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こんなはずの人生じゃなかったと思ってからが、人生スタート(社会人編)

こんにちは。
先日に引き続き、こんなはずの人生じゃなかったと思ってからが、人生スタート(社会人編)を発信していきます。
赤裸々にお話するので、参考になる方がいたら嬉しいです。

時は少し遡り…社会人になる前の大学4年生の時からお話していきます。

☆初めての就職活動

大学4年になり、就活も本格化してきた頃。新卒の頃は、自分が何をしたいのかが分からなかったため、とにかく様々な説明会に足を運び、自分の人生について考えていました。
当時の就職活動の軸は、『経営者とお話でき、何かしらの商材を提案できる』『BtoBビジネス』を中心に見ていました。この時、業界は全く絞りませんでした。なぜなら、業界の知識がなかったのと、やりたい業界というのがピンとこなかったからです。ですので、軸を大事に就職活動をしました。そして、5社程から内定をいただきました。
5社の内定先から選んだ会社は、大手と呼ばれる会社を選びました(大手思考だったと反省)
私がその会社を選んだ理由は、自分の軸に合っているのではないかと感じた事、そして大手ということもあり、テニスの実業団にも誘われたという事が最終的な決め手になりました。
テニスをずっと続けてきて、それを社会人でも出来るというのは、とても魅力的だと思って決めました。

☆新卒の1社目

そして、1社目の会社の入社式。
最高の同期に恵まれました。(今でも年2回程は集まります。)この巡り合わせには、今でも感謝しています。
話を戻します。
その会社は、メーカーの直販会社と商社のように様々なものを売れるという認識で入社致しました。
しかし、実際入社すると認識とは違い、コピー機を売ってなんぼの会社(営業職)でした。コピー機は、コンビニやオフィスにあるような大きいコピー機です。
そんなどこにでもあるコピー機を月に4台〜6台という予算を振り分けられ、必死な営業活動をしました。新人当初は、自転車で割り当てられた地域を周り、ひたすら新規開拓をするという『ザ、昭和』な営業スタイルでした。1日に60件はマストで周り、断られ続けた事を覚えています。
日々行くのが辛いと感じ始めたのは1ヵ月ほど経ってからでした。
毎日飛び込み営業していると、なんでこんな事しているのだろう…と、思い始めたからです。
しかも、全く売れる気がしなかったという事を覚えています。そして、時が経ち3ヵ月ほど経ったタイミングでさらに自分が行なっている営業活動に価値を感じなくなってしまいました。本当であれば経営者に対し、提案して、その提案が何かの解決策に繋がるというのを理想としていたのに、何か違うのかなと思うこともありました。
そこで悩みを上司に相談したところ、『最初は売れないもんだよ。ちゃんと訪問すれば、お客さんも分かってくれる』とアドバイスを貰いました。
自分の中で、社会に出るという事を理解していなかったのかもしれませんが、結構営業って地味な活動だと思いました。お客さんとの信頼関係を築く事が1番難しいと痛感しました。そして、何か変えなきゃいけない。そう思った私は、飛び込み営業ではなく、自分の家に帰ってきたかのように訪問する事を心がけました。この心がけをする事で訪問件数が上がり、顔を覚えてもらう事に繋がります。心の持ちようなのか分かりませんが、自分の家に帰ってきたと思えば断られてもそんなに苦にはなりませんでした。
そして絶対買わないと言っていたお客さんも何度も行ってると、顔見知りになり、話を聞いてくれるようになりました。そんなお客さんから買って頂いた喜びは今でも覚えています。
だんだん仕事に慣れ、1年間で60件程の新規開拓が出来、会社からは新規開拓での表彰をしていただきました。
しかし、開拓して良くしてもらっていたお客さんの倒産を目の当たりにしました。
週に1回は行っていたので、とても悲しい気持ちと、自分に何か出来なかったか、という悔しい気持ちになりました。
その際に、自分の仕事はお客さんの為に出来てないんじゃないか?と疑うようになりました。
私はコピー機やオフィス機器を売ることで、経費削減や効率upに繋げる事しか出来ません。
会社の経営資源は大きく『ヒト・モノ・カネ・情報』と言いますが、『モノ』はあったら便利だよね。という程度です。今では、ネットで買った方が安かったりするので、わざわざ営業マンから買う人も少なくなっています。
それ以上に、そこで働く『ヒト』が1番重要ではないかと思いました。よくお客さんに、良いヒト紹介出来ない?って言われていました。人材不足で手が回ってない印象を持ちました。(この頃に、人材業界に興味を持ちました)
また、その倒産を目の当たりにした時に、自分の性格的に、お客さんから粗利を取ってやろうという営業マインドがない事に気付きました。原価が全て見えるので、いくら粗利を乗せるかは自分の裁量であり、お客さんとの信頼関係です。すなわち、どちらかと言うと奉仕の気持ちのが強いと思ったのです。甘いと言われたらそれまでですが…私はそういう人だと思いました。
そして、自分の営業に疑問を持っている時に、行政での支援を知ったのです。
知った経緯は、会社が行政でこんな助成金を出している、だからこの助成金を上手く使って商品を買ってもらえないかという事でした。
国民が納めている税金を有効活用して、こんな事をしてるんだ!と思いました。
公務員に全く興味がなかった私が、そこで色々調べて興味を持ったのです。
公務員試験には年齢制限がある事を知り、チャレンジするなら結婚もしていない、身軽な時しか出来ないと思いました。
今まで勉強してこなかったですが、チャレンジしようと強く思い退職を決めました。
2年で新卒の会社を辞め、1年半勉強という期間を設けてチャレンジするという判断に踏み切ります。

