ポン酢

27歳限界社会人 a.k.a noteの民度を下げるために派遣された女スパイ ライター…

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27歳限界社会人 a.k.a noteの民度を下げるために派遣された女スパイ ライターも写真もイラストもカウンセリングも育児もしていません 美しい50代男性が好き

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ロック界最後の奇才 菊地英二のブログを読んでほしい

まずこのブログを読んでください。 長い。長いが妙に読ませる豊富な知識と謎の臨場感。 11次元、ダークマター、別次元の小人…に散りばめられたキュートな顔文字。 ご存知THE YELLOW MONKEYのドラマー、菊地英二の半年に一度の学術誌(※ブログ)。 このハイレベルなブログが彼の人となりを表していて、最高だなと半年ごとにしみじみと感じるのですがいかがでしょうか。(※半年に一回しか更新されない) ファンの中でも毎年「長い、いい加減にしろ」といった反応を見かけるのでつい反

    • 野良犬の噛み痕〜THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVEがのこしたもの〜

      THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary liveの再開、コロナ以降初の東京ドーム公演に挑むまでの所感はよろしければこちら 2021年1月12日。 THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary live 全公演終了の報告がありました。 オーラスである武道館公演が行われたのは、緊急事態宣言前の2020年12月28日。 つまりライブから2週間経って、このライブによるクラスターが報告されなかった、ということを確認してからの

      • 未来はみないで〜後追いオタクのコロナ禍と宣誓と〜

        生後1年半の後追い拗らせオタクが時差の壁をブチ破ろうと涙し、コロナ禍でまた推しに救われてしまった2019-2020の振り返りと、因縁のドームツアーについて。 2019年秋。 推しバンド、THE YELLOW MONKEYが昨年30周年を迎えた記念に、毎週金曜日に商品化されていない過去のライブをyoutube上に公開するという企画が行われていた。 フェスやイベント、貴重なアマチュア時のライブも公開され浮き足立ちまくった結果、 20代後半の女が花の金曜日に一切予定を入れず、公開

        • 「○○○のギタリストのソロのやつ」「元○○○のボーカルのやつ」どころの話じゃねえぞ

          8/7に発売するbrainchild'sの「Set you a/n」(読み:折衷案)が良かった。 なんでこんなに良いんだ。 現実の状況は悪くなる一方でも、希望とちょっとの皮肉が気持ち良くて、高校生の頃のわたしの中にあった本来の音楽の役割を思い出させるくらいグッときてしまった。 「おかしくて泣けそうな毎日」でもうやられてしまった。 梅雨明けの東京に合いますね。 brainchild'sは(以下ブレチャ)THE YELLOW MONKEY の菊地英昭(エマ)のプロジェクトでメ

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        記事

          マリーは生きているか?伝説のコンセプトアルバム"Jaguar hard pain 1944-1994"

          いまから26年前、私が生まれた1994年に発売されたTHE YELLOW MONKEYの3rdアルバム「Jaguar hard pain 1944-1994」というコンセプトアルバムについて。 「1944年に戦士した若い兵士"ジャガー"が、肉体が滅んだことに気付かず、魂だけが時を超え50年後の1994年にタイムスリップしてしまい、祖国に残した恋人"マリー"を探す」 というストーリーの元、全12曲が収録されているかなり珍品アルバムで、 憑依型オタクフロントマン吉井和哉の「デヴ

          マリーは生きているか?伝説のコンセプトアルバム"Jaguar hard pain 1944-1994"

          20代限界女がTHE YELLOW MONKEYに救われた話

          「本当は働いてないんだ。」 6年間付き合っていた恋人が嘘をついていた。 2年間も。 2年間て3分の1じゃないか。 普通キレたり泣いたりするものかと思っていたんだけど、こういう時人間は案外言葉が出ないものなんだなと思った。 なんで気付かなかったんだろう。 2年間わたしに仕事をしてるフリをし続けるのはどんな気持ちだったんだろう。 いろんな思いが我先にと渋滞して、出口が詰まってしまう感覚。 6年間は呆気なく終わってしまった。 彼とは大学のバンドサークルで出会った。 色白で身体が

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          サマンサの話をしよう

          サマンサ。 サマンサタバサが苦手だ。 サマンサタバサに罪は無いが、あまり思い出したくない経験がある。 遡ること8年前。 ザ・芋臭い高校生ことわたしは制服という鎧を失い、ただの芋臭い18歳として大学の入学式に挑んでいた。 一応都心の文系私立。カトリック系。8割女子の学部。右も左もかわいい。 何をやってきたんだみんな。勉強してきたんじゃないのか。わたしが勉強しかしてなかっただけか。 講堂でクラス分けの発表がされる中、なるべく目立たないよう縮こまっていたわたしに天使が話しかけて

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          10代の10年を費やした"前の推し"の話をしよう

          最近、無料で過去のライブの配信やリモートライブが活発で本当にありがたいですね。 小学生から推しに金を出してきた身としては、お金払うのに…というなんとなくモヤモヤとした気持ちがなくもない。 その何か力になりたい、と思ってくれていることはもちろん素晴らしいんだけど、推しのことを大事にしたいから。 だってあなたとずっと一緒に走ることはできないかもしれない。 そのことを教えてくれた人の話をしたい。 ***************** 前の推しとの出会いは10歳だった。 父親の車で

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