20180919の読書

『サピエンス全史』が農業革命の章に突入した話を書こうとしたら、それは昨日ではなく一昨日だった。

ライフログをつけているジブン手帳を見る限り、昨日は『サピエンス全史』を読まなかったらしい。

『文章読本』(谷崎)。

何年振りなのかわからないが、再読。

まったく内容を覚えていないので、感覚的には初めて読むようなものだが、きっと実際には何らかの影響を受けていて、読み進めるうちに「あ、これは谷崎が言っていたことなのか」と、自分の意見のルーツを発見したりするのかもしれない。

私はいつも、自分の書くものを読者がどう云う抑揚を附けて読んでくれるかと云うことが気になります

みたいな、高精度の話が随所にある。

職業作家やライターのみならず、ブログを書く人なども、谷崎の『文章読本』を読んだ方がいい。

『マルクスを再読する』。

スピノザの章が終わって、いよいよマルクスの著作についての章に突入。

にもかかわらず、さらにスピノザの話が続いて、しかもデカルトも登場して、宿題(後で読まねばならぬ本)がどんどん増えていく。

まあ、知識のネットワークをつくるというのはこういうことなので、今やっていることは読書として成立しているということなのだろう。


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