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【お金を稼ぐ方法】ゴールドラッシュの教訓 一番儲かった人は「金鉱掘り」それとも「ツルハシ売り」


ゴールドラッシュの教訓  ~誰が一番儲かったのか~

1849年アメリカのカリフォルニアでゴールドラッシュが起きた。アメリカの全国や海外から大勢の人が、カリフォルニアに押し寄せた。そのとき、誰が一番儲かったのか。実は、金を掘らなかった人たちです。



【 こんな人たちが儲かった 】
スコップとかツルハシとか金を掘る道具を買い占めた人
ジーンズという丈夫なズボンを発明した人
駅馬車で東海岸から西海岸までつないだ人
その延長上に鉄道を建設した人
開拓地周辺の飲食店や宿泊施設を開業した人
金の管理や送金サービスをした人


【お金を稼ぐコツ ~ あなたはどっちのタイプ?】
金鉱掘り、それともツルハシ売り





お金を儲けるためには、コツがあります。稼ぎ方のコツさえわかってしまえば、余計な回り道せず収入がアップします。ゴールドラッシュの教訓から学んでいきましょう。一言で言ってしまえば、それは ツルハシ売り戦略 です。

▼ 金鉱掘りのリスク
ゴールドラッシュのとき、金脈を見つけて一獲千金を手に入れる人は、ごくごくわずか。多くの人は、金脈を見つけられず稼ぐことができなかった。初期投資の費用も回収できず、すべての財産を失ってしまった人が多くいたそうです。金鉱掘りは、とてもリスクがある。


▼ ツルハシ売り戦略
ツルハシ売りとは、ゴールドラッシュで金鉱を掘る人たちをターゲットに大儲けをした人のこと。金を掘るのではなく、金を掘る道具を売ってもうけること。リスクが、ほとんどなくもうけられる。ビジネス戦略としては、ツルハシ売りをおススメします。

< 結 論 >
・流行りのビジネスにはリスクがある
・需要があり競争相手が少ない周辺ビジネスを探す
・人の悩みを解決するビジネスは儲けられる




【 目 次 】
1.一攫千金を夢見て、一番儲かった人は誰?

        周辺ビジネスに目を向ける
        デニムを作ったリーバイス
        金採掘用の道具を販売し百万長者
        金を掘りに行く人を運んだ鉄道会社
        駅馬車から金融業に転身したウェルズ・ファーゴ
        手押し車で大儲け ジョン・スタッドベイカー
        採掘者の食を支えたフィリップ・ダンフォース・アーマー

2.流行りのビジネスに安易に飛びつかない
        流行りのビジネスにはリスクがある
        稼ぐコツはニーズがある周辺ビジネス
        最新情報を入手する方法
        コロナの周辺で爆売れしている商品とは

3.参考事例 ~ストアカで稼いでいる人たち~
        ストアカ売上ランキング

4.今後も儲かり続けられるビジネスとは




1.一攫千金を夢見て、一番儲かった人は誰?


ゴールドラッシュのとき、金脈発見のニュースを知り、一攫千金を夢見て金鉱堀りに大勢の人が押し寄せた。しかし、金で稼いだ人より、実は金堀りではなく その周辺ビジネスで稼いだ人たちがもうかった。なぜ、そんなことが起きたのか、成功者から見えてくるビジネスの秘訣を解説していきます。


ジェームズ・マーシャルが水車小屋の排水溝から発見

1848年、カリフォルニア州サッターズ・ミルで建設現場の監督していたジェームズ・マーシャルが、製材所に流れる水流を点検していたところ、キラキラ光る物体を発見し手に取った。それは、豆粒代の金のかたまりだった。詳しく調べて見たら、少なくとも23 カラット(23金、K23、純度96%)の最高級品質の金であることがわかった。川の底の土壌から金が発見されたことを、地元のサンフランシスコの新聞に報道された。それをきっかけに、全世界にニュースが流れカリフォルニアのゴールドラッシュが始まった。


