冬休みに映画を観た
昨晩、ふと23時過ぎになんとなくNetflixを開いてしまった。
このタイミングから映画観るわけにもいかないよなぁ。
そんな言葉が頭をよぎる。そう思いながら「ブレードランナー」の続編である「ブレードランナー2049」をよく考えずにクリックしてしまった。
ちょっとだけ観てみようかな。
魔が差したのである。ブレードランナーを観たときはまだ日本にいたので、かれこれ20年以上も前になるのだがとにかくリドリー・スコットの世界観に衝撃を受けたのを覚えている。
この映画に影響されたからか、本を読むのが先だったのかは記憶に定かではないが、一時期SFを好んで読んでいた時期がある。ウィリアム・ギブソンの『ニューロマンサー』だったり、フィリップ・K・ディックの『高い城の男』だったり。今でも本棚に何冊か並んでいる。
ブレードランナー」もフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が映画化されたものだ。
普段なら必ず原作を読んでから映画を観るのだが、ブレードランナーについては映画を先に観ただけで、原作をまだ読んでいないような気がする。ずいぶんと前のことなので記憶が曖昧だ。
映画を見出すと、よっぽど退屈でないかぎり、途中でやめて寝るようなことはしない。最近はあまり出会うことのなくなった面白い本もそうだが、キリのいいところまで見たり読んだりすることがほとんどだ。
そういうわけで、「ブレードランナー2049」が2時間40分くらいの長編であることを知ったときは愕然としたがもう手遅れ。おかげで今朝はまた遅いスタートとなってしまった。でも、すっとこことは違うどこかに連れて行ってもらえる映画ってやはりいい。
例年なら冬休みの時期はベルリン国際映画祭が始まるタイミング。今年はロックダウンで映画祭のような大規模なイベントはもちろん延期なのだが、せめて家で観たかった映画を観ることにしよう。
観ておきたい映画リスト
・透明人間
・Tenet
・Angst essen Seele auf(ずいぶん前に購入したFassbinderの作品集)
・タルコフスキーの作品どれか
・アカルイミライ(これもまだ観ていないDVD)
などなど
DVD作品がまた後回しになってしまいそうな気がしている。映画や音楽の鑑賞方法もここ何年かでずいぶんと変わったものだ。
それはそうと、今日はまだ木曜日だと思っていたらすでに金曜日だった。
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