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Wantedlyで効果的なタイトルを付ける3つのポイント。<おまけ>失敗・成功事例も紹介

タイトルって、「なにを打ち出すか」「どんな表現をするか」幾通りも可能性があるので、良し悪しを付けにくいもの。もちろん企業ごとにアピールポイントも違うので一様には言えませんが、原理原則のようなものは存在します。

その根拠は…!?と言われてしまいそうなので(汗)、私が携わっているお仕事について少しだけご紹介。キャスターでは、「CasterRecruiting」という中小企業やベンチャー、スタートアップに特化して採用業務をまるっと一気通貫で請け負うサービスをやっています。その中にある「原稿チーム」は50社以上の原稿を一手に引き受け、自然応募数の増加をミッションにひたすら求人原稿の改善・運用を重ねています。

今回は、日々運用する中で見えてきたWantedlyのタイトル作成のポイントをご紹介します!「求人原稿のタイトルってどうやって付けたらいいの?」という悩みをお持ちの経営者の方、人事の方のヒントになれば幸いです。

タイトルを考える際のポイントは、主に3つです。

【1】『探していた情報か判断できるように

Webメディアの特性は検索媒体であることであり、求人媒体に関してもそれは同じです。もはや読むというよりも探すという感覚に近く、勝負は1秒で決まるのです。
試しに、「東京×デザイナー」で検索すると、2025件出てきました。この中で「クリックされる1社」を目指すわけですが、情報の分かりやすさは極めて重要です。

具体的には、Wantedlyを見ている方は転職候補者のため、「どんな仕事か」を分かりやすく伝える必要があります。

■職種名 or 仕事内容を盛り込む
■一般的な職種名を使う
■職種名は、仕事内容や採用ターゲットとマッチするものにする

当たり前のように思えるかもしれませんが、「独自の職種名になっていてよく分からない」「社内用語で小難しい」「職種名と実際の業務内容が繋がらない」ということは意外と多いのです。


【2】ターゲットにとっての『ベネフィット』を伝える

ベネフィットとは「その結果どうなるの?」と分かるもの。
例えば、「スタートアップです」「急成長中です」はアピールポイントですが、ベネフィットではありません。アピールポイントから深掘りして、「だからどうなのか」までしっかり伝えていきましょう

なるほど…でもベネフィットがよく分からない…という場合は、ぜひ採用ターゲットを思い浮かべながら下記を考えてみてください。
■この仕事をすることで何が得られるのか
■どんな生活を送れるようになるのか
■どう人生が良くなるのか


【3】『エモさ』と『具体性』の両立

Wantedlyは、『共感で仲間とつながり、はたらくを「面白く」するプラットフォーム』と謳っています。その媒体特性を考えると、「○○な自社プロダクト!サーバーサイドエンジニア募集!」などという、淡々としたタイトルでは響きにくいことが分かると思います。

一方で、具体性もとても重要です。なぜなら、エモいだけでは現実味に欠けるからです。求人って、どうしても「本当かな?」と疑ってかかってしまうもの。ビジョンや想いを伝えつつ、実績・数字もしっかり盛り込むことが必要です。


【おまけ】キャスターのWantedlyタイトル・応募実績

職種や会社の知名度に左右されますが、PVや応募率が1%を超えているかは1つの指標にできます。キャスターが実際に募集していた「原稿担当」の求人原稿を振り返ってみたいと思います。
※タイトルとTOP画像だけ変更して週次で原稿運用をしています。なので、タイトルだけでこんなにもPVや応募数が違ってくることが分かると思います。

<1>応募率1.2% まだまだ改善の余地あり

■募集開始日 2018/07/06
■315 PV
■4 エントリー
■「採用広報ツールの運用」が何のことか伝わらなかったのではと反省


<2>応募率5.2% PV・応募ともに過去最高!だが、要改善

■募集開始日 2018/07/17
■817 PV
■43 エントリー
■PVはとても跳ね上がったが、業務内容にマッチしない人からの応募が多く、書類選考の通過率が低かった


<3>応募率4.2% 遂にきました、殿堂入り原稿!!

■募集開始日 2018/06/28
■519 PV
■22 エントリー
■思考やスキル面でマッチする人からの応募が多く、殿堂入りの原稿!!


ご覧いただいたキャスターの求人原稿は、専任の原稿担当が毎週アナリティクスと睨めっこをしながら運用しています。もちろん仮説をもとに最適なタイトルを付けるのですが、その結果を振り返り、毎週改善を重ねていることこそ成功の秘訣なのです


以上、Wantedlyのタイトルの付け方でした!


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