カリフォルニア州コロマ、水車小屋 (出典:wikipedia)



ゴールドラッシュの影響で、当時(1846年)のサンフランシスコの人口は200人ほどの小さな開拓地だったところが、一攫千金を夢見てアメリカ国内や海外からおよそ30万人もの人が、カリフォルニアに押し寄せた。バケツやスコップ、ツルハシなど買って、毎日金を掘り続ける人が大勢いた。夢を追いかけている人を横目に、大儲けした人たちがいた。金鉱を掘るのに必要な道具や作業着、あるいは生活必需品などを売る商売です。その代表例が、あの有名なデニムを売ったリーバイスです。


カリフォルニアで金の採掘が行われた地域

MAP OF THE BEST CALIFORNIA GOLD RUSH TOWNS (Google map)


【 こんな人たちが儲かった 】
スコップとかツルハシとか金を掘る道具を買い占めた人
ジーンズという丈夫なズボンを発明した人
駅馬車で東海岸から西海岸までつないだ人
その延長上に鉄道を建設した人
開拓地周辺の飲食店や宿泊施設を開業した人
金の管理や送金サービスをした人




周辺ビジネスに目を向ける

金鉱を掘るのではなく、その周辺やその人たちをターゲットにしたビジネスをねらっていくと儲かる。実は、ジーンズやバケツとスコップ、手押し車などを売った人が大儲けした。金鉱を掘るのは当たれば大きいが、当たらなければ儲からないビジネスです。リスクがとても大きい。そこで目をつけたのが、その人たちをターゲットにしたビジネスです。その人たちが作業するのに、欠かせない道具や生活するうえで必要な商品やサービスを提供していくビジネスが儲かった。需要が確実にあるため、リスクがほとんどなく儲けることができる。

人々が集まるとインフラも整備しないといけない。なかでも鉄道は儲かった。土地の値段も高騰するので、安いとき買っておくと儲かる。その土地に、レストランなどの飲食店や宿泊施設など建てると儲かる。このように流行りのビジネスではなく、その周辺の関連ビジネスに着目すると儲かる。これがゴールドラッシュの教訓です。



デニムを作ったリーバイス

デニムを作ったリーバイ・ストラウスは、ゴールドラッシュのとき、カリフォルニアで金を掘る人たちの作業着に注目した。作業着がすぐにボロボロになるのを見て、労働者のズボンがすぐに擦り切れないような頑丈な生地で作った作業着なら、多くの需要があると考えた。そして、テントや船の帆に使われていた生地を使って、作業着を開発し商品化しました。それが、大当たりして大儲けした。リーバイスは、もともと衣服や生地、雑貨などを扱う雑貨卸事業をしていました。そのため、作業着などの衣類について詳しかった。

2頭の馬がジーンズを引っ張っても引き裂けない、という当時のタグからもその重要性が垣間見れます。YouTube動画の中で実際に実演して見せている。

Levi Strauss(出典:Levi Strauss JAPAN)


出典:https://www.firstversions.com/2015/03/levi-strauss-co-blue-jeans.html



参考:The 501® Jean  Stories of an Original | Full Documentary  https://youtu.be/6R9cAoCyatA



金採掘用の道具を販売し百万長者

ゴールドラッシュのとき、最初に百万長者となったのがサミュエル・ブラナンという人です。彼は、サンフランシスコで採掘用のシャベルやバケツ、ツルハシなどの道具を買い占めた。それを、金堀りに来た人に売りさばいた。多くの人が一斉に買い求めたので、需要と供給のバランスが崩れ飛ぶように売れ、価格も急上昇した。たとえば、ゴールドパン(パンニング皿)という金採掘用の道具を1個20セントで仕入れ、それを15ドルで売った。9週間で3万6000ドルを稼いだ。


