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#9『ロボット・イン・ザ・スクール』

見た目はオールドタイプで歩く時もガシャガシャ
とうるさいし、フラップはガムテで留めてるけど、
心はピュアで愛くるしいロボット"タング"と
保護者であるベンの成長と家族を描いた、
笑って泣ける人気シリーズ第3弾です。

帯にはなんと

"2020年秋 劇団四季にて舞台化決定!"

と書いてあります。

これはもう、ロボット・イン・ザシリーズが好きな人は勿論、舞台好きの人もトレンドウォッチャーの方も、皆んなでこの本を読んでハートフルな世界を楽しみましょう!

今回はタイトルにある通り、タングが学校へ通うことになります。2作目でまだ赤ちゃんだったベンの子供ボニーがプレスクールへ 通う年齢になっているところから物語が始まっています。

著者のデボラさんはイギリスの方なのですが、イギリスでは5歳から11歳までが初等教育になるそうで、
プレスクールは9月の時点で4歳の子供が通うそうです。因みにイギリスは9月始まり7月終わりという
ことなので小学校に上がる前に慣らし保育 のような
制度があって良いですよね。

このロボット・イン・ザシリーズは1冊の中に次から次へと問題が起こる"問題てんこ盛り小説"なのですが、今回もいろいろあります!
そこはぜひ読んで、楽しんで頂けたらと思います。

この小説にハマってる人は皆さん、タングLOVEだと思いますが、私の今回のタングキュンキュン♡ポイントは運動会の件です。
もうホント可愛い!愛くるしさ∞です。

さて、本国イギリスで2019年に発売された著書がさほどタイムラグ無しで翻訳されて且つ人気シリーズになっているのは、このお話の中に日本も関わりがあるというのが一役買っているからだと思うのですが、
今回も登場しますよ!
そこはなんかイギリス人から見た 現代日本という
感じで、フィクションではなく物語を超えた著者の
御人柄を伺えるような段落で楽しく読ませて頂きました。

そしてそしてラストがまた、次は何が始まるんだろう、早く次のシリーズが読みたい!と思える終わり方で次回作も楽しみです。

シリーズ第1作目はこちらです↓↓↓

酒井駒子さんのカバーイラストがほんと可愛いですよね因みに私は"酒井駒子さんのカバーイラストを見つけたら御招きする会"しています!(要は購入です笑)

そして第2作目はこちら↓↓↓

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