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本と映画と、ときどき雑感。 23.1〜K-POPの🚪を開く。

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  • 平民日記(2020/4/9〜5/6)

    COVID-19 による緊急事態宣言が発令された期間中の、自分の気持ちや出来事を忘れないようにするために記した日記です。

最近の記事

これが"世界平和"なんじゃない?

前回、BIBIさんのMVを観てK-POPの扉が開いたことを書きましたが、彼女のことをもっと知りたくなって、YouTubeを漁ってたら #KPOPINPUBLICというものにたどり着き驚きました。 世界各国で、K-POPアイドルのダンスを完コピして踊っている動画です。 プロアマ問わず、性別も容姿も関係なく自由な感じで踊っている姿が本当に平和的で夢中になりました。 しかもパブリックとあるように、公共の場所で踊ってるんですが、それがまた凄く良くって世界的パンデミックで海外はおろ

    • K-POPの扉

      2023年の新年早々1月4日、いつものようにTwitterにいると流れてきた1つのツイート。 そのツイートにはYouTubeのリンクが貼ってあって、「んー、どれどれ」と見にいったら…… 超超超カッコイイMVが‼︎ それがこちら↓ 韓国の歌手、BIBI(ビビ)さんのVengeanceのミュージックビデオ! 『MMFR』を観た時の「ヒャッハー!」感(๑˃̵ᴗ˂̵)の再来! もう夢中になって、1日中繰り返し観てました笑 これが私のK-POPの扉を開いた瞬間。 この扉の

      • 『GIRI/HAJI』 ❤︎

        2019年 英BBC Netflix 全8話ドラマ 監督 ジュリアン・ファリナ genre 任侠/クライムサスペンス 悲惨な暴力団抗争を引き起こしたのは、死んだはずの弟...? 事態の収拾のため東京からロンドンへと飛んだ刑事は、善と悪、そして信頼と裏切りの狭間で揺れ動く。 (Netflixより引用) 窪塚洋介くんが出てるから「ちょっと見てみるかぁ」と軽い気持ちで観てみたら、これがなかなか良いドラマだった! ロンドンと東京を舞台に、任侠、love、サスペンス、群像劇を視

        • 『アイ・アム・マザー』

          2019年 Netflix 監督 グラント・スピュートリ genre SFサスペンス 人類の大量絶滅後、再増殖施設内でたった一人ドロイドの母親に育てられている少女。だが、彼女の前に別の人間が現れたとき、ずっと信じてきた世界が揺らぎ始める。(Netflixより引用) ポスターを見て頂けたら分かると思いますが、先ず初めに「NO MORE 映画泥棒のカメラ男さんに似てるなぁ」と。たぶん皆さんもそう思うはず! 内容は正直、私には刺さりませんでした。 優生思想、母殺しのお話し

        これが"世界平和"なんじゃない?

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        • 平民日記(2020/4/9〜5/6)
          28本

        記事

          『バード・ボックス』

          2018年 Netflix 監督 スサンネ・ビア genre SFホラー 身重のマロニー(サンドラ・ブロック)は夫と別れて1人を満喫中。子供嫌いなので産まれてくる子を里子に出すことも考えてる。そんな中、世界中で多くの人が自殺する現象が発生する。 いわゆる、"それを見たら死ぬ"ってやつなんですが、 外に"それ"がいるので窓も全部塞いで、外に出る時は目隠しして絶対に"それ"を見ないようにしないと即、死が待ってる世界。 正直ちょーっと、退屈でした。 お決まりの、1人々死ん

          『バード・ボックス』

          『アナイアレイション』 ❤︎

          2018年  Netflix 監督 アレックス・ガーランド genre SF 生物学教授のレナ(ナタリー・ポートマン)は、1年間行方不明になっていた軍人の夫ケインに何があったのか探るべくエリアXの調査隊員に志願する 2014年に発表された『全滅領域』という小説が原作になっているそうです。 数年前に突如出現したシマーという虹色の光に包まれた場所、エリアX。何度、調査隊を送り込んでも誰1人戻って来ない、謎に包まれた激ヤバな場所!なんだけど、虹色に輝くその場所は綺麗でなんだ

          『アナイアレイション』 ❤︎

          『透明人間』 ❤︎❤︎

          2020年 監督 リー・ワネル genre サイコ・サスペンス 光学研究の第一人者である恋人エイドリアンの支配に耐えきれず逃げ出したセシリアだが、エイドリアンの死亡の知らせを受けてから彼女のまわりで不可解なことが起こりだす。 怖かった〜。 音楽の効果が絶大で何度もビクッとさせられました! 1897年にH・Gウエルズの小説『透明人間』が発表されてから100年以上が経ち、米軍が光の回折を利用した透明マントの開発を進めているという噂がある現代に、この映画を観ることが出来て、

          『透明人間』 ❤︎❤︎

          #18『あやうく一生懸命生きるところだった』

          40歳手前で会社を退職し、一生懸命生きることをやめた 韓国イラストレーターの自分らしい生き方に出会える、ゆるっとエッセイです。 まず著者の描く、ご本人と思われるパンイチ(しかも白ブリーフ!)男性のイラストが可愛い。 バブル崩壊後から新自由主義が台頭し、競争社会が加速している現在まで、いつだって何かに駆り立てられているような焦燥感を持ち、勝ち組、負け組などと言われ、"ただ生きる"だけのことが大変なのは、お隣り韓国でも同じなんですね。ツラ… 著者のハ・ワンさんは40歳目前で

