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20060528 亀の水槽(2)

 亀の水槽$${^{*1}}$$の水替えをした。水を替えただけではなく、一緒に敷き詰めてある砂利なども洗った。前回水を入れ替えたのはいつだったか。冬眠$${^{*2}}$$前であることは間違いない。まだ暑さが残る十月頃だったか。

 水槽内の水は底面濾過によって見た目は浄化されている。底面濾過$${^{*3}}$$とは、水槽の底に敷き詰めた砂利を通して水を汲み上げて循環させる濾過方法である。水が砂利を通過する時に濾過される。

 最近は亀たちの食欲が旺盛になってきたので、大量に糞を出していると思われる。これが砂利の中に棲んでいるバクテリアで処理しきれず砂利が目詰まりを起こしたためか、循環する水の量がかなり減ってきた。水槽の底から水を汲み上げる$${^{*4}}$$揚水ポンプから出てくる水が極端に減っていたのである。

 このまま放置すると水質が悪化して亀が脱水症状を起こす。水の中に棲んでいても水質が悪化すると飲み水として水槽の水を摂取しなくなるので脱水状態に陥るらしい。脱水状態が続くとどうなるか。腎不全を起こして、首や足の付け根に浮腫(むくみ)ができるらしい。

 クサガメの一匹に浮腫らしき物が見られた。後ろ足が甲羅に引っ込むとぶよぶよとした皮膚がはみ出る。単に太っているだけのような気もする。「カメの家庭医学$${^{*5}}$$」という本を見てみると腎不全による浮腫とは違うような感じがするので、おそらく違うだろう。

 水を半年以上も替えないと言っても、水槽は屋外にあるので雨が降れば水が結構入れ替わっていると思われる。今後も水換えと水槽の掃除の頻度は半年に一度ぐらいで済ませようと考えている。

*1 20040829 完璧な水槽
*2 20051123 亀の冬支度(4)
*3 熱帯魚用語辞典 176語収録 - [熱帯魚]All About
*4 底面式フィルター
*5 カメの家庭医学 カメディカ改訂版

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