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「品格」は意外なところに現れる

先日、仕事ではなくクリニックに行ったときのこと…

見た目で判断してはいけないのですが
お一人「ギャル風味」の看護師さんがいらして、
「おぉ…なんか大丈夫かな」と少し緊張したのですが(笑)、
意外にも!?非常に丁寧で不思議な安心感のある応対で感動しました。

特別言葉遣いが丁寧であるとか、
CAさんのように所作のすべてが美しいとかそういうことでもないのですが、
なんだかソフトで丁寧で優しい印象を受けたわけです。
(でもこれ、医療業界ではすごく大事ですよね。)

Photo by Johny Georgiadis on Unsplash

とても印象がよかったので
思い切ってその理由をご本人に尋ねてみました。

その好印象の正体はズバリ…

物の置き方!!

ご本人はこんなふうにおっしゃっていました。

「そこまで意識しているというものもないのですが、
”物の置き方”は少し気を付けているかもしれません。
ガチャガチャ音が聞こえるのってなんかちょっと怖いかなと。
私達って検査や処置をするとき、
結構物を取ったり置いたりすることが多いんですよね。
患者さんに直接触れたりするのはみんな気を付けると思うんですが、
処置の後に物を捨てたり置いたりするのは
すごく雑な人が多いなと思うんです。
もちろん命かかってるとそれどころじゃない時もあると思うんですけど、
ここはそういうところでもないので、気を付けるようにしてるかもです。」

と話してくださいました。

言われてみると、物を渡す時や触れる時に気をつける人は多いですが、
物を置く時に気を配っている人というのは
案外少ないのかもしれないですよね。

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

あまり人が注目しなそうなところではありますが、
ここまで印象が変わるのかと私自身少しびっくりしました。

そういう意味では普段意識しないところや目立たないところ、
ひいては誰も見ていないところの習慣を変えるだけで
案外大きな変化がもたらされるのかもしれませんね!

人事コンサルタント
金森秀晃

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