読書感想文的な話
久しぶりに記事を書きます。
何か書きたいと思いつつ、これと言ってネタもなく…気づけば最新の投稿から2年以上も経過してしまいました( ; ; )
最新の記事は2019年…コロナによって翻弄される未来など想像もしていなかった時期です。
趣味が音楽鑑賞とライブに行くこと、それに伴う小旅行くらいしかない私にとって、2020〜2021年は趣味を我慢するしかなく、思うようにストレス発散が出来ない、苦しい2年でした(ーー;)
配信ライブなどが増え、確実にチケットは取れるし、最前列並みのアップが見られるというメリットはあるものの、会場の一体感や臨場感など、やっぱり生には勝てないデメリットもあります…
そんな中、本を読もうと、図書館に向かう機会も増えました。
学生の頃はよく読書をしていましたが、社会人になってからは、本を読む習慣が完全になくなっていました。
今は電子書籍が主流。私も漫画を読む時は電子書籍で読んだりします。
しかし個人的に、小説などの文字ものは紙で読みたいというこだわりがあります。(小説を電子で読むとなぜか頭に入ってこない…笑)
図書館で借りた本、買ったのに読んでいなかった本を読むうちに、せっかくだから感想をどこかに残そう!という気持ちが湧き、今に至ります。
前置きがかなり長くなりましたが、本題に入ります!
つい最近読み終わり、エモい!!エモすぎる!!(語彙力)となった1冊をご紹介します。
その作品は『流星コーリング』という小説です。
WEAVERというバンドのドラム・河邉徹さんが書かれた小説です。
人工流星がテーマで、主人公は人工流星を見に行くことになるのですが、その日を境に同じ日を何度も繰り返すことになります。
明日に進むために友人たちも巻き込んで奮闘していくのですが、その謎が解き明かされるラストがかなり辛い展開でした…。
青春や主人公の進路に対する葛藤なども繊細に描かれていて、学生時代の自分を重ねながら読んでしまったので、心理的にはかなり重かったです(^^;)
でも、ここまで登場人物の心理描写に共感したのも久しぶりな気がします。
この流星コーリングは、音楽とも連動しており、小説と音楽の両方を知っている方が深みが増す作品です。
私は音楽の方を先に知っていたので、何となく悲しい結末になるかなと途中から薄々感じていました。
というのも、私は中学生の時にWEAVERに一時的にハマり、学年が上がってから音楽の趣向が変わってしまいましたが、月日が経った2020年元旦のCDTVで、アルバム曲の『最後の夜と流星』を聴いたことで、WEAVERに再熱してしまいました。笑
PVも曲のメロディも幻想的で綺麗で、他の曲も聴いたら中学生の時以上に深い沼にハマりました。
流星コーリングを読もうと思った理由も、CDTVで再熱したことがきっかけです。笑
この小説と同じタイトルでアルバムが発売されており、収録されている曲のタイトルや歌詞がすべて小説と関連しています。
個人的に『Loop the night』という曲が物凄く好きで、WEAVERで好きな曲の中でもTOP3に入ると言っても過言ではありません!
何なら『Loop the night』を無限ループ出来ます!笑
読み終えてからこの曲を聴くと、主人公の心情が1番吐露されている曲のように感じ、とても切なくなります…
聴く度に切なくなる曲ですが、夜に聴くと最高にエモいです!!
途中から本の紹介というよりWEAVERの音楽の紹介になってしまいましたが、結論気になった方は両方とも味わってほしいです!
若干ネタバレっぽくなってしまうので、小説→音楽の順がより一層世界観を楽しめると思います。
河邉さんの他の小説についての感想もまた書きます。
WEAVERの音楽についてや、他に聴いているバンドのことも書いていけたらと思っています。
WEAVERについては、つい先月に2023年で解散が発表されてしまったので、現在悲しみの真っ只中にいますが、WEAVERの良さを知っていただきたいのでまた記事にします!
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