☆公務員の試験勉強

公務員試験のために、退職と同時に専門学校に通い始めました。
生活は週7日 9〜12時間程の勉強する毎日でした。
毎日毎日、勉強を続けて一年半が経ちました。
筆記試験は合格する事が出来て、面接に進む事が出来ました。
面接では、穏やかな雰囲気で準備していた事を話せたと思いました。
終わった後は、手応えがあって、絶対受かった!と思いました。
しかし、合格発表… 自分の受験番号がありません。何十回見てもありません。
なんとも言えない絶望感。無気力になりました。
全て投げ捨てて、必死にやっての不合格。その時思ったのは、人生こんなはずじゃなかった!(前回の記事に引き続き、2回目)と思いました。

何も考えられなかったので、気分転換に沖縄に行きました。沖縄の海をずっと見ていた事を覚えています。
もう一年チャレンジしようか迷いましたが、自分が会社を辞める前に、一年半と期間を決めて辞めたということ、そしてこのまま来年受けても受かるビジョンが見えませんでした。
そのため、再就職を選択する事に決めました。

☆転職活動

転職活動を始めました。
主に見ていたのは、人材業界。
理由は、1社目で働いていた時に『ヒト』の重要性を感じたからです。
そして、ご縁を頂き、大手の人材業界に拾っていただきました。

☆2社目の仕事

人材業界に入社して思った事は、無形ビジネスのためかなり難しい!と思いました。
最初の3ヵ月は記憶にありません。笑
忙しすぎて…笑
人材業界の事は前の記事を見ていただけると嬉しいです!※ここでは省略します。

働きながら続けていた、公務員試験勉強が運もあり受かる事が出来ました。

☆行政について

今は行政で働き、とてもやりがいを持って働けています。
より、国民、市民のためによりよくしていきたいと思っています。この学んできたマインドで、頑張っていきます。
私のように、人生は色々あるということを知ってもらえたら嬉しいです。


☆最後に


結果はコントロール出来ないということ。
その結果を、引き寄せるには辞めないこと。
諦めない気持ちを持つことで、行動し続ける事ができるという事です。
中々成果が出なくても、勝つまで続けるマインドを持つことが重要だと思いました。

全て本当にあった出来事を、赤裸々に書きました。
参考になった方や、新しい視点に繋がったら嬉しく思います(^^)

読んで頂き、ありがとうございました。





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