映画評「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」/「ゲーム体験」の映画化
私は、「ゲームの映画化」に感心した覚えが、あまりありません。
例外はあるので、あくまで「あまり」、ですが。
小説や漫画の映画化の場合は、原作の物語に加え、「映像」と「音」が足し算されているので、映画化する意味を感じます。
一方で、ゲームの映画化の場合、すでに映像と音はあるので、単純に「操作」という部分が引き算されていることになる。
最近のゲームは特に、「プレイする映画」という側面があり、そこから「自分でキャラを動かす」という部分を引くと、映画化してもイマイチな場合が多々。