          #18『あやうく一生懸命生きるところだった』

          『悪の法則』 ❤︎❤︎❤︎

          2013年 監督 リドリー・スコット 有能で公私共に順風満帆な若手弁護士が金儲けのため1度きりならと、軽い気持ちで裏社会のビジネスに足を踏み入れたら、取り返しのつかない事態に。 何度目かの鑑賞です。 ハァーやっぱ好きだわー、この映画! 何が好きって、まずこの世界観。 美意識、哲学、容赦ない描写、どれも好き。 キャストがとにかくゴージャスで、主役の弁護士カウンセラー役にはマイケル・ファスベンダー、その恋人ローラ役にはペネロペ・クルス。 裏社会でビジネスしてるウェストリー

          『悪の法則』 ❤︎❤︎❤︎

          『オールド・ガード』 ❤︎❤︎❤︎

          2020年 Netflix 監督 ジーナ・プリンス=バイスウッド 何世紀もの間、ひそかに人類を守ってきた4人の不死身の兵士たち。だが、その特殊能力を知った謎の組織が、私利私欲のために彼らを狙い始める。(公式より) めちゃめちゃカッコイイ! 音楽のセンスめちゃめちゃイイ! 主役のシャーリーズ・セロン演じるアンディのアクション、戦いっぷりがcoolで美しくて格好良すぎて、もうずーっと観ていたいです。 2の予定もあるそうなので、早く続きを観たい〜。 アンディとクインの物語が

          『オールド・ガード』 ❤︎❤︎❤︎

          『リム・オブ・ザ・ワールド』 ❤︎

          サマーキャンプに参加したらエイリアンに襲撃されて、しかも宇宙飛行士からエイリアン退治のデータUSBを託されて…というスタンド・バイ・ミー的なひと夏の冒険物語。 エイリアンは漂流教室のアレっぽくて、なかなかのグロさ。映画ネタを挟んだり子供達のキャラ設定がすごく良くて笑えるんだけど、それぞれが問題を抱えていて協力しあい仲良くなっていく様子を見てるとサマーキャンプに出した親目線になっちゃいます。 監督はチャーリーズエンジェルのマックG

          『リム・オブ・ザ・ワールド』 ❤︎

          韓国サスペンス映画メモ

          『8番目の男』2019年 『金の亡者たち』2019年 『無双の鉄拳』2018年 『虐待の証明』2018年 『8番目の男』は日本でいう裁判員制度を描いた映画。韓国では日本より1年早い2008年に国民参与裁判という名称でスタートしてたのね。初の国民参与裁判として注目を集めるなか、証拠・証言もあり判決がすぐに出そうな裁判だったのに陪審員の素朴な疑問で判決のゆくえが…⁉︎ 女性裁判長も良かった👍 『無双の鉄拳』はマブリー💕ことマ・ドンソクの映画。かつては喧嘩が強くて恐れられてた男

          韓国サスペンス映画メモ

          withコロナの平民雑記

          今日はヒックスヴィルのストリーミングライブを観た! 楽しかった🎶 ライブハウスはいわゆる三密(密閉・密集・密接)状態になってしまうので、ライブは暫く1,2年くらい?は無理かなって思ってたけど、無観客ストリーミングライブという新しいライブの形で経験できた。 ライブって、狭いハコの中でギュウギュウになって皆んなで歌ったり踊ったりするのが最高に楽しい、身体性ありきのものだと思ってたけど、コロナ禍ではリスクが高すぎて不安があるから、ストリーミングでライブを体験できるのは安心だった

          withコロナの平民雑記

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          東京都の感染者数が224人と過去最高人数になった。 30代以下の若い人が多いため、重症者がほとんどいないみたいで特に逼迫した様子はない。 とりあえず皆んなマスクはしてるけど、それ以外は割と普通の生活に戻ってるかな。 そういえばパートナーの特別給付金がやっと振り込まれた。マイナンバーカードで申請した私は5月末の給付で、郵送申請の彼は7月初旬だったので、やはり少し差が出た形になった。 レストランのパートが7月で1年経った。 入った時はめちゃくちゃ忙しくて大変だったけど、1年後

          withコロナの平民雑記

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          今日は東京都知事選があって、現職の小池百合子さんが圧勝で当選した。 東京生まれ東京育ちの私は、東京のアレコレに疲れてしまって2年前に故郷を離れ県民デヴュー。 ほんとはもうちょっと山奥で暮らしたいんだけど、東京モンがIターンで地方暮らしするのはリスクが大きすぎるので、"慣らし保育"ならぬ"慣らし田舎"として、限りなく東京に近い場所で"プレ田舎暮らし"体験中なのですが、今回初めて県民として、蚊帳の外から都知事選を眺めてみて、 「なんて、ストレスフリーなんだろう〜」 と、東京を離

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          『21世紀の資本』

          2013年にフランスで出版、日本では2014年に発売されたトマ・ピケティの『21世紀の資本』の映画版です。 ピケティはフランスの経済学者で、特に歴史比較の観点から格差研究をしている第一人者です。 トマ・ピケティ、確かに一時期ブームがあったような気がするけど、この本を手に取ったことすらありませんでした。私のように未読だったり、当時多くいたらしい読破出来なかった人にはうってつけの映画になってます。 最近は貧困問題、格差社会というwordを目にする機会も多く、高齢者という弱

          『21世紀の資本』