ロック界最後の奇才 菊地英二のブログを読んでほしい
まずこのブログを読んでください。
長い。長いが妙に読ませる豊富な知識と謎の臨場感。
11次元、ダークマター、別次元の小人…に散りばめられたキュートな顔文字。
ご存知THE YELLOW MONKEYのドラマー、菊地英二の半年に一度の学術誌(※ブログ)。
このハイレベルなブログが彼の人となりを表していて、最高だなと半年ごとにしみじみと感じるのですがいかがでしょうか。(※半年に一回しか更新されない)
ファンの中でも毎年「長い、いい加減にしろ」といった反応を見かけるのでつい反論をしたく、またこのハイレベルなブログをファンだけではなく多くの人に読んでもらいたい。そんな気持ちから、この菊地英二(※以下、アニー)学術論文を読み解く3つのコツを楽しく紹介していきます。
読み解くコツ①
「これは歌詞」
長文かつ難解ですが、内容としては彼が今一番興味があること、素敵だと思ったことを素直に綴っています。
その目的は、彼は我々ファンが「自分を曝け出すことでよろこんでくれる」ということを知っているから。
そのサービス精神を汲むのがファンというもの。
ありがとうアニー。まずは一礼。
アニーの書く最新科学についてを情報として理解をすることと、伝えたいことを読み取ることは全く違います。
例えるならばTHE YELLOW MONKEYの「JAM」の有名な一節、
「ニュースキャスターは嬉しそうに、乗客に日本人はいませんでした、いませんでした」
この詞について、
「ニュースキャスターは領事館に問い合わせがこないように日本人乗客の安否を報道するのが決まりだ」と取るか、
「未熟な"僕"の社会からの疎外感と純粋な魂に具体性を持たせるなんか良い詞だなぁ」と取るか。
全然違いますよね。
また、知の巨人とよばれた大正〜昭和の評論家、随筆家である小林秀雄は歌の詞についてこう語っています。
「歌のことばは、意味のわかることばではない。」
アニーのブログは歌詞。
考えるな、アニーのパッションを感じろ。
そういうことです。
読み解くコツ②
「話のスケールと顔文字のギャップ」
アニーのブログの特徴的な点として(全編特徴的ですが)、「スケールのデカすぎる話に似合わない手作りの顔文字」が挙げられると思っています。
今回だと、ダントツに良かったのはここ。
可愛い顔でね、焦ってするような内容の話じゃあないんですよ。
次点でここ。
神のような視点と何故か照れ顔のアニー。
スケールのデカすぎる話を、アニーなりに親しみやすくアレンジしているのでしょうか。
ありがとう。優しいね、アニー。
読み解くコツ③
「歩み寄りを感じる」
実は今年の誕生日ブログは、科学ネタの中に「紙のアイドル」、「キノコの幻覚」などの非常にわかりやすい例が入っていることによって昨年より格段に読みやすくなっています。
きっと我々ファンのために歩み寄ってきてくれているのでしょう。
今年のブログで挫けそうになった方も、去年のブログを遡ることによって、去年よりは読みやすいかも…!とアニーの歩み寄りを感じて是非ホッコリとしてください。
いかがでしたでしょうか。
こんなアニーですが、バンドではお兄ちゃん大好き♡ロビン大好き♡ヒーセ大好き♡を隠さない、とても素直で弟力溢れる筋肉マンです。
どうしても投げキッスするのが恥ずかしくて、顔を赤らめながら実兄(57歳)にお手本をお願いする可愛らしい一面もあります。
キャラ設定が過多。
魅力溢れるアニーが、今後なにかしらの研究機関に拐われてバンドが活動できなくなったりしないよう祈りつつ、
55歳のお祝いを締めたいと思います。
おめでとう。アニー。
次回の更新は2022年12月31日です。
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