書きはじめて21日でWebライターに!未経験から稼げる「書く副業」のはじめ方
元美容師から未経験でライターをはじめ、クラウドソーシング企業から表彰された藤原将さんの本「未経験から稼げる『書く副業』のはじめ方」を読みました。読んだというか、やりました。
女性向けキャリアスクール「SHELikes」でWebライターになるためのスキルを学んだ私。知識は身についたものの、いざ仕事を探す段階になると躊躇ってしまい……。そんなときに見つけたのがこの本でした。
子どもの頃に使った漢字ドリルのように1日1ワークずつ進める形が気になり、勢いで購入。ワークをはじめて3週間もたたずにクラウドソーシングで本採用をもらい、Webライターデビューを果たすことができました。
この本を読めば、Webライターとして手堅く収入を得る方法を網羅的に学べます。
・Webライターをはじめたい
・Webライターを目指して失敗した
という人におすすめの本です。
本当に読んでよかったと思える本でしたので、紹介します。
Webライターに必要な「書き方」以外の知識
私がWebライターの仕事をなかなかはじめられなかった大きな理由が、「実績がない」こと。
Webライターの募集要項では、ポートフォリオ(これまでの記事をまとめた作品集)の提出を求められます。でも、実績ゼロのライターには提出できるものがない。そもそもプロフィールに何をどう書いたらいいかがわからない、という状態でした。
この『書く副業』では、そんな悩みを解決する「実績ゼロWebライターのプロフィール案」と題したプロフィール文例が載っています。元美容師という著者自身の経歴に基づき、クラウドソーシングで案件獲得するためのプロフィール文は、それをそのまま参考にして自分自身のプロフィールに書き換えることができます。
希望と異なる業種や職種でも、自分の経歴や持っているスキルをどう魅力的に見せられるかのノウハウは、ライター業に限らずさまざまな場面で応用することができました。
「学ぶ」の基本は「まねる」ことから
Webライターを目指す人の中には、いきなり自分の文章を書くことにハードルを感じる方もいるのではないかと思います。私自身がその典型で、ブログメディアの「note」にアカウント登録した後、1記事目を書けずに数ヶ月放置していました。
そんな人はまず、人の文章を「まねる」ことから書く練習をはじめるのがおすすめ!
『書く副業』の最初のワークは、1日目の章の全文を書き写すこと。一言一句まるごと模写しながら、読みやすい文章の書き方のインプットと実践を同時に行うことで、内容を効率的に頭に刷り込めます。
この模写を続けると、書く力が高まっていきます。Webライターの大半が利用するソフト「Googleドキュメント」を使う練習にもなりますし、いいことずくめの練習法です。
『書く副業』では、Webライターがどのような工程で記事を書いているのかがわかる別添資料がついてきます。上位記事の傾向のリサーチ方法や想定読者の捉え方、どんな行動に導く記事にするかの「読後感」の作り方など、記事制作の具体的にイメージでき、私にとっては1冊で2冊分の価値がありました。
小さな積み重ねが、大きな一歩につながる
『書く副業』の2週目のワークでは、ネット記事の基本構造を学びながら実際に記事を書いていきます。筆者もこのワークで、長らく放置していた「note」に記事を書けるようになりました。
当時書いていた記事が、こちらです。
タイトルとアイキャッチ画像の後にリード文を入れ、見出しをつけて各章の本文を書いていく。この基本構造の反復が、学んだ内容の定着につながりました。
「note」をはじめてみると、自分の文章が誰かに読まれる快感に気づく瞬間があります。私は、悩んで悩んで書きあげた文章に「いいね!」を押されると、自分自身も褒められた気分になって、めちゃくちゃ自己肯定感が高まります。
noteをはじめた当初は「ライターを目指しているのに記事を読まれるのが恥ずかしい」という矛盾した気持ちから、下書きした記事を公開できずにいましたが、今は記事の反応をいただけることが書く楽しみのひとつです。
また、noteで書いた文章はクラウドソーシングでの提案で使える武器になります。私は、本書のワークに取り組むにあたり、採用されたいWebメディアの読者層や切り口を真似して記事を書き、クラウドソーシングでの提案に結果につながりました。
実績ゼロライターが仕事を獲得するには、自ら企画から構成、執筆までをおこなったブログ記事の制作が効果的です。
書きはじめて21日。Webライターになれました
「未経験から稼げる『書く副業』のはじめ方」を通して、最短ルートでWebライターとしての実績を作る方法を知りました。
そして、21のワークで作成したnote記事をもとに、実績ゼロでもクラウドソーシングに提案するプロフィールや提案文を書けるようになり、本を読んで21日もたたずにWebライターデビューを果たしました。
Webライターになるためには、書くスキルを高める以外の知識やノウハウも必要です。そして、模写でもなんでもたくさんの文章を書き続けることが、文章力の向上につながります。
これからも基本に立ち返るために、定期的に『書く副業』を読み返したいと思います。
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