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#4 カラオケがついてないガールズバーには、なにか裏がある

#4  カラオケがついてないガールズバーには、なにか裏がある

上手な下ネタの話し方、を披露する前に、ガールズバーの楽しみ方を考えることに、進路変更をすることにした。

本日は、「構成要素2、カラオケ」について。

カラオケがないガールズバーは、なにかやましい裏側を抱えている。
と、個人的には思っている。

ガールズバーを大きなくくりとすると、その中にはいろいろな種類がある。
私服勤務、スーツスタイル、彼シャツ(だぼだぼのYシャツ)、バニーガール、等々。
大きく分ければ、私服もしくはそれに準じるスタイル OR コスプレ である。

私は、強く、私服スタイルを推したい人種だ。

嫌いじゃない。
バニーも、ナースも、水着デーとかも、決して嫌いじゃない。というか、そういうの大好きだ。

だが、これには罠がある。

男性の本能を強く刺激してくるため、話題がどうしても限られていってしまう。
そこに酔いが加わってくると、純粋な思考は失われる。そういうとき、トイレの鏡に反射した自分は、なんとも言えない、弛緩したぬるい表情になっていて、大変気持ち悪い。

コスプレ系ガールズバーは、欲求を煽ることにより、料金を最大化しようとしてくる。
そのためだろうか、カラオケがついていない。
逆説的に考えると、カラオケがついてないガールズバーは、楽しい時間の提供ではなく、ムラムラとした時間の提供に主眼が置かれている。

自然、カラオケなしのガールズバーは、女の子も結構アグレッシブで、飲み物のおねだりが積極的。あけすけな下ネタが飛び交う場合が多いので、こちらの財布もゆるくなりまくり、危険。

店側の術中にはまることなかれ。

なので、楽しく遊びたいのであれば、断然、私服寄りかつ、カラオケ付き(かつ歌い放題)のガールズバーをおすすめしたい。

※コスプレ系ガールズバーにも当然魅力はあるので、それはいつか機会があれば。

歌うのが得意な人、好きな人もいあれば、不得意な人や嫌いな人もいるだろう。

しかし、強制はしないが、ぜひ歌ってみてほしいのである。

限られた空間に流れる「音」を独占できること、自分以外にお客や女性店員もいながら、注目を集められること、これはガールズバーでのカラオケでないと、得られない経験だ。

そして、これまた私見だが、カラオケが盛り上がるガールズバーに、ハズレ無し。
男性が十数名でカラオケを思い思いに入れていく場合、女性側の気配りは、実は細心である。
2〜3台程度しかないデンモクを効率よく配置&転換させ、
スピーカーの設定、エコー、マイクボリュームを都度変更し、歌っている周辺だけに良い音が出るようにしている場合もある。
マイクは、昨今は除菌をしながら、店の端から端をリレーしていく。どの卓が入れた曲なのか、瞬時に記憶し、女性たちはアイコンタクトをしながら、歌いだしに間に合うように、マイクが手元に到着する。
その間も、ドリンクのサーブもしくはおねだりを止めることはない。

基本ゆるい空気が流れるガールズバーだが、カラオケが連続して入ると、上記のようなフローを客の邪魔にならないよう、回しだす。
さながら、シティホテルの朝食バイキングでの、ホテル従業員のような、見事なチームワークだ。

女子側が発する連携と、カラオケのノリが加わると、フロアに一体感が生まれる。この瞬間、これがガールズバーで味わう緩急の醍醐味である。

高校時代の盛り上がった体育祭の打ち上げみたいな気分になれる。
これを可能にするガールズバーはポテンシャル高いし、良い店だと言える。
ちなみに、体育祭の打ち上げには、私は呼ばれてなかったので、、、あくまで擬似体験だが。

とは言っても、何を歌えばいいか、わかんないよぉ・・・
という方もいらっしゃるだろう。

別に、上手くても下手でも、知ってる曲でも知らない曲でも、あなたの歌で、店の空気が変わることは確実。
カラオケが苦手なら、その空気を味わうためと目的を絞って、ぜひ歌うことをおすすめしたい。

歌わずとも、おれ、結構若い曲も知ってるぜ?と示したい、隣席の知らんおっさんが歌う、「星野源」や「あいみょん」。
これも、他に代えがたい、酒のつまみになるが。

さらに私のおすすめでいえば・・・。

ガールズバー店員は、だいたい20時前後からラスト(朝4時くらい)まで勤務する。
その8時間程度、客が入れ替わりながら歌った場合、選曲は結構被ってるらしい。

だが、被りを恐れてはならない。
奇をてらわず、臆せず、「Lemon」とか「香水」とか「Pretender」を歌おう。
たぶん、あなたが歌った「Lemon」は、彼女たちにとっては本日3回目。その週だと10回目、当月で30回は聴いてるはずだ。

それにも関わらず、「あ、この歌好きー」と新鮮なリアクションをする女性に惹かれるのも良し。
「またこの曲かよめんどくせえ」とあくびを噛み殺す女性に萌えるのも良し。

女性に歌ってもらうのも良い。

一体感が生まれてきた店内で、恥ずかしそうに歌う女性店員を見やりながら、「俺がリクエストした曲を歌ってやがる」と、アルコールをぐいと飲めば・・・、

もう気分は王様である。


本日の主張

カラオケをして、王様気分を味わおう。
しかし、気をつけろ。
「あれ、俺、世界で一番歌がうまいかもしらん」
とか思い出したら、それは相当酔いが回ってきた証拠である。
潰れないように、注意しよう。



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