誰かの人生に心揺さぶられる「たった1人、味方がいれば」の感想
このnoteを読んだ時に、すぐに感想を書きたいと思いました。でも、私ごときが軽々しくコメントや感想を書ける内容ではない気がして、今に至ります。
でも感想の締切が迫り、やっぱり書きたいと思うなら、書いた方がいいよねということで、書きます!
楓花さん、内容がビミョーだったら、ごめんなさい。
楓花さんとは「Webライターラボ」というオンラインサロンが一緒で、オンライン交流会で一度一緒になったことがあります。
私自身もYouTubeのシナリオの仕事がメインだった時期があり、楓花さんには勝手に共感を持っていました。
たまたまかもしれないですが、シナリオを書こうという人間は、人生が波瀾万丈な方が多い気がします。
noteだけではなく、楓花さんが書いたKindleも読んだことがあります。
体験したことはまったく違いますが、まわりに対して思っていたことに重なる部分を感じます。
そういう観点から、とても共感を持ったKindleで印象に残っていました。
少数派の世界を経験した時、同じ経験がない人ができることは、わかったようなことを言うのではなく、そっと寄り添うことだけなのかもしれません。
そして、仮に似たような経験をしていたとしても、どの段階にいるかで考えが違うこともあるでしょう。
人は孤独であると、私自身も感じたことが多い数年でした。
そして、Kindleの中の文章に私が最近、漠然と思っていた答えに近いことがありました。
以前の私はまわりに対して理解してほしいと思っていましたが、本来、知ろうとしてくれる人がいるだけでもありがたかったんですよね。
知ろうと思ってくれる人に情報を届けられることを考えたらいいんだと、ハッとさせられたKindleでした。
一方、noteの中では、彼との最後のやり取り、婚約者という立場故になんの情報も教えてもらえなかったシーンなどが描かれています。
ドラマや映画ではない、圧倒的な一次情報。これは経験した人しか書けません。
恐らく似たような経験をした方はいます。でも書いて、そのことを表現できる人は、そう多くはなさそうです。
楓花さんは小説を書いているとのことなので、ご自身の経験を反映した作品を書いているのかな、と。
私は自分自身の経験から、大変な経験をした方がそこからどういう風に生活していくのかに、人一倍興味があります。
私が楓花さんの発信やnoteをつい見てしまうのは、だからなのかもしれません。
たった一人の味方を失った楓花さんが、これからどういう人生を歩むのか?
言葉にしてしまうと陳腐で、穴に入りたくなるくらい申し訳ないですが、私が気になるクリエイターさんの一人です。
情報をまとめた記事も場合によっては必要かもしれませんが、経験したことを多彩な表現で書ける人の作品が読みたい、と私は思います。
誰の人生にもドラマがあって、誰かの経験を読むことで、自分も疑似体験できます。
経験し、多くのことを知ることは、自分の人生の幅を広げます。その中で、時々、頭をガツンと殴られたようになります。
自分の常識なんて、ちっぽけなものだったと、ここ数年、穴に入って、出てきたくないくらい、恥ずかしい気持ちになったことが多々ありました。
そして、誰かの人生から必要な気づきを得て、日々を大切に生きようと思えます。
このnoteで楓花さんが切り取ってくださったシーンはそう思えるものでした。
だから私は、読むことも書くこともやめられないのだと思います。
つらい体験を当事者だからこそ書ける表現で、文章化してくださって、ありがとうございます。
楓花さん、お互いになんらかの形で書き続けていきましょう!