私の予知夢。日本の経済史を変えたい。
私は、予知夢を見たことがある。
当然信じてくれないだろう。
そりゃそうだ。
でも、冗談半分で聞いて欲しい。
私は、コロナが流行するよりもずっと前のある日、夢を見た。
場所は、都会だろうか。大きなビルが立ち並んでいるが、街は暗い。
ビルの巨大テレビジョンには、「環境債」のお求めはこちらまでと名前の知らない外資系の証券会社が広告を流していた。
夢を見た当時の世界では、金融業界でもあまり環境への意識が高くなかったため、先進的に感じた。
それにしても、街が暗い。そして、大都市の割には私以外人がほとんどいない。
これが未来の日本というのか。
少し街を散歩した。
すると、デパートのような店を見つけた。
中に入ってみると、展示会が開かれていた。
題目は、「トヨタはなぜ日本にとどまったのか」だ。
図を見れば、トヨタの工場が日本全国にある。
工場が四国にも、東北にも…なぜなのか。
トヨタは、世界の下請け企業に成り下がってしまったのだろうか。
デパートの奥には、おもちゃ屋さんや金魚などを取り扱うペットショップ、そして雑貨屋さんがあった。
雑貨屋さんに入ってみると、棚には物が殆ど置いてなく、あるものは乱雑に並べられていた。
なぜ、物が置いてないのだろうか。そして、店員も見当たらない。
この雑貨屋さんは、コンビニのようなものなのに。
雑貨屋さんの奥には、フードコートがあった。
どうやら多くの人で賑わっており、先ほどの街の様子とは正反対の違った印象を受けた。
ここで夢は終わった。
少なくとも、
①日本?は電力不足で街はもの凄く暗くなっていること。
②トヨタは未来でも存在しているが、現在のようなトヨタとは違う企業形態になっている可能性があるという事。
③何らかの原因で物資を国内で生産できていないのか、はたまた海外から輸入できなくなったのか。
④人口減少は深刻で、大都市でも人が消えた。
などのことが推測できる。
今の日本を見てみれば、トヨタはEV競争で負けているし、日本の人口減少も深刻だ。
この予知夢が現実になる可能性も強ち否定できない。
では、今の筆者に何ができるのか。この暗い未来を避けるために。
でも何も思い浮かばない。
この現実世界で、日本の大手企業に新規事業を提案して、暗い未来を回避しようとしても、上手くいかなかった。
避けられないのか、この運命は。
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