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20010324 JAF

 だんだん暖かくなってきたので、自動車$${^{*1}}$$で少し行った所にある$${^{*2}}$$に、もうそろそろ冬眠から覚めているかもしれない野生の亀を見に行った。池の横に自動車を止めて双眼鏡で亀が甲羅干しをしている様子を眺めていた。
 この日は池の岸付近の水面から斜めに出ている枯れ木の幹に3匹の大きな亀がいた。2匹は日本で野生化したミドリガメ$${^{*3}}$$即ちミシシッピーアカミミガメ$${^{*4}}$$。あとの1匹は日本固有種のニホンイシガメ$${^{*5}}$$であった。

 甲羅干しをしている亀を眺めていても殆ど動かないので、すぐ飽きた。さて帰ろうと思って、エンジンを始動させ、自動車を走らせた。数メートル動いたところでいつもと違うエンジン音だな、と思いブレーキを踏んだところ、その瞬間にエンジンが停止した。

 それ以降、いくら自動車の鍵をひねってもスターター$${^{*6}}$$が回るだけでエンジンが全くかからない。道で立ち往生してしまったので、自動車を押してそばの空き地に退避させた。幸い、妻が同乗していたので、彼女にハンドルを操作してもらった。オートマチック車はスターターで自動車を動かすことが出来ないので、こんな時は不便である。

 JAF$${^{*7}}$$を呼んで自動車を付き合いのある近くの自動車ディーラーまで運んでもらった$${^{*8}}$$。JAF会員なので作業の費用は全く発生しなかった。今回でJAFに世話になるのは2回目になった。
 前回は夜の9時頃に道路を走行中、前後左側のタイヤ2本が同時にパンクしてしまった時であった。応急予備タイヤが1本とパンクタイヤ1本分の応急修理剤$${^{*9}}$$とを常備していたので、2本まではJAFを呼ばなくても自分で対処できる筈であった。しかしタイヤが2本とも裂けてパンクしていたのでパンク応急修理剤では全く対処できない状態であった。修理剤は釘が刺さる程度のパンクしか対応できない。従って応急予備タイヤが1本しかないのと同じ状態となり、結局走行できなくなった。
 JAFを呼んでタイヤ交換が可能なガソリンスタンドまでトラックで自動車を運んで貰った。この時も作業費用は発生しなかった。

 今回の故障の原因は、エンジンのそれぞれのシリンダーに装着されている点火プラグにエンジンの回転に同期させて高電圧を分配するディストリビュータ$${^{*10}}$$の故障であった。ディストリビュータのどこが故障したのかは不明だが、修理工場でディストリビュータを交換したところエンジンがかかったということであった。修理代は税込みで53,266円。
 使用年数9年、走行距離158,800km。初めてのエンジントラブルであった。

*1 corona.jpg
*2 〒470-1101 愛知県豊明市沓掛町金山
*3 20000415 亀再び
*4 アカミミガメ
*5 イシガメ
*6 大解剖! スターターモーターの仕組み (1/3)
*7 個人の方 | JAF
*8 jaf.jpg
*9 タイヤウェルド | 補修はホルツ|武蔵ホルト株式会社
*10 点火装置

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