Samuel Brannan(出典:wikipedia



金を掘りに行く人を運んだ鉄道会社

金儲けを目当てに多くの人が、カリフォルニアに集まった。東海岸から西海岸へ移動するための交通手段のひとつが幌馬車です。荒野を何ヶ月もかけて移動する。そのため、幌馬車はしょっちゅう泥るみにはまり、車輪が壊れ修理する有様。不慮の事故にみまわれ、予想以上に過酷な状況だった。この悩みを解決してくれたのが、鉄道でした。人の移動や生活必需品、金を掘るための道具を運ぶのも、鉄道は欠かせなかった。大陸横断鉄道によって、これらの問題が解決され、人の移動も物資も6日間で移動できるようになった。


▼東海岸から西海岸へ移動するための交通手段

  • 南アメリカのホーン岬をまわる海のルート約15,000マイル(24,140km)、3~6ヶ月

  • パナマ地峡と海を使うルート約6,000マイル(9,656km)、2~3ヶ月

  • 北アメリカ大陸の陸地を馬車で横断するルート約2,000マイル(3,218km)、3~7ヶ月

参考:https://youtu.be/niAThj8qaSg




アメリカの西海岸まで鉄道を建設した人は、儲かった。人が集まるところは、インフラが必要です。インフラ整備は、多額の費用がかかるため参入障壁がありますが、確実に利益を生み出します。大陸横断鉄道を建設したセントラル・パシフィック鉄道社の社長リーランド・スタンフォードは、ゴールドラッシュのとき大儲けした人です。その後、カリフォルニアに土地を買って大学を作りました。それがスタンフォード大学です。

※スタンフォード大学
敷地面積は約33平方キロメートル(8180エーカー) ≒ 993万坪
東京ドーム700個分に相当


セントラル・パシフィック鉄道(出典:Wikipedia)


リーランド・スタンフォード(出典:Wikipedia



駅馬車から金融業に転身したウェルズ・ファーゴ

ゴールドラッシュで必要となるのが、現金や金の保管や送金です。大勢の採掘者は、出稼ぎに来ています。稼いだ現金を安全な場所に保管したり、家族に送ったりする必要があります。ヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴの二人はここに目をつけ、採掘者の資産管理や送金サービスを行った。当時は駅馬車で運送業をしていましたが、金融業にも乗り出し見事成功しました。馬車や汽車などを使って、現金を安全に送金する仕組みをつくった。現在は アメリカの四大銀行 のひとつ。


出典:Wells Fargo Stories



手押し車で大儲け ジョン・スタッドベイカー

ジョン・スタッドベイカーは鍛冶屋をしていました。鉱山労働者から手押し車の製造依頼があり、これを製造したら大ヒットして大儲けした。手押し車ジョニー(Wheelbarrow Johnny)というニックネームがつけられるくらい、使い勝手のいい製品だったようです。その後、荷馬車の台車製造会社をつくり、そして仲間と一緒に自動車会社エベリットメッツガーフランダースカンパニー(ゼネラル・モーターズの前身)を創業し大成功をおさめた。


John Studebaker(出典:左Wikipedia、右El Dorado County)


採掘者の食を支えたフィリップ・ダンフォース・アーマー

フィリップ・ダンフォース・アーマーは、食肉加工業を営んでおり、ゴールドラッシュの話を聞きニューヨークからカリフォルニアに移り住んだ。大勢の人がカリフォルニアに押し寄せたため、食料不足となった。たった数ヶ月の間に食物の価格が3倍になった。そこで、採掘者のための食肉を提供し大儲けした。ゴールドラッシュのとき、8,000ドルを稼ぎ出した。その後、アーマーの会社は、食肉加工だけではなく缶詰めや石けん、医薬品まで事業を拡大し発展をとげた。現在は、アメリカ食品大手コナグラ・フーズの傘下にある。


Philip Danforth Armour(出典:wikipedia)



