睡眠市場動向とポイントを解説(ZAKONE NOTES) #新規事業開発者向け
私たちZAKONE(ザコネ)は、睡眠業界を盛り上げるために生まれた、企業や個人を繋ぐコミュニティです。こんにちは!ライターの梅田です。
現在、盛り上がっている睡眠市場。今回は企業の新規事業やサービスを開発する担当者向けに「市場動向や実際に睡眠ビジネスに参入する際に活用できる情報」をまとめましたので、紹介したいと思います。
睡眠市場の規模感と市場動向について
なんといっても睡眠は、人間の3大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)の一つであり、市場ポテンシャルも非常に高いです。
<市場を調査する際に参考にしている3大調査>
ここからは、睡眠ビジネスに携わって5年である私の考察。これまで睡眠市場は寝具メーカーを中心にサービスが展開されていました。
昨今、「睡眠×〇〇」で異業種異分野の企業参入が増加しています。
「質の良い睡眠」を中心として、質の良い睡眠を取るためのサービスと質の良い睡眠を取った結果生まれる新しい価値の2分野で市場が拡大していくと考えています。
日本は睡眠課題がたくさん眠っている
年代や性別だけでなく、個々人にそれぞれ睡眠課題が眠っています。
また、様々な機関や企業が細かな調査を行なっているので、普段参考にしているおすすめの調査結果をご紹介します。
<個人意識や行動をまとめた抑えておくべき4調査結果>
他にも様々な調査結果が世の中にはありますが、私が考える日本の睡眠課題は、睡眠を考える習慣が非常に低い点とまだまだ睡眠改善のためのバリエーションが少ないことで、毎日行う睡眠に無頓着かつ無対策な人が多い点です。
毎日行う睡眠だからこそ、今日の夜ご飯はパスタにしようか、焼き魚にしようかとワクワクしながら決めるように、今夜の睡眠はどんな香りでどんな音楽で、どんな睡眠にしようかとワクワクしながら睡眠のことを考え、色々手軽に実行できる世の中になって欲しいなと思っています。
まさしく、ZAKONEが立ち上がった理由は、異業種異分野集まって、みんなで一緒に、様々な質の良い睡眠に向けた手段(サービス)と質の良い睡眠の結果得れる価値(効果)をたくさん創造していきたいなと。
夜、今日の睡眠を考えてワクワクしちゃって、逆に寝れないよ。。。ってなるくらいにしたいなって思っています。
toCマーケットだけでない睡眠市場。これから来そうなtoB/toGマーケット
一般的に、睡眠といえば個人を対象としたtoCマーケットを考える方が多いとは思いますが、実は最近では、企業における従業員や自治体等における職員などの睡眠改善を行う流れが加速し、toBおよびtoGマーケットも拡大しつつあるので、紹介します。
経済産業省が、企業の「健康経営」ガイドブックのP33以降で公開していますが、睡眠休養がうまく取れていない場合の医療費と健康関連指標はリスクが非常に高く、上手く睡眠休養が取れている人といない人では、大きなリスクがあると発表しています。
昨今では、健康経営優良法人認定を受けた企業事例においても、睡眠に関する取り組みが増加しています。
ダイエットや禁煙プログラムなどに対して、睡眠は全社員や職員を対象として公平に施策が実施できる点、またコロナ禍による集合イベントが開催できないことや外出を前提とした取り組みができない背景が後押しをして、導入が進んでいます。
【最後に】
私も実は、睡眠市場のポテンシャルに魅せられて、社内起業制度を活用して睡眠事業を立ち上げています。なぜ睡眠?と言われることも最初は多かったですが、今回紹介した情報を基に睡眠市場の魅力を社内で伝え続けてきました。
睡眠は誰しもが取る行為だからこそ、共通意識化や我がごと化がしやすい特徴があり、しっかり調査結果や具体的な課題を伝えれば、理解してもらいやすい分野だなと思っています。
本記事を参考にし、新しい睡眠サービスが多く生まれると嬉しいです。また、こういったおすすめの情報あるよ!などコメントいただけると嬉ししいです。
【余談】
睡眠中に、脳が洗浄されている映像、、すごっっ!!!てなりました。車の洗車、歯医者の口腔洗浄、鼻うがい洗浄、洗うって気持ちがいいですよね。毎日、いい睡眠で脳洗浄をして気持ちのいい毎日を過ごしたい。
執筆 ZAKONE編集部 梅田貴大
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<ZAKONEコラム>
このnoteでは、ZAKONEを通して立ち上がった共創プロジェクトを前後編に分けて紹介していく「ZAKONE PROJECT NOTES」をはじめ、今後様々なプロジェクトやサービス、プロダクト、活動の内容などを発信していきます。
<ZAKONE HP>
ZAKONEは、睡眠業界を盛り上げるために生まれた、企業や個人をつなぐコミュニティです。
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