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人生の軸って意図的に引き出せるんじゃない??

タイトルを言い換えれば「畏敬の念」を
意図的に引き出せるのではないだろうか。ということ。

私は以前、畏敬の念を日常に感じやすい人がいるという投稿をしました。
リンクはこちらです。最下段にも貼ります。


この投稿では「畏敬の念」を感じやすい人の特徴を、
いくつかご紹介しました。
そのときにはこんな人かぁと納得できたのですが、
実際そうなろうとしても人物像がパッと出てこない。
(わたしはマネから入るタイプです。)

そういえば、聞いたその瞬間は納得した気になるけれど、
実際にやってみると疑問が出ること、ありますよね。
上司や教授から指示してもらって、
よしやるぞって取り組んだらすぐ行き詰る。

聞かなきゃと思っても
自分で考えてないって思われたらな、、今忙しいかな、、
てかそもそも聞ける雰囲気じゃない
いろいろ考えて作業が進まないみたいな。生きづらぁ。。それなぁ。


えっと、本題は、
畏敬を感じやすい人の答えをある本で見つけました。
答えは「子供、それも幼稚園生以下の」でした。

読んだ本はThe Sence of Wonder
(実際に私が読んだのは上遠さんが訳したセンス・オブ・ワンダーですが)


The Sence of Wonder

著者はレイチェル・カーソンさん。
彼女は「沈黙の春」(和名)という本を執筆し、
環境保護運動を促すきっかけとなった人物。
偉大で有名な方だと思います。

この「沈黙の春」の執筆中に乳癌を患い、
「沈黙の春」を出版してから1年半後にこの世を去りました。
その1年半の間にしていたことのひとつ。
The Sence of Wonderの執筆です。

つまりこの本は、彼女が闘病しながらでも書きたかった遺書。
遺したかった言葉である。
しかしそれは未完。
けれども本は発売され、映画にもなっています。
それほどに意義のある本で、
バイブルとしている人が多い模様。
約60ページの本で彼女ももっと膨らませたかったと嘆いていたそう。


印象に残った言葉

・センスオブワンダーとは「神秘さや不思議さに目を見張る感性」のこと。
・大人になるとつまらない人工的なものに夢中になる。
・知ることは感じることの半分も重要ではない
・それに知っている気になっているだけ。
・感じることを取り戻すには、子供と一緒に自然の中に行く。
・子供は五感で楽しむことができるが、大人は五感の使い方を忘れている。
・自然を初めて見るもので二度と見られないかのように観察する。

※この本は4歳のこどもと散歩した経験談がメインに作られています。

箇条書きだと、うーん大事そうなことはわかるけど程度になっちゃうな。。
本では子供の感じる自然の情景が詳細に書かれていて
あーそんな時期もあったっけかぁという気持ちに。。

考えたこと

たしかに人工物にもよいものがいっぱいあると思う。
現にわたしにも物欲はある。
でも本当に自分がいいと思っているのだろうか。
他人軸の同調的な、良い、悪い、価値のあるなしなど
無意識のうちに正解や常識に縛られて、
自分の感じ方だけで行動することができているのだろうか。

話題になった「匿名宝飾店」の企画はとてもおもしろかった。
ブランド名は隠し、宝石と商品を自分で吟味する。
自分だったらすぐ「○○ 口コミ」などと検索してしまわないだろうか。

こどもはちがう。
幼稚園生以下の子供は、特に何にでも興味を示す。
この時期は「なぜなぜ期」と呼ばれることもあるほど、
なんでも聞いてくるらしい。
困ったことに大人と同じ空間で過ごしているのに、
その大人にも答えられないことをだ。

それは大人が知っている気になっているだけにもかかわらず、
素通りしているものを
子供はしっかりと捉えることができるから。
最大限に五感をフル活用して。

盲目だった人が手術で見えるようになった人のエピソードを
聞いたことがある。
ノンフィクションかはわからないが、光りが入ってきた瞬間。
なにこれ。と。すべてが平面でモノの境目がわからない。
目が見えて育ってきたら、奥行きをほぼ完ぺきに把握できるだろう。
しかしそれは脳が勝手に切り取っている

ただしわたしの過去の投稿でもまとめているようだが、
子供には知識や経験がないため、
畏敬の念は抱かれないのではと推測できる。

だから畏敬を感じやすい人の答えは

幼稚園生以下の感性を維持しつつも、大人の知恵を持ち合わせている人物。
全力で遊び全力で働く人がいるが、そういう人ではないだろうか。

そんな人たちは畏敬の念による一要素、
凄みや感嘆することを日常でできるかもしれない。

そこで出てくる単語が超越性。

超越性

我を忘れるような体験、感動や驚きのポイント、心が動かされたときなど、
自分を超えた外に意識が行く感覚。

人によっては葉の葉脈の流れや、木の幹のうねり、
缶のプルタブを発明した人の頭脳に超越性を体験するそう。
なにかを見て知った気になるだけでなく、
なにかを自分で感じて、それがどうなっているのか、同じことができるか、
実際にやろうとする気持ちを持てば日常的に体験できる。

ちょっとやってみた。
お風呂の中で、私のなにもしてない一日。
なにかあるかなと一日を思い返す。
起床。目覚まし時計作ったのすごいな、
てか布団ってあったかくしてくれて幸せにしてくれるのやば、
歯ブラシすきなんだよなぁ、ブラシの毛先細くて段あるやつ考えた人最高、とかなんやら考えて、行きついたのは、

スポンジ。
そう食器洗う時のあの子です。

スポンジってすごくないですか??
就活生のご用達ワードにもなるくらいだし!笑笑
抗菌/消臭/速乾性/泡立ち/キメ細やかさ/汎用性/環境配慮などなど
工夫詰め詰めです。

ちょっと強引かな?でもスポンジのすごさに気づいて!

ではまた!
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