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【詩】果て

「それは死に至る病だ」と誰かが言った

でも 落ちても落ちても 死ぬことなんてできなかった

ならばいっそ その果てを見に行ってやる
絶望の果てを

希望など求めない
光など望まない
闇をひたすら走り続けて 絶望をどこまでも

あたしは生きて その先を見届ける
君の手を取って 絶望の果てまで

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