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ファッション4.0

新境地に足を踏み入れようとしている。

ファッションについて、これまで幾度となく自分なりのファッションのあり方について語ってきた。

現在、わたしの身に何が起こっているのか?
結論から申し上げると、欲しい服がないのだ。
もちろん、ファッション熱が下がったわけではなく、むしろこれまで以上にファッションに向き合っている。
では、どのような変化が生じているのか、時系列に沿ってまとめてみる。

ファッション1.0
定義:着られれば何でもいい
時期:高校卒業まで
特徴:全くファッションに興味がないため、TPOを度外視した服装

ファッション2.0
定義:自己表現としてのツール
時期:浪人時代から30歳まで
特徴:わかりやすいブランドのロゴやビビットカラーによる表現手法
転換点:母親から『その格好で名古屋に行かないで』的なことを言われた

ファッション3.0
定義:洗練されたミニマルな装い
時期:30歳から32歳まで
特徴:ベーシックカラーを中心とした持続的に着られる服装
転換点:ブランドヒストリーやモノづくりのあり方に興味を持った

まず、ファッション2.0に進化するきっかけを与えてくれた母親に感謝したい。
まさかここまで潜在能力が開花するとは思ってもいなかっただろうが、今の自分があるのは間違いなく母の力だ。
さらに、本質的な部分であるブランドの歴史やモノづくりに興味を抱くにしたがって、ミニマルな装いであるファッション3.0に切り替わっている。
そして、その先を行くファッション4.0に突入しようとしている。

ファッション4.0
定義:持続可能な自分らしい装い
時期:未定
特徴:ベーシックカラーを中心とした持続的に着られる服装
転換点:サステナビリティへの関心が高まった

ファッション3.0と4.0で見た目にさほど違いはないが、大きな違いはサステナビリティに対する意識である。
具体的には、購入する際に現時点の自分だけでなく、未来の自分も欲しいものなのか問いかけることである。
なぜなら一年でも長く着られることは余剰に服を購入する必要がなくなり、サステナビリティに貢献することができるためだ。
環境に配慮しながら長く着用することから、短いサイクルで安価な服を大量生産しているファストファッションの対義語としてスローファッションとも呼ばれている。

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