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noteフェス2021のひと

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noteフェス2021 に向けて、そこに参加する人たちのnote読んでみる企画。 そこから生まれた 気づきや気持ち のまとめです。
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記事一覧

初参加noteフェスはアウトプット合宿だった

初参加noteフェスはアウトプット合宿だった

noteフェス2021のレポーターになった。
記事を1本も書かないうちに、とりあえず応募ボタンを押した。希望した理由を聞かれた。何か書かなければ。初めてnoteらしい文章が自分から生まれた。スラスラ出てきて、あっという間に長文。

正直なところ、4つ全部やりたい、絶対楽しい。クリエイター気質の私は、絵にするにも文字にするにも音声にするにも、「みんなで何か創造する」と言うだけでワクワクが止まりません

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冒険は勇者の特権か?

冒険は勇者の特権か?

この題は反語だ。先に続くのは「いや違う」。私は私なりに日々冒険しているつもりだ。でも、このセッションは違った。人生の大喜利だった。登壇者は会社員でライターの岡田悠さんと、限界労働OLの砂漠さん。
まず、セッションのあり方が大喜利を想定していた。『日常を冒険に変える7つの方法』という、いかにもビジネス書なタイトルを付けているから、カッチリしているように思えた。違った。「これから決めます」。重要な事な

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伝える創作には、「音感」が宿る

伝える創作には、「音感」が宿る

スポーツに関心のない私が見た『スポーツ実況という創作』。見たきっかけは、レポーターだからというのを超えて、公式noteのページの文言だった。

創作には色々な形があります。テキスト、音声、イラスト、漫画などなど。その中でスポーツ実況も一つの創作ではないかと感じたことが、この企画のスタートでした。

そっか、創作なのか、と思った。なんか腑に落ちたので、見てみることにした。登壇者は、フリーアナウンサー

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気張らない音声配信は、じんわりスキを共有する

気張らない音声配信は、じんわりスキを共有する

午後3時。おやつを用意してウキウキ聞いたのは『スキを伝える音声の可能性』。プレnoteフェスでゲスト登壇したnarumiさんがモデレーターとなり、デジタルプロモーション・マーケティング会社arne代表の松島功さん、ライターのりょかちさんに話を聞く形だった。

気軽な発信がしたかったりょかちさんは “文章出身”。なぜ音声を始めたのか。文章との違いから話が始まった。ライティングには読みやすさを配慮した

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夢と向き合う「言語化」

夢と向き合う「言語化」

2日目の朝は、山邊鈴さんの『夢を叶えるための文章表現』から。冒頭、鈴さんの「タイトルを訂正していいですか」でトークの核心が出た。

文章表現というよりも、自分の何気なく感じる違和感の「言語化」術について話そうと思います

私と同世代の鈴さん。中学2年生で早くも人生の「なんとなく過ごしている感」に危機感を募らせる。ぼんやりした「理想の自分像」を言語化することで、焦りが目標へと変わった。

自己内省ノ

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「デザインしない」というデザインかも

「デザインしない」というデザインかも

noteフェス1日目は、『暮らしをデザインする』という題で始まった。登壇者は、自分で仕事を生み出して掘り進め、時にのんびりしながらズンズン前進するお二方。株式会社グランドレベル代表取締役の田中元子さんと、法人化が趣味の起業家谷尻誠さん。

「混ぜるな危険」を混ぜる公の付くものを自分で作りたいんですよ!

ベンチの設置について話が進んだ場面で、田中さんが言った。喫茶ランドリーにフリーコーヒーの屋台。

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#イベントレポート講座 #プレnoteフェス

#イベントレポート講座 #プレnoteフェス

10月6日に配信された『イベントレポート講座』。私ってレポートするの向いてるかも、と思えたお話でした。登壇されたのは、このnoteを運営するメンバーのお2人。ディレクターの塩畑大輔さんとPR担当の金子智美さん。noteでイベントをレポートすることについて、塩畑さんのお話から。