フォーティナイナーズとは
1848年、アメリカのカリフォルニアで金が発見され、翌1849年に金を求めて多くの人がカリフォルニアに殺到した。その人たちのことをいう(49年者、49年組)。一攫千金を夢見たが、金を掘り当ててアメリカン・ドリームをかなえた人はいない。


Hangtown Fry(ハングタウン・フライ
ベーコンと牡蠣と卵を組み合わせたオムレツの一種。ゴールド・ラッシュとき、カリフォルニア州プラサービルで最初に作られ、金採掘者の間で人気メニューとなった。その後、料理のバリエーションも増え、現在も売れ続けている。

語源:当時のプラサービル市が、ハングタウンと呼ばれていたことから。




2.流行りのビジネスに安易に飛びつかない


・流行りのビジネスにはリスクがある
・競争相手が少ない周辺ビジネスを探す


流行りのビジネスにはリスクがある

お金を稼げない人の特徴は、周囲の意見に流される人です。物事を客観的に見て判断できない人は、稼ぐことはできません。そのような人は、時代に乗り遅れてはいけないという強迫観念から、流行りのビジネスにすぐに飛びついてしまいがち。だが、一呼吸おいてあらためて考えてみる。もうけるための基本原則は、需要があって競争相手がいないこと、そしてリスクの大きい事業には安易に労力を投入しないこと。これらのことを心がけることによって、失敗のリスクを減らして稼ぐことができます。ゴールドラッシュの教訓をいかしてビジネスを考えることは、意義があることです。


稼ぐコツはニーズがある周辺ビジネス

その事業そのものより、周辺ビジネスに着目します。ツルハシ売り戦略で、物事を考えます。リスクを大幅に減らし、もうけるチャンスが眠っています。生活必需品、道具、消耗品、教材、原材料などがそれに該当します。モノの移動がともなう場合は、配達、保管、調達が必要になります。ポイントは、必ず必要とされるものを探します。人が求めていないものを売っても、ビジネスは成立しません。どこにニーズがあるのか、誰よりも早くつかみ関連商品を徹底的に調べます。上手くいくビジネスは、1割程度です。9割は失敗します。そのくらい厳しい世界です。だから、消費者のニーズがとても重要になるわけです。


流行りのビジネス:誰よりも早く知る

周辺ビジネス:どこにニーズがあるのか調べる

比較検討:競争相手がいない、用意する資金が少ない、得意分野であること

行動する:早く動くことで先行者利益が得られる



▼生活必需品
キッチン関連・バストイレ用品・掃除用品

▼衛生用品
アルコール消毒、アルコールティッシュ、マスク、飛沫防止パーテーション



YouTubeがブームですが…

いまYouTubeがブームです。しかし、YouTubeで稼いでいる人は、全体の10%程度と言われています。しかも、継続していくことが大変な仕事です。YouTubeで稼ぐことは、とても難しくリスクがあります。そこで、YouTubeのつくり方や運用の仕方を教える講座や教材を開発して販売した方が、もうかる確率が高くなる。YouTubeの周辺ビジネスを丁寧探っていきます。最近増えているのがシナリオライターです。ネタ切れで投稿するコンテンツが思いつかない。困っている人がいます。YouTubeの人気ジャンルの中から、シナリオが作成できそうなところをねらっていきます。確実に需要があります。


料理関連では

料理関連だと、美味しい料理のつくり方やお金をかけない料理法などがあります。料理そのものより、その周辺にあるものに注目します。それは調味料です。料理には、必ず調味料を使います。調味料にマトをしぼる。調味料関連は、需要があります。


例)
・アプリ開発ではなく、プログラミングスクール
・飲食店を出店するのではなく、料理教室
・YouTube動画ではなく、動画内で使われる音源


最新情報を入手する方法

情報収集は怠らないようにする。アンテナを常に張って、最新情報は入手する。情報は、未来を予測できます。できる限り、精度の高い情報を人よりも多く集める。チャンスをのがしてしまうと、他の人に先をこされてしまいます。 今何が流行っているのか、消費者のニーズはどこにあるのか、ここをポイントにしてキーワード検索していきます。

