見出し画像

しまうまプリントで作った本まとめ

しまうまプリントを使用し1年間で作った本と
1年間で一緒に作った本をまとめてみました。(2019-2020)

作った本

井上弦。秋田展。集め本ver.

画像1

この本は、秋田に知り合いが全くいない若者が(2016-2019)
3年過ごし素敵な地域と人に出会えたよをとてもゆる〜くまとめた本。

井上弦。秋田展。好き本ver.

画像2

画像3

画像4

集め本をベースに秋田で出会った大好きなひと、1人1人との思い出を
本にした本。「ん?これあの時の〜!?」とその人だけがわかる本、
写真と言葉を盛り込み、その時の様子や思いを形にした本。

介護施設で看取りをまとめた本

画像7

私が働いてる介護施設の社長が私の本を作る取り組みを好いてくれて
「開設から今までの歩みの本」を作ってほしいと依頼され一緒に作った本。ここから介護施設から本を贈る取り組みが動き始めました。

介護施設で最期を迎えた利用者の家族へ贈る本

画像8

私が働く施設で最期を看取った方の想い出を記憶から記録に残しご家族様へお贈りする看取り本。6冊製作し私の本作りの思いが形になり続けている本。6冊目を作り終え施設に飾ると「本棚作らないとね」と職員から声が・・・。施設で最期を迎えた人の本が少しずつ施設に貯まるって、すごいことだな〜としみじみ感じる。

90歳の祖母へ誕生日のお祝い本

画像9

好きな人に本を贈りたいと思ったきっかけ。今年で90歳になるおばあちゃんへ本を贈りたい…日常の何気ないおばあちゃんの写真をスペシャルにすることなく、ありのままを記録と記憶に残したい。あと何回おばあちゃんに会えるかな…

必ず、帰ろう…!年に4回は帰省するようにしてた(コロナの前は)
やることは、おじいちゃんのお墓まいりに必ず行く(最近行けてない)
秋田に来ておばあちゃんが今年90歳になる。
何か贈りたいと思ったのが2018年
(両親・兄夫婦が米寿のお祝いをしているのをLINEで見て…)
おばあちゃんの日常を本にしたいなと思い着々と根回しをする。

名称未設定のデザインのコピーのコピー-4

家族に「やるよ〜」って話したら
素敵な写真とメッセージがたくさん集まってきた。
おばあちゃんの昔の写真と最近の写真を入れて
家族のメッセージを添えてるとみんなめっちゃ良いこと書いてて
作ってて、7回は泣いた。
おじいちゃん・おばあちゃんがいたからこそ
今の井上家があるんだなって今回の本作りで強く感じた。

当日は直接会って家族みんなでお祝いする予定だったが
コロナの影響でお祝いは延期に…けど誕生日に何かお祝いしたいと思い
お父さん・お母さんにzoomを教えて
兄家族、新社会人弟を巻き込みzoomで
おばあちゃんの誕生日をお祝いした。最高だった。
ばあちゃんからの「本、ありがとうね〜」は一生忘れない。

本の作り方を書いた本

画像5

好きな人に本を贈るために作った、本の作り方を書いた本。
個展で好きな人に本を渡していると
「これって私でも作れるの?」という声をめっちゃもらった。もらう側から贈る側になりたい。そんな関係性ができれば本を贈ることが文化になるな!と個展中に思いつき個展で作った本(集め本)の作り方を書いてまとめて本にした。これを元に声をかけてくれた人に「本作りましょう〜!」と井上弦の共同本作りが始まった。


一緒に作った本

介護施設で看取りをまとめた本

画像11

弊社(あきた創生マネジメント)代表の阿波野さんと弊社、
介護事業のひとつショートステイ輪で最期を迎えた方達の、
これまでの【看取りをまとめた本】を作成する方向に・・・

阿波野さん:
「うちらがやってきた証を作れること。それを家族さんや次の世代に届けることが本にはできる。それってスゴイことだよね!?」

本を贈るという活動の意味を感じた時間

最期を迎える人が「ここにいたよ」を残し届けていきたい。その思いはきっとどこの施設や病院。在宅など場所は関係なく、過ごしている人が思っていること(だと私は思っています)生きた証を本という形で残していく。好きな人に贈る。そんな取り組みが日常的になれば素敵だなと思っています。もし、高齢者施設に入居しているおじいちゃん・おばあちゃんが家族や孫・職員に囲まれて昔のアルバムだったり施設での写真を引っ張りながら「この時はこうだった」「あの時はこうだった」と話しながら本作りをする機会があったらどんなに温かい時間だろうか。絶対やったほうが良いよ!とは言わないけど選択肢のひとつに本を贈り、本を作る活動があっても良いと思う。

