家事は暮らしのマインドフルネス
我が家には炊飯器がありません。
以前、妻と二人で暮らしていたときに、安いからという理由で、土鍋を購入。以来、土鍋で炊いています。
浸しておいたお米を、土鍋に入れ、中火で沸騰したら、13分弱火で炊いて、その後は10分蒸らす。
炊飯器だったら、ボタン一つで自動で炊けるし、タイマーもあるから、とても便利だと思うのですが。。。
共働きであったり、忙しくで土鍋で炊く暇なんてないって言われそうですけど、この決まったルーティンで行う手間がだんだんと心地よくなってきました。
もちろん、ご飯もおいしく炊けるということもあるのですが。
マインドフルネス
話は変わりますが、グーグルは2007年から「サーチ・インサイド・ユアセルフ」という瞑想を取り入れたマインドフルネスをベースとしたプログラムを行っています。マインドフルネスは、従来の「考え方」を変えるのではなく、「注意」どこに向けるかをトレーニングすることによって、苦痛を和らげる方法としてつくられました。マインドフルネスで有名な、マサチューセッツ工科大学の研究者であったジョン・カバットジンによると、「"いまここ"での経験に、評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」と定義しています。
マインドフルネスは、グーグル社員だけでなく、多くのビジネスパーソンやスポーツ選手まで取り入れている手法ですが、身体・精神的な苦痛を取り除くだけでなく、創造的なアイデアが生まれやすくなる、気持ちがすっきりする、など様々な利点があると言われています。
テニスのジョコビッチ選手は1日15分程度、瞑想を行うことで有名ですが、普段の生活で1いきなり15分瞑想を行うことはややハードルが高いように思います。
暮らしの中にマインドフルネスは溢れている
今していることに、なんとなく作業したり、ぼーっとしたりすることとでも、マインドフルネスの一つです。
普段行っている、お皿洗いや掃除、料理などの家事もストレスに感じることなく、日々の暮らしのルーティンとして行うことで、マインドフルネスの効果があると言われています。掃除の後に、気持ちがスッキリするというのも、部屋が綺麗になったことに加えて、マインドフルネスの効果もあると考えられています。
その行為をしている時には、その動作に没入することが大切です。掃除や皿洗いしているときは、その行為のことだけを考えましょう。
そして、少し余裕があれば、その時に姿勢や呼吸にも注意すると、より効果的だと思います。
普段行っている動作が、体にはすごくいいことだと認識し、男性人も積極的に、家事に加わることで、生活の一部にマインドフルネスを体感できるのではないでしょうか。
今日も、最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
参考にした書籍はこちらです。
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