興味・関心があることで調べてみる。あまりにも情報がたくさんありすぎて、漠然と見ているとネットサーフィンをしているだけで終わってしまいます。これでは、ムダな時間を使っているだけになってしまいます。どういったことに関心があるのか、ご自身の専門性は何か、、、など、自分と関連があるキーワードで調べます。全く関連がないことは、さけましょう。できる限り仕事の延長線上にある事柄で、調べてみることをおススメします。


A) 一般的な情報/ニュース + 関心があることor仕事で使うこと
B) Aで得られた情報から、さらに詳しく知りたい情報をググってみる


情報収集:より多く得る

未来予測:得られた情報から将来を予測する

戦略:予測をもとに計画を考える

実施:行動に移す

注意点:情報収集の量が少ないと、未来予測が外れる可能性が高くなる。


● 幅広いニュース
Yahooニュース / Googleニュース / スマートニュース / NHKニュース
ニューズウィーク / ビジネスインサイダー

● 専門
ITmedia / C-net / ダイアモンドオンライン
現代ビジネス / 日経トレンド

● 海外
CNN / BBCニュース / ロイター



絶対にしてはいけないこと

不得意な分野に手を出す。これは絶対にさけましょう。失敗する確率が、高くなってしまいます。仮に、消費者のニーズがあったとしても、やめた方が無難です。ビジネスは、それほど簡単にいきません。必ずその分野の専門家がいます。その人に勝つことはできません。したがって、自分が得意なこと、知識や経験があることに限定して探して行きます。ゴールドラッシュで儲けた人は、自分の得意分野の延長線上でビジネスを拡大した人たちです。

行動は、早め早めに。決断が遅い人は、他者に先を越されてしまいます。後発組になってしまうと、先行者利益が得られません。また、ライバルが多数参入し、顧客の奪い合いが始まる。失敗のリスクも増えてしまいます。



Googleアラート

自分が欲しい情報を得る方法としてGoogleアラートがあります。キーワードを設定するだけで最新の情報が自動的に送られてきます。

Googleアラート作成方法



アメリカのトレンドをつかむ

アメリカで流行っていることは、日本でも半年、数年後遅れて流行る。それを、いち早くつかむ。Discover Exploding Topics は、いまアメリカで話題になっているキーワードをトレンドで示してくれるサイトです。美容、ファッション、教育、ライフスタイル、旅行など30のカテゴリーがあります。


https://explodingtopics.com/


コロナの周辺で爆売れしている商品とは

アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶が、爆売れ。出荷が追いつかないほど、売れに売れて品薄状態、一時は販売休止になるほど。2022年は生産量を5倍にしたそうです。

居酒屋で生ビールが飲めなくなったことから、自宅飲みする人が増えた。居酒屋と同じように細かな泡が自然に湧き出しすような生ビールが飲みたい。そんな消費者のニーズに応えたのが、「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」だった。外食自粛を余儀なくされた結果の大ヒット商品です。




3.参考事例 ~ストアカで稼いでいる人たち~


以下の内容は参考事例です。実際に稼ぐことができる仕事です。ストアカで稼いでいる人たちの内容を分析してみると、どのようなビジネスがいいのか理解できます。周辺ビジネスにポイントをしぼっています。ゴールドラッシュのツルハシ売りと、同じようなことをしています。

・周辺ビジネスに注目する
・経験やスキルをいかす
・お金をかけない


下記の例では、note と Twitter を集客のための道具として活用した事例です。note と Twitter のいいところを組み合わせることで、他との差別化をはかっている。講座を受けた人が、1747人います。講座1回あたりの売上 約3.1万円。



