文章を書くという習慣は本当に大切

文章を書き始めてまだ半年ほどですが、文章を書く習慣を身につけて本当によかったなと思っています。もっと早く始めていればよかった…

文章を書く習慣を始めてから自分自身の変化や気づきについて書いていきます。

インプットしただけではすぐにアウトプット出来ない

今までインプットはそれなりにやってきたのですが、アウトプットは全くやっていなかった。

「インプットちゃんとやっているからアウトプットもその気になればすぐにできるだろう」

アウトプットを舐めていた。

いざ文章を書こうと思っても書けない。400字ぐらいまではスラスラ書けるのですが、そこから書いては消しての繰り返し。1000字ぐらいの下書きもたくさんある。

書きたいことは頭の中に何となくあるのだが、それを言葉に直して文章に起こすのがとても難しい。インプットしただけでは不十分で、そこから自分の頭でしっかり考えて、考えたことを言語するというプロセスが自分にはすっぽりと抜けていた。

インプットとアウトプットの間にはそれなりの乖離があって、そこを自分の思考で言葉にして埋めなければならない。

言語神経を鍛える

インプットとアウトプットを繋ぐ言語神経なるものが存在していると私は思う。つまり、私は文章を書くという習慣を通じて、この言語神経を鍛えているのだ。

言語神経は一種の運動神経のようなものだと思う。

私たちは四肢の細かい動きを反復練習を通じて習得していく。反復練習は運動神経を刺激し、その神経を強固にしていく。結果、最初は全く思い通りの動きができなかった四肢も、反復練習をすることで動きをマスターすることができるのだ。

言語神経も運動神経と同じように何度も思考して言語化する反復練習をすることでインプットとアウトプットが繋がっていく。

アウトプットをするためには思考の言語化が欠かせないのだ。思考の言語化により言語神経を鍛えていく。

さらにレベルをあげていくと、言葉にするだけでは文章にならない。ある程度の知識と語彙力があれば、言葉にするのはそれほど難しくないのだが、言語した複数のことを繋げて1つの文章にしていくのは難しい。

ここに関しては今も苦戦している。なかなか文章が書けないのも言葉と言葉を繋いでまとまったサイズの文章にする力がまだ私は弱いのだろう。

この能力を鍛えるのにブログは最適なツールである。言語神経を鍛え、アウトプットできる状態まで言語化し文章にしていく。ブログの執筆はこれらの能力をフルに使う。毎日更新できている人は本当にすごいと思う。


思考の言語化により説明するのが上手くなった

何か自分の頭の中でまとまっていないことがあったら、とにかくまず文章に起こすという行動を取るようになった。それはブログに限らず仕事でも家庭でも。

自分がきっちりアウトプットできる状態になるまで言語化することにとにかくこだわった。

その結果、以前よりも明らかに人に説明するのが上手になった。上手になったというかマシになったレベルかもしれない。それくらい以前の自分は説明が下手だったと思う。

結局、私たちは言葉を使って人とコミュニケーションをするわけで、自分の考えていることを言葉にするというプロセスを避けて通ることはできない。

以前よりは自分の考えていることをそのままにせず、言葉に変換することを意識していたため、話をしている時も自然と言葉がスラスラと出てくるようになった。自分の言いたいことをクリアに言語化することが非常に重要なのだ。

もしかしたらコミュニケーション力も言語神経の強さが影響しているのかもしれない。私たちはコミュニケーション力というと本人の性格的な問題だと捉えがちだが、実は自分の頭の中で上手く言語化できていないだけで、言語神経を鍛えれば解決する問題かもしれない。少し楽観的過ぎるが…

自分のよく知っていることならその分野の言語神経が発達しているのでスラスラ言葉が出てくる。逆に自分の知らない分野あるいは知っているけれど言語化していないことは言葉が思うように出てこないだろう。


インプットの質が向上した

ブログを書き始める前も自分的にはインプットはちゃんとやっているという自負があった。ところが、アウトプットを始めてみると、自分の今までのインプットは非常にレベルが低く不十分なものであると分かった。

かつてのインプットは右から左に抜けていってしまって、ほとんど頭に残っていなかった。インプットはアウトプットのためにやっているのにインプットをやっている自分に酔っているだけだったのかもしれない。

どう変わったかというと、インプットの段階から可能な限りアウトプットできる(アウトプットしやすい)形に成形するようになった。インプットしたことに関して自分のコメントを簡単に書いたりメモするだけですが、こんな些細なことでも大分マシになる。自分のコメントやメモを見返してみて、新たな気づきがあれば、それらを繋いで文章にする。インプットが以前よりも活きるようになった。

***

文章を書く習慣をつけてからの自分の変化について書いてみました。

まだまだですが、これからも継続して言語神経を鍛えていきたいと思います。

2021年最大の学びは「文章を書くという習慣は本当に大切」でした。


じゃあ、またいつか会いましょう!



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