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ノマド女子大生日記2 彼女はなぜ、ハンバーガーに積極的じゃなかったか?

このnoteは…
オンラインで大学に通いながら休学しないで日本をうろうろし人生にうろうろするノマド女子大生、ゆずの日々の日記です。

オッス!オラゆず!

今日は朝から履修にバーカ悩んでるぜ!

本来真面目に毎年単位を取ってたことからもう四年生にもなるとほとんど授業を取らなくていいレベルなんだが、どうしたらいいのかあんまりわかってない系女子のゆずちゃんは、今だにフラフラ迷ってるぜ!

今週も、みてくれよな!

・・・さて

本当に履修には悩んでいるのですが、今日も今日とて1日が始まっていきます

朝から幸せな恵一さんといろちゃん親子を見てて勝手に幸せになったゆずです

「午後に近くの公園で公園を遊具作りするよ〜」

というお誘いをいただき、公園へ。

恵一さんがお世話になっている団平というおうどん屋さんのマスターがお誘いくださったらしく。

「多分ちょこっと、30分くらいやると思うけど、その後みんなでバーベキューするらしい」

ということで、かんっぜんにBBQに釣られてホイホイついて行くことに。

めっさ公園…!

ここを作ったのはマイクさん。Playground of Hopeという震災をきっかけに始まった子供達の遊び場を作るNPO団体の代表さん。

ここ気仙沼にも当時団平さんがコンタクトを取ったことから活動を始めたそうで、今年ではや9年目。

定期的に子供達とのワークショップを通してリノベーションしてるらしく。参加させていただきました。

ちょうどテレビの取材が来とりまして。子供達と一緒にリノベする絵をとりたいらしく。

私はミリも子供ではありませんが、お手伝いに参加させて頂きました

さて、元々はこんな感じのグルグル遊具。こちらを捌いていきましょう

ドライバーをセコセコ使い

ガチャガチャすると

取れたーーーーーーーー!!!!

こ、公園の遊具はこんな感じで取り外し出来るものなのか…知らんかったで…

てな訳でここのパーツをまるごと交換するので

ドライバーを使い

新しいグルグルをはめ

再度ドライバーを使い

もはやこの表情である 

でもそういえば日本一周してきても私はまだドライバーを使ったことがなくて。

今までは旅としてだったから一つの場所にいる期間は長くても二日とか三日とかで、それでここまでの大掛かりなお手伝いまでさせていただけることはなかったから、このような機会をいただけるのはとてもありがたいなと思ったり。

かたやお手伝いしていた杉浦家の次男、だいじょう君(4歳)は電動ドライバーを使いこなしてるのを見ると、人間なんでも経験なんだな〜と考えたり。

人間経験値が全てじゃないけど、子供だろうが大人だろうがその人の生きて来たあり方は違くって。子供だけどこういう工具使いこなせたり大人だけどこっち系は疎かったり。

若いのに、とか若いから、とかそんなの関係ないと思える人間になりたい。なんてな

とかなんとか、思ったりしながらトンカチ作りまして

でも基本脳内はガキのままなんで高いところは大好きです

そんなこんなとなんとか完成いたしました!写真の絶妙なタイミングよ。

30分の予定がガンガン三時間コースだったし、真っ白のズボンはペンキで薄茶色になりましたが、まあいい。なぜなら・・・

オメエが待ってっからな!!!!!

まさかのコストコのでかバンズセットとパティセットで焼き上げる大ハンバーガー大会。BBQでハンバーガーするという発想が日本で生きて来た自分にはなかったぜ。夢のような