スキルシェアサービスの「ストアカ」によると2019年に売れたスキルとは

・「インスタ映え」する料理教室
・写真の「撮られ方」講座
・ボイストレーニング
・少人数制「伝わる話し方」
・1日で成長するPhotoshop
・即使えるコピーライティング
・賃貸でもOKなリノベーションDIY
・簡単ストレッチの方法
・トップクリエーターによるデザイン講座
・魚のさばき方 初級編



▼ ストアカで売られているジャンル

ビジネルスキル
プレゼンの仕方・資料作成のノウハウ、セールストーク、仕事に役立つ発想法、マーケティング戦略など

ビューティー・ヘルス・フィットネス
美しくなるメイクの仕方、健康法、服のコーディネート術、筋トレ・ストレッチ講座、ヨガなど

Web・IT・デザイン
ホームページ作成、Illustrator、アクセス解析の仕方など

語学
語学教室(英語、中国語、韓国語、フランス語など)

写真・映像
YouTube、動画編集、写真の撮り方、Photoshopなど

料理・グルメ
家庭料理、中華料理、和食、お菓子作りなど

キャリア
転職活動、起業の仕方、副業など


ストアカ売上ランキング

日経ビジネスが年間売上高を推計した
2019年にストアカで売れた講座ランキング


出典:https://business.nikkei.com/atcl/forum/19/00027/012400002/?P=2



4.今後も儲かり続けられるビジネスとは


商品やサービスには、必ずライフサイクルがあります。つまり、寿命がある。いつかは売れなくなってしまいます。しかし、儲かり続けられるビジネスがあります。それは、人の悩みを解消するビジネスです。人の悩みは、終わりがありません。いくらでも悩みは出てきます。この悩みをどこよりも早くつかみ、解決してあげられる人は儲かります。

そのためには、日ごろからお客様の声を集めておくといいでしょう。悩みを聞いてあげるだけでも効果があります。お客様を味方につければ、ライバルが参入してきても安心です。ストアカで儲かっている人は、受講生の声を丁寧に聞いている人たちです。受講生の立場に立って講座を開設している人は、人気の講座となります。

人の悩み
・健康になりたい:サプリ、スポーツ関連
・美しくなりたい:メイク、コスメ関連
・いい人間関係をきずきたい:メンタルケアビジネス
・結婚して家族を持ちたい:婚活ビジネス
・美味しい食べ物を食べたい:飲食関連
・いい会社で働きたい:転職ビジネス
・お金持ちになりたい:資産運用
・英語が話せるようになりたい:語学関連


リピート率が高い商品をねらう

一度買って終わりではなく、継続的に購入してくれる商品やサービスを選ぶ。たとえば、健康になりたい人に、健康食品やサプリメントを販売した場合、毎日飲むものなので継続的に購入してくれる。一度気に入ってくれれば、再び購入してくれる。リピート率が高い。そのため、営業コストが大幅に削減できる。


まとめ


ビジネスを成功させるコツはツルハシ売りだった。

ゴールドラッシュの教訓から、ビジネスの本質を学びとる。金鉱が発見され金獲得をねらって多くの人が、カリフォルニアに押しかけた。ゴールドラッシュのとき、1年間だけで約10万人くらいは押しかけたといわれている。しかし、金で儲けた人は、ほとんどいない。金を掘り当てるのは、リスクが大きい作業であった。ゴールドラッシュのとき、もっとも儲かったのがツルハシ売りであった。

ゴールドラッシュのツルハシ売り戦略から学ぶことは、リスクを最小限におさえ稼ぐことができる戦略です。ツルハシ売り戦略は、流行りのビジネスそのものではなく、それを必要としている人たちをターゲットにした周辺ビジネスに着目する方法です。これが、もっともリスクがなくもうかるビジネスです。流行に安易に乗らないことが大切です。「多額の借金をして人生が終わってしまった」とならないためにも、ツルハシ売り戦略を今一度考えて見てください。


ゴールドラッシュの教訓

・安易に流行りにのらない
・周辺ビジネスに注目する
・どこに需要があるのか見極める



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