」

もうひとつ、印象に残った作品はHULA HULA GARDEN
これも見る人によって感じ方は異なるとは思いますが、可愛らしさとどこか不気味な感じが融合された作品に感じられました。
奈良さんの作品は、単純ではない、どこまでも奥深いと感じます。

十和田市現代美術館

2日目には十和田市現代美術館へ

青森県立美術館は、「アートを鑑賞する」美術館であるのに対し、十和田市現代美術館は「自らもアートになる」美術館といった印象です。
そして、作品は美術館内にとどまらず、敷地前の道路を挟んだ向かい側の公園にもオブジェとして展示されています。十和田市現代美術館の推しはこの二つでした!!

・愛はとこしえ十和田でうたう

草間彌生作「愛はとこしえ十和田でうたう」

草間彌生さんのかぼちゃの作品は非常に有名ですが、肉眼(笑)で鑑賞するのは初めてのことでした。写真で伝わるか否かは定かではないですが、かぼちゃに穴があるのにお気づきでしょうか・・?穴に入るとまた別の世界が広がっています。

・ザンプランド

栗林隆作 「ザンプランド」

これ、ただの椅子と机とアザラシの下半身だけではないんです。これ以上お話しすると作品の魅力が半減してしまいそうなので…この作品は写真のように椅子に座れます。そして、靴を脱げば机に上がることも(良い子は日常生活ではやらないでね)、机の上の椅子に上がることもできます。上がるときっと何かが見えるはず….

その他、現代美術館には見て楽しむのみならず、自らもアートの一つになって楽しむ、作品の裏側を見ることで楽しむ等、様々な「楽しみ」が見え隠れする、そんな美術館でした

館内の写真撮影について(2022年6月時点)

青森県立美術館では一部作品で、十和田市現代美術館ではすべての作品で、撮影が可能です。ただし新型コロナウイルス感染状況を鑑み、撮影時はマスク着用が必要です。また、いずれの美術館でもフラッシュをたいての撮影は禁止されています

素敵な街中アート

美術館の作品ではないのですが、街歩き中に素敵なアートを見つけたのでご紹介
八戸市にある「八戸まちなか広場 マチニワ」の天井アートです


シンボルオブジェ「水の樹」とアンブレラスカイ

八戸市にある「みろく横丁」でお昼ご飯を済ませ、コインパーキングに向かう途中で出くわした八戸市の多目的スペース「マチニワ」の天井アート
晴天と、オブジェと、カラフルなアンブレラスカイのハーモニーがとても美しいものでした。

『青森県は、アートにあふれる県』といっても過言ではないと、この3日間で感じました。アートに興味のある方にはぜひ一度青森への「アート旅」をお勧めしたいと思います(⋈◍>◡<◍)。✧♡

最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。
次回は食事編をお届けいたします。

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