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祝復活!くりぃむしちゅーのANN/思うところあり

「ねえ、ラジカセ持ってない?」
と、10日前くらいに、妻が私に話しかけた。

妻と出会って、もう10年か・・・。

となれば、ある程度夫婦の阿吽の呼吸ってやつがあるわけで、名探偵よろしく、
「こいつさては、状況証拠から察するに、ラジカセでラジオを聴く気なのか」
「アンテナを左右上下に振り回して、電波を受信するつもりなのか」
と私は看破した。

果たしてその通りで、菅田将暉のラジオに、MIU404チームが出演する(翌日は星野源のラジオにも出演する)らしく、そのための準備を試みていたらしい。

「いや・・・。スマホとiPadを、何だと思ってるの?」
「radikoって知らない?」

と私は侮りを隠すことなく、問いに対して返答した。

妻の答えは、妻の中では論理的整合性があって、
「アプリのダウンロードがめんどくさい」
「数秒のタイムラグが嫌だ」
ということらしい。

でも今日日、深夜営業の定食屋(が営業してるとして)とか、トラックの運転手しかラジオでは聴いてないと思うし、ほぼ全員がradikoで聴いてるんだから、それってもうタイムラグと呼ばないんじゃないか。

ぐだぐだと私が言ってると、妻は妻の阿吽の呼吸で、私を華麗にスルーして、懸命にアプリのダウンロードをやってました。

さて、私は今、今というのは、22(火)の25時過ぎくらいのことなのですが、一夜限りで復活した、「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」をradikoで聴いています。


12〜13年前に「くりぃむのANN」に出会って、未だに過去の放送の音源を聴いている私。

青春と地続きのコンテンツの復活は、純粋に喜ばしい。

思い返してみれば・・・。

大学時代は特に、「くりぃむしちゅー」と「大泉洋」と「長渕剛」に影響を受けまくっており、リスペクトのあまり、3者を混合した、うざったい話し方をしていた自覚あり。

お見舞いするぞう
いやまいったね&たとえツッコミ
東京のバカヤロー

式な、全く自己確立がなってない、アイデンティティ全喪失時代だった。

そして2020年になっても、3者とも好き。
昔好きだったジブリは相変わらずファンだし、
ニンテンドースイッチで、「マリオカート」「スマブラ」にハマる日々。

もしかして、10数年〜20年くらい、僕って人間は全く成長してないんじゃないだろうか。

ここ数年で「始めた」と言えるのは、サウナとガールズバーくらいのもんで、非常に小市民的である。

全く新しい自分ってのを発見したいもんですが、コロナ禍でも、別にそんなのはあんまりない。
結局、「知らない人間はなんとなく遠ざけたい」くらいの新しい生活様式が身についただけ。

ま、まぁ・・・。
楽しいものがあることは良いことだし、社会と同じように、徐々に改善して、良いことは残っていれば、それで良いよね!そうですよね?


今朝の追記

相変わらず、くりぃむしちゅーは素晴らしかったし、どうもradikoは数秒以上遅延するようで、ラジカセで聴いたほうがよかったかもな、と妻に謝罪したい気持ちです。

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