退職寸前からの大逆転!マネジメントを楽しむ心が育つ研修とは?!
先日、2年程継続して月1回のペースで
管理者研修をやってきた病院の最終回がありました。
まとめのワークとして皆さんに研修前と今の変化を
語って頂くプレゼンテーションをしたのですが
非常に心に残るお話をしていただいた方がいらしたので
ここで共有したいと思います。
その方はちょうどその研修が始まる数か月前に
主任に任命されたということで、
研修開始前はなぜ自分が管理者に任命されたのかもよくわからず
管理者とはどういう仕事をする人なのかもよくわからず
何を目指せばよいかもよくわからないということで
頑張ろうという気持ちとは裏腹にモチベーションが
どんどん下がっていき、辞めることを考えるところまでに
なっていたとのことでした。
そんな低いモチベーションの中でこの研修に参加したものの、
「リーダーは完璧である必要がない」
「マネジメントはセンスではなく技術」
「マイナスな感情を抱いても構わない。
抑圧せず対策を立て続ければよい。」
ということを最初に学んでから、
霧が晴れたように気持ちが前向きになった
ということをお話してくださいました。
それだけでも大変心打たれるお話ですが、驚くべきはここからです。
「この研修を通じて大きく認識が変わったところを
1つあげるとしたら今まではマネジメントは
人を管理(支配)するスキルだと思っていたけれど、
そうではなく、詰まるところマネジメントとは、
自分自身と向き合い続けることなのだと思うようになりました。
まず自分自身と向き合うことで
他人との関わりも大きく変わることを感じたからです。
かっこよくない自分、ださくて弱い自分と向き合うのは
抵抗があったけれど研修の宿題だから…を言い訳に(笑)、
取り組んだ結果、少しずつ自分を解放でき、自信がついたと思います。
これからは、そんなきっかけを
部下に与えられるリーダーになりたいと思います。」
聞いている方々も皆、拍手喝さいのプレゼンテーションでしたが、
2年間、本当に真摯に向き合っていらしたんだなという軌跡を思うと
私も本当に胸が熱くなる思いでした。
実際、その方は部下からも「~~さんなんか変わりましたよね」
と言われたり、上司の方からは
「別人のように変わった。しっかり自分の意見を言うようになった。
一番の成長株ですよ」と変化を認められていました。
研修というのはその方の人生においては
本当に些細なきっかけに過ぎないと思いますが、
そのきっかけを「一生モノの学び」
に変えたのは他でもない、この方自身です。
単なる知識の伝達ではなく、解釈の変容こそが受講者の人生を変える
ということをまざまざと見せつけられた気分です(笑)
(実際、マネジメントとはヒト、モノ、カネの経営資源を…
などということだけをやっていたら、こういう結果にはなりませんからね。
実は認知行動療法や心理学に基づく細かい仕掛けが
たくさんあるのです(^^)!)
私たちの使命は、受講者の方々の可能性や気づく力を信じて、
良質な「きっかけ」を与え続けることであり、
「一生モノの学び」にしていただけるよう支援し続けることなのだと
改めて思わせていただきました!
他の受講者の方も本当に素晴らしいプレゼンテーションでした!
次回お会いするときには、どんな進化を遂げているかとても楽しみです。
人事コンサルタント
金森秀晃
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