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英語力0で海外へ!なんとかなる!?

英語力0でも留学できました!
英語力のない私でも海外へ行けました!

…などという謳い文句を目にすることも多いと思いますが、本当になんとかなるのでしょうか?

結論から言うと、「なんとか」はなります。


別に英語ができなくとも海外には行けますし、特にバンクーバーは日本語環境に身を置くこともそう難しくないので普通に生活できてしまいます。

空港の入管でのやり取りは片言でも通用しますし、語学学校に入学する場合は入学前にクラス分けテストがあり、自分に合ったレベルのクラスで勉強することができます。日本人を雇いたいというジャパレスもかなりの数があるため、仕事に就くことも可能です。十分に暮らしてはいけます。

というか、日本人は海外へ行くことを神聖視しすぎているなと…
別に行くことくらい行こうと思えばできちゃうのです。


具体的にはどんな生活?


私が見聞きした限りでは、英語があまり出来ないままやってきた場合はこのような典型的な負のスパイラルに陥るケースが多いです。

  1. 英語が思った以上にわからず、英語に対する自信がなくなる

  2. 日本語で安心して話せる日本人同士で主に交流するようになる

  3. ますます英語を使わなくなる


でも、コミュ力があれば英語は話せちゃう?


英語を使ってのコミュニケーション力には、正直なとこと本人の性格による部分も大きいので、たとえ英語力0でも物おじせずに積極的に英語で話しかけていく日本人もいます。

この辺は日本語でも同じですね。日本人はみんな日本語が使えますが、初対面の人にもガンガン話しかけていける人とそうでない人がいますよね。


英語に限らず、何事も適切なフィードバックとインプットがないままになんとなく我流で続けていても実力はつきません。



ただし、そういうコミュ力頼りの人たちは基礎力がないままになんとな~く英語を使っているので、何年こっちにいても英語力はほとんど伸びていないですね。

フェイスブック等のSNSで繋がっている中にそういった人たちがいますが、彼らの投稿の英語は本当にボロボロです…中学レベルの文法もできていないどころか、文章が成り立っていなかったりします。

本人たちからすると「私は英語で話せる!英語ができる!」という感覚なので、きちんと勉強しようとしないのだと思います。


実際にこういったボロボロな英語しか書けないにもかかわらず「私って英語はかなりできるんですよね、普通に話せますし(ドヤ)」と私に言ってきたケースや、他の日本人に「オレはカナダ来たらなんもしてないけど英語できるようになったよ!くればなんとかなる!」と無責任なアドバイスしているケースなどを見てきました。

ネットでまさに「英語力0でもなんとかなりました!」等と嘯いている人たちも多くの場合はこんな感じなのではないかな、なんて。

私は彼らがネイティブの人たちとも話しているのを見かけたことがありますが、向こう明らかにレベルを低くして合わせてくれているからこそ成り立っているだけでした。
保母さんが幼稚園児に話しかけるのをイメージしてください。


たとえ間違った英語を使用しても、事前に相手にそうしてくれるようにお願いしていない限り、相手が修正してくることはあまりないです。

相手が何も言ってこない=英語が完璧!ということではないので注意

愛想笑いNG!


さらに日本人あるあるですが、わからない部分は愛想笑いでごまかすのはNG!わからなかったら笑ってごまかせばOK!とか書いてあったりしますがダメです。やめろ。今すぐやめるんだ。

この愛想笑いというのは実は日本人ではない人たちからするとよくわからない感覚だそうです。失敗したのに笑うとか、わからないのに笑うとか、下手するとふざけている・馬鹿にされていると捉えられることもあるので注意してください。

私も、何かしら間違えた際に愛想笑いをする癖があり、直すのに苦労しました。

結論


海外へは英語力が0でも行けますが、より楽しむためには勉強をしておいた方がいいです。

語学学校ではなく大学やカレッジに通いたい、就ける仕事の幅を広げたい、ネイティブの友人を作りたい、帰国後に英語力を活かした就職がしたい...

どういった生活が自分にとっての目標なのかを設定して、それをかなえられるよう頑張って勉強しましょう!

基礎力があると、その後の伸びが段違いです。


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