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20060425 GR1v(6)

 結局、GR1vを修理に出した$${^{*1}}$$。そして今日、出来上がった。修理に出したのが四月十日だったので大体二週間で修理が完了した。

 GR1v$${^{*2}}$$とはフィルム式のカメラのことである。修理に出す前に製造者であるリコーに問い合わせた$${^{*3}}$$。問い合わせてから九時間後に返事が来た。サービスセンターに宅配便で送れば、修理代金見積もりの連絡後に修理して代金引換で返送$${^{*4}}$$してくれるらしい。早速、件のカメラを送った。

 修理代金は7245円になった。一、二万円を覚悟していたので、何か得した気分になった。修理伝票には故障部位の部品を取り替えたと書いてあった。カメラ内部もついでに清掃してもらったので、ファインダ$${^{*5}}$$内の埃もなくなり新品さながらになって戻ってきた。

 修理保証期間は六ヶ月となっていた。同じ症状が出れば無償で修理して貰える。部品を換えたのでおそらく問題は解決しただろう。所有している七年ほど前に買ったもう一台のリコーのカメラGR1s$${^{*6}}$$はこれまで二回修理$${^{*7}}$$に出した。GR1vは購入してから三年で修理に出すことになった。これらは壊れやすいカメラと言うのだろうか。「ビッグミニF$${^{*8}}$$」というカメラも持っている。これはGR1sよりも以前に購入したが、今まで故障は一度もない。これは使用頻度がGR1s、GR1vに比べて格段に低いからだろう。

 修理伝票を眺めていたら面白い表現があった。注意事項のところに故障に起因する付随的損害は補償できないという旨の決まり文句が書いてある。付随する損害とは何かという説明で「撮影による得べかりし利益の損失等」とあった。「得(う)べかりし」というのが何とも言えない表現である。「得るはずであった」ではいけないのだろうか。法律用語$${^{*9}}$$だから仕方がないのか。

*1 20060329 GR1v(5)
*2 製品情報 / 35mmカメラ | Ricoh Japan
*3 銀塩カメラのお問い合わせ窓口 | Ricoh Japan
*4 宅急便コレクト
*5 明るく見やすいブライトフレームファインダー
*6 Ricoh Camera Website
*7 20030327 GR1v(2)
*8 20030414 ビッグミニ
*9 いっしつりえき 5 【逸失利益】 - goo 辞書

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