完成した本を職員や利用者に見てもらうと
「あ、◯◯さんだ〜」「懐かしい良い顔してるね〜」と話してくれた。
そう話す、みんなの顔が良い顔だった。

飲み歩きするお店へ本を贈りたい

画像12

個展にきてくれた私の好きな人で当日じっくりと作品を見て
「自分も機会あれば、是非!」とお声かけ頂き実施する運びに・・・
作るのは「飲み歩きするお店へ本を贈りたい」と言うことで
(めっちゃ良い!飲み屋の店主さんに本贈るとか、センス良すぎ!)

「本を贈ることもだけど、整理する一環として…今回はやりたい」とも話してくれました。(たしかに。たしかに)たくさんの写真や出会いをどこかで整理するって大事なこと。経緯やきっかけはその人次第。好きな人に本を贈った時にその人たちはどんな表情をするのか。そこを目指して一緒に考える時間が好き。

愛のある職員の紹介本

画像13

色んなことをやった。事業が増えた。
増えた分だけ無くなってしまった横のつながりを、
自分なら写真と言葉にまとめることができる。
「法人化して10年、感謝を込めて。うちにはこんな人が働いてくれている。その姿をみんなで共有したい。新しく入ってくる新卒の子にもみてもらいたい」と話す畠山尚弥さんは横手市内で介護事業を中心に展開する私の憧れのひとり。
会社の社長から職員へ贈る「その人らしく」を大切にする愛のある職員の紹介本…愛で溢れるし良い表情に良いコメント。

利用者は良く写真に撮る…けど
一緒にいる職員は中々写真に入らない。
けど少ない写真にはいい表情がいっぱいだった。


自分の見た世界をまとめたい

画像14

画像6

JICA隊員の友人(佐藤絵里子)が作る
【自分が見て来たセネガルをまとめたい】を本に・・・
海外に住んで見ないとわからない。
仕事の内容が健康教育だったからこそ
一緒に暮らしてわかることがそこにはあった。
離れているからこそ、日本についても考えた。
セネガルは子供が多い、家族が多い。
子供が生活にいる当たり前の環境。
そんな環境が子育てしながら働きやすいんじゃないの?って思った。
日本でも世界でも、同じ人間だなとセネガルで出会いがあった。
と話すえりことの出会いも秋田で、彼女の周りには人と笑顔が溢れる。

愛息子の写真を思い出に

画像15

同僚の児玉智之が作る息子の成長を収めた本作り。
施設内で作成している看取り本をきっかけに
「作って見たい!」と声をかけてくれて実施・・・ありがと!
2016年に知り合った時は年下後輩だと思っていたら
結婚、息子の誕生で気づけば立派な「パパ」になってた。
子供の成長を記録に残す。写真やアルバムだけでなく
その時の出来事や思ってたことを一緒に本に綴る。
大きくなってこの本を手にとった時、息子ちゃんはどう思うだろうか?
作った結果も知りたいけど5年後、10年後の様子も気になる!!
是非、シェアして〜!!


1年弱で47冊の本をしまうまプリントで作り、
5名の方に本の作り方を教える機会をもらった。


結論


しまうまプリント、最高ー!!

しまうまプリントとの出会い
本を作ること。本を贈ることの
ハードルが、ぐっと下がった。

製本する。1冊の本を作るのにどれだけの工程があるか
たくさんは作りらないけど渡したい人がいる。
丁寧に選びたいけど細かく本を装丁するのは難しい

・・・

写真と言葉があれば本はできる。

自分の想いを積みかねることで本はできる。
好きな人との想い出に
言葉を込めればそれは本になる。

私は今、本を作っている。


秋田県で出会った人へ
介護施設で最期を迎えた人へ
これから出会う人たちへ

私の取り組みに共感してくれた人とともに
これからも本を作り、本を贈っていきます。

大事なことなので2度言う、しまうまプリント、最高ー!!


ありがとうございます! おいしいものを食べて、エネルギーにします!!