学ぶ行動はどう生まれるのか(インプットとアウトプットの習慣)
前回は「記憶(インプット)は行動(アウトプット)によって成り立つ」という記事を書きました。
行動(アウトプット)すると、次々に新たな疑問が浮かび上がってくるものですが、それを解決し(インプット)行動に組み込んでいく(アウトプット)このサイクルがインプットの定着を促す、というような内容の記事です。
今回は、学ぶ行動がどう生まれるのか(インプットとアウトプットの習慣)という観点から、綴っていこうと思います✏️
はじめに:自分の「好き」と「嫌い」を考えてみる
あなたは学生時代、どの科目が好きでしたか?逆に、嫌いな科目は何ですか?
私は、数学・物理・英語・体育・音楽が好きで、国語と世界史は大っ嫌いです(笑)
その理由を振り返ってみると、それぞれこんな感じでした↓
【好きな科目】
数学:得意だから
物理:日常生活に潜んでいる“不思議”を解決でき、役に立つ感が得られたから
英語:「JAPAN」という枠を越えて世界とつながる手段となり、わくわくするから
体育・音楽:自由に好きなように歌って暴れて・・・ができるから(笑)
【嫌いな科目】
国語:苦手だから
世界史:偉人の名前はカタカナばっかで覚えにくいし、世界のあちこちで一度にたくさんのイベントが起こるし、国の形も変わってごちゃごちゃ・・・難しい!!!
いやー、学生時代を思い出すと懐かしい気持ちになりますね(笑)
テスト前、好きな科目の勉強は捗るのに苦手枠の科目は進まなくて、問題を解くけどその答えを覚えるだけで知識を得られているわけではない・・・そんな状況でした。
楽しいと思える学習には○○の要素が含まれている!?
先ほどは「好きな科目・嫌いな科目」を例に考えてみましたが、楽しいと思える学習には下記の要素が含まれています。
・「できる」感覚と成功体験が得られる
・学びが実体験に還元しやすい、生きていく上での知識となっていることが実感できる
・自由な表現を許される場は楽しい
これらの要素を含む体験は、その事に関心を持たせて、行動をうみ、「継続」することのきっかけになりますね。結果、特技(得意分野)と言えるまで自分の能力を高められるのでしょうか。
そもそも、「学び」は楽しいこと
学びて時に之を習ふ、亦悦ばしからずや。
(まなびてときにこれをならふ、またよろこばしからずや。)
⇒意味)学び続けて、いつでも活用できるように何度もおさらいをする。それは人生の大きな悦びではないか。
論語の冒頭に書かれた孔子の教えです。
人生は学ぶことの繰り返し。その学びで得た知識や能力が生活で活かされたとき、人は「楽しさ」を感じるものです。
新しい環境に身を投じたとき、そこは分からないことだらけで、焦りや不安がたくさんあります。でも、その課題をひとつひとつ解決していくことで、つまり、知識を得て実践し活かすことができると、人生はより楽しく充実し花が咲いていくのではないかと思います。
日本は勉強する楽しさを忘れた国!?
総務省が行った社会生活基本調査のデータ(平成28年度)によると、10歳以上の日本人の学習時間は、1日あたり平均でたったの6分ということがわかっています。
6分って・・・
1時間勉強する人が10人のうち1人しかいないってことですね・・・
しかも、この統計は対象が「10歳以上」ですから、社会人のみで算出するともう少し少なくなるかもしれませんね😱
好きなことを学べばいい
映画が好きだから1日1本映画を観る。それにコメントを残すと“映画コメンテーター”。
好きなゲームを極めると“プロゲーマー”。
好きなことをとことん極めると、趣味や特技が「仕事」になり得る時代です。
自分が好きなことであれば趣味の時間が学習時間に変わりますし、「あれもできるようになりたい!」「こうしたい、ああしたい!」という想いがどんどん実現されていくのかな?
そして、この経験を繰り返すうちに、今までの自分にはなかった選択肢が複数にも増えて、自分の未来にもわくわくが増えていくと思います。
学習は目や手がふさがっても、耳からできる!
勉強はしたいけど家事と仕事で時間がない。
そういう方も多いのではないでしょうか。
社会人になると自分の時間を確保するのも難しく、なかなか勉強をする時間を設けにくいですよね。
でも「学習」の手段はたくさんあって、ただ机に向かうことだけではないんですよ!
どんなに忙しくても耳は暇していることが多い
(イケハヤさんの言葉です)
今ではYouTubeやvoicy、NHKworldnewsなど、耳から得られる学習手段もありますので、一度学習方法を見直してみるのもアリかもしれないです!
1日知識を1プラス!
それだけで自分の人生をより豊かにできるかも!!?
ではまた!
よろしければサポートしていただけると嬉しいです😆皆様にどんどん還元していけるよう、大切に使わせていただきます!