自分の知らないところで起こる変化

こんにちは

ユニクロが展開する無料冊子「LifeWear」が好きで毎号読んでいます。
コンセプトマーケティングのお手本だな〜、大企業が本気だすとこんなものができあがるのか〜と毎号感心しきりです。

今号を読んでいたら両国の若いフレームビルダー(自転車職人)の話が載っていました。内容はぜひLifeWearを手にとっていただきたいところですが、この話の書き出しに大変注目してしまいました。

「サステナブルな人ほど自転車に乗っている」

この一文です。
業界内だと実用的な「一般車」とアクティビティ向けの「スポーツ車」が、かなりざっくりですがよく使われる区分です。いつのまにか、スポーツ車というかちょっと高い自転車は「サステナブルな乗り物」という区分になってきているのかもとドキッとしてしまいました。

自転車業界ってアパレルや自動車などの巨大産業に比べると吹けば飛ぶような規模の業界で、しかもスポーツ自転車は特に既存ユーザーに目を向けての内向き志向が強めです。

自転車業界という括りよりもっと大きく、もっと高い位置から外堀を埋めていくかのような流れで価値転換が起こってきているように思います。広く外を見ないと、この大波に攫われてしまう気がします。

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