日本一周39 自分で釣った魚はうまい!
このnoteは…
ゲストハウスが好きすぎて47都道府県のゲストハウスとライブ配信、のちクラウドファンディングで100万円のご支援を頂きながら大学を休学せずゲストハウス日本一周をするノマド女子大生、ゆずの日本一周日記です。
前回のあらすじ
本の集まる寝床へ。
朝ごはんはハタハタ!
これが日本の朝の正解って感じの朝ごはんを食べると、気づけば中尾先生は帰る時間。
お二人はまたゼミの実習でひととまるに来られるそうで。校外の実習がこんなにしっかりしてて楽しいゼミはいいね
今日はなにをしよう、とぼーっとしていた私を、オーナーの石丸さんがお子さんとのお散歩に誘ってくださりました。
ひととまるから見える景色。徒歩1分で海!夏は海水浴客で大賑わいなんだとか。
海水浴地の秋冬、今はいわゆる閑散期。でも石丸さんはそんな時ののほほんとしたこの街が大好き。真っ青な海がゆっくりと波を打ちます。
日本の海ってこんなに青いんだ!
今まで海といえば湘南の私は
こんなん。青くはない
この真っ青な海が本当に日本のもんなのか、って驚きです
海岸沿いにある塩工房にも連れきていただきました!
二つの大釜で塩を煮立たせている。塩を作っているところを見るのは初めて。
この釜で海水を煮立たせて乾燥させて仕上げて、だいたいまるまる三日かかっているんだよ
今は初日に当たる煮立たせる工程ならしい。
食べてみ、と少し塩をとってくれた。普通の食用塩よりもザラザラと大きい。
これは料理用ではなく、天ぷらとかにつけるつけ塩。高級旅館にもおろしているお塩なんだとか。
福田さんはここの工房を持って10年。途中で病気をしたりするものの、美味しい塩を作り続ける職人。元JR職員ならしい。いつもお世話になっています。
そんな福田さんをお手伝いする高橋さん。
持ってき!と、お塩をどっさりくださった。おにぎりにつけて食べると美味しいよ、だそうです。嬉しい、ありがとうございます!
その後、街を一望できる「じゃじゃ山」にみんなで登ることに。
石丸さんと娘の栞ちゃん
山頂からはとっても綺麗な海とそら、街が。なんかこう、はじめてのお使いに出てきそうだな。(多分栞ちゃんといたからだと思う)
ほらーーーーーーーほらーーーーーー(最近クソコラハマりすぎてません?)
因みに、私の母は私をはじめてのおつかいに応募したことがあるそうです。落ちたけど。
そんなんはどうでもええ、、
娘さんのしおりちゃんが可愛すぎる!
2歳だってよ2歳。可愛いに決まってるよな。カメラ向けるとぴーしゅってしてくれるの!
貴重なおやつのグリコを、、どうぞって、、なんだよそれ、、可愛い、、
子供って本当に可愛いよなあ。
石丸さんによると、宿は常連さんが毎月とかほど高頻度で来ない。その分久しぶりに来るたびにしおりちゃんが大きくなってて、そんなところでもつながりを感じるらしい。
途中の角で、しおりちゃんがアンパンマン!と。確かに室外機にアンパンマンのシートが。
「子供は、大人が見逃す小さなことを大人以上に見てるからね」
忘れないようにしても忘れてしまうのが子供ごごろ、なのかもしれない。
宿へ戻る時、ふと漁港に魚が水揚げされているところを見つけた
いろんな魚!
深いところから引き上げられてパンパンになってしまった浮き袋を潰してる。
お昼は、おっとっとさんの
アジの漬け丼!
なにが恐ろしいって
驚異の660円。怖い。東京じゃ、いや関西でも滅多にお目にかかれないコストパフォーマンス。泣きそう。美味しい。
食後。ゆっくりまったりしてると、石丸さんがご近所の吉野さんにお声かけをしてくれて
船に載せていただけることに!!
わああああああ
船からの景色!は一味違う!
陸の反対側も見せてくれました。これははさかり岩といって、真ん中の丸い岩が絶妙なバランスで挟まることからその名がついたそう。
船を動かさせてもらいました!
リアル「ハワイで親父に」
この貫禄である
吉野さん「この辺、釣りもできるけど、嬢ちゃんやってく?」
ええええ!やってみたいです!
この辺では初心者でも豆アジ程度なら取れるだろう、とルアーを持って再度海へ。
ニコニコ釣りする
釣りって、全然釣れない中での根気勝負ってイメージだったんですけど、ちょっと沖に出れば釣れる釣れる
taken by 吉野さん。指の影はご愛嬌。
楽しい時間をありがとうございました!
たいっりょうに取れた豆アジをお持ち帰り。
石丸さん「内臓処理してくれたら唐揚げするよ!」
ということで
初☆捌☆き☆
初めはむづかしかったけど、だんだんいけてきた。ちっちゃいから包丁なしでいける。
きゃああああああああ
大学時代、アフリカを旅していた石丸さんオリジナルのスパイスカレー!
と!
自分で釣ったアジ!withお塩!
やはり自分で作ったものはうまい。感動。お魚ってこんなに美味しかったっけ。全部たべれたっけ。
ご近所の常連さんにもおすそ分け。毎日しっかり営業しているバーばかりではないこの街で、ひととまるはふらっと飲みにくるお客さんもいます。
夜の時間はチャイとともに。
いろんなことを話して、気づけば将来の話に。私が卒業後はとりあえず一般企業に就職したい、と伝えると
「うん、僕も社会人経験をしてからの宿だったけど、一度所謂普通の社会で評価されたり、怒られたり。そういったことを積み重ねてから一人で初めてよかったとおもう。大人になるとどうしても叱ってくれる人は減るからね」
「それこそ今の日本一周だって、楽しかったりお世話になったり、失敗したり間違えたり、経験しないとわからないことだから、いつかの為になるよ」
うん。若いうちにたくさんのことを経験して、深みのある大人になりたいな。慣れたらいいよね。
明日は休憩!ゆーーーっくりしよう!
続く!
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