メモらずに見てみませんか塩畑さんは問いかける。最近ようやくそれに気づいた私だが、昔聞いたら首を傾げたと思う。

記事の執

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#音声配信のはじめかた #プレnoteフェス

#音声配信のはじめかた #プレnoteフェス

10月8日に配信された『声で届ける「#音声配信のはじめかた」勉強会』。遅ればせながら、私なりの解釈を含めて再構築しました。

「音声コンテンツ」ということ登壇者はPodcastで『どんぐりFM』を主宰しているnarumiさん。BuzzFeed Japanなどで記者や編集者を務め、文字をたくさん綴ってきた“文章の人”。そんな彼がなぜ、“音声配信” を6年以上も続けたのか。

その答えから話は始まる。

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涙を誘う喜劇

涙を誘う喜劇

意味を1ミリも理解せず泣ける歌がある。何に感動しているか分からない。でも涙腺が反応する。ちょっと怖いけど、ほとんど条件反射だ。グレイテストショーマンの挿入歌はどの曲もそんな感じ。妙に癖になる。
本の趣味が似ているな、と思っていたづかっちさん。彼は家族に禁止されるほど再生したらしい。挿入歌について、熱く語っていた(『YouTube時代に「グレイテスト・ショーマン」から3曲を絞るのは無謀説 #スキな3

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私は“好き”で できている!

私は“好き”で できている!

これまで平面デザインが大好きだった。小学生の時から新聞委員会に率先して参加してたし、中学生の時にはクラスTシャツをわざわざIllustratorでデザインして入稿してた。高校生では書道部に入ったし、タイポグラフィがめちゃくちゃ好きだった。大学で思い付きの学部祭をやった時も、ポスターを担当した。全部ワクワクしながらやったから、素人にしては色んなことができるようになった。

最近、音楽を始めた。一緒に

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自分、という枠組み

自分、という枠組み

“自分ひとり” はほとんど無力だ。その人にどんな能力があろうと、1人では何も生み出さない。どうしても他人の力は必要だ。
今回は、様々な領域の “他人” と協力して街に魅力を与え続けている 田中元子さんの記事を読んで。『個人も組織も、同じだと思う。自分を超えるって、勇気のいることだ。ホントは誰もが、フツーにやってることなのに。』より、私の解釈と感想。

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東京五輪が終わった。団結の祭典。

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アベンジャーズな中華系フリーメイソン

アベンジャーズな中華系フリーメイソン

中華系フリーメイソン「うどん部」。それは、尊師・レーニン・訪朝団同志などが集う、「不穏なバイブス」に満ちたアベンジャーズ。なんかとっても楽しそう。

今回は、そんな「うどん部」に突然誘われた 砂漠さんの旅の話から。『徹夜明けに、知らない人とウイグルを旅した日々のこと』(1)、『ウイグル自治区で公安警察から「重点旅客」に認定され熱烈歓迎をうけてしまった話』(2)。

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著者の日常は、激務

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旅好きが語った “生きる長旅”

旅好きが語った “生きる長旅”

とにかく口に放り込む、とにかく触る・やってみる。何でも初めは好奇心だ、と自己啓発は大人に言う。そんなこと、何を今更。

今回は、それを生業としている「君」の話。
『君が生まれて、人生の主役は交代したか』(1)、『生まれて半年、バナナが届かない君へ』(2)。
ライターの岡田悠さんは、世界を旅して各地を綴る。発行した旅行記はたくさんの人に読まれ、共感を得た。そんな彼が初めて出会った、1番身近な未知の「

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「ふつう」という語がすでに嫌い

「ふつう」という語がすでに嫌い

今回は、山邊鈴さんのnoteを読んでの感想。ではなく、それによって生まれた気持ち。社会の「格差」についての話。彼女は社会の格差を「ふつうとは何か」という視点から書いています。

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読んだnoteは3つ。『割れ切ったこの世界の片隅で(1)』、『割れ切ったこの世界の片隅でを読んでくださったすべての方へ(2)』、『30万円、好きに使っていいよ(3)』。

これは、今まで背を向けていた重い話で

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