見出し画像

推し、燃ゆ



yuzuです


今回は宇佐美りんさんの推し、燃ゆ


ジャケ買いしてもおかしくない可愛さ



すんごい最近出てきた人の本を
読むのはどことなく躊躇ってしまう節が
昔からあったのだけれど最近は
兎に角気になった本を読むのが多くなった

なのでこの作品に辿り着いたわけです
(芥川賞受賞作品でもありますしお寿司)


帯には


デビュー作「かか」で文藝賞&三島由紀夫賞を受賞
第2作となる本作で芥川賞受賞
21歳、驚異の才能、現る


と堂々記載されている


未来の考古学者に見つけてほしい
時代を見事に活写した傑作

という感想が気になったし
分かる、と思う◎


表現の仕方や語彙力に関しては
私が感じていたことを形容してくれている
ように感じることもあって凄いなと
単純に、素直に思った

でも
読みやすくて
なんかこの読んでる感じ
過去に体験したことあるなぁ
と思っていたら
私が中学?高校?の時に流行った
携帯小説に似てると気付いた


失礼千万で申仕上げますと
当時の私が読んでいた携帯小説とは
レベルが遥かに違うのだが
でも、なんか、どことなく似ている
(あくまで個人の意見です)


そして私が言語化できなかった
今まで生きてきた中で体験してきた
あの瞬間の描写
が私に刺さる言葉で的確に描写されていたことに
とにかく感動しました



こうゆう
人間の深い深いところまで
書いてある本はどうしても
ネタバレを含みそうで感想文が書きにくい


だから
私の感情を連ねたものになってしまうのだけれど
今のこのご時世
を客観的に、そして個人的に当て嵌めて
考えてそれを言葉に紡ぐっていうことが
改めてすごいと思う

エコーチェンバー現象や
グループシンクに陥っているSNS
(最近勉強している現象の名前)
(アウトプット大切)
(使い方間違ってないかしら)

自分が自分でなくなる瞬間も分からなくなる
そんな情報の海の中でのコミュニティ


そこからは自分では
脱出が難しくて
そうだった、もしくは現在も「そう」である
自分を認めることも難しい


だからそうなった場合は
周り(私の場合は夫)が気づかせて
あげるしかないんだろうけれど
例えば「Instagramやめたら?」って
言われて今、何人の人が辞められるのだろうか
「Twitterやめたら?」って言われてやめれるかな
(お仕事以外個人で使っている人対象です)

私にはキッカケがあったから
やめて今はnoteとFacebookしか
していないのだけれど
きっと宇佐美りんさんの生み出した
「本」のように
気持ちを文字に起こすことによって
しかも自分の中にスッと入ってくる
文章が書けることによって
SNSとの良い一線が
引けたりするんじゃないだろうか
と思う
冷静になれると思うので

でもそれって
すごく稀なケースですよね
誰でも本が書けるわけではないので



だからこそ
今の世の中で皆の心に突き刺さり
芥川賞も受賞したんだろうし
これから先の作品も楽しみだなと
あくまで私は思う


SNSは自己啓示欲や承認欲求を
満たすためのものではない
それぞれの「常識」を巡って
争うなんて不毛も良いところ
(過去の自分に言ってやりたい)

ある意味SNSは閉鎖的空間だからね
人間が実験される環境といっしょ



なんだかな

自分がSNS断ちをしたから
すごく自分が偉い
みたいな感じに聞こえるというか
見えるというか
そんな感じになってしまいます
すみません

特にInstagramやTwitter
また最近流行りのTikTok等をしている人を
否定しているわけではないデス
私には合わなかった、それだけのことで

そこで出来る友人も私もいたし
なんなら今度会う予定だし^^


けれど気をつけないといけないよね
って話デス
結局は活字の世界で
感情が非常に伝わりにくいものなので


自分自身を見つめ直した時
本人(私)は気づかなかったけれど
依存していることにすら気づかない
負の連鎖だったな、と思うので
そうゆう文章の作り方になってしまう・・・


気をつけなければ・・・m(_ _)m



それにしても
先日は「腐女子のつづ井さん」
読んでて
今回は「推し、燃ゆ」

なんか、良い感じに続いてますねぇ
私は特に祭壇とか推しにお金を
貢いだりはしていないけれど
毎日「この思い届け!」とは思っている

届いていてほしい
(今くしゃみとかしていてほしい)

それにしても
アイドルやアニメのキャラ(なんでもいい推しのこと)
との関わり方は十人十色で
推しの全てを信奉する人もいれば
良し悪しがわからないとファンとは言えないと批評する人
推しを恋愛的に好きで作品には興味がない人
そういった感情はないけど推しにリプライを
送るなど積極的に触れ合う人
逆に作品だけが好きでスキャンダルなどに
一切興味を示さない人
お金を使うことに集中する人
ファン同士の交流が好きな人
などなど・・・

私は作品も人も丸ごと好きなタイプ
(一番やばいやつかもしれない)
推しの見る世界が見たい、と思ってしまうタイプ
(良い感じに影響されると力を発揮するやつ)
熱しやすく冷めやすかったりもするけれど
その持久力はそれぞれなので

私の周りでも完璧な推しがいる人がいるけれど
見ていて感心するし単純にその純粋さに
毎回乾杯しているのだけれどね




いやぁ、私も
こんな一番新しくて、古典的な
本書いてみたいなぁ( ´ ▽ ` )
書ける人と書けない人がいる
というのはストーリーセラーでも
書かれていることですが
まずは書いてみてもいいじゃない!誰

まずは語彙がないのでそこからですね

自分の思っていることを
自分の思うような文章に起こせるようになりたい



毎回書いているけれど
本はつくづく良いものですな


本は絶対に人生を豊かにしてくれる


推し、燃ゆ
お勧めですぜひに


ではまた.







この記事が参加している募集

#読書感想文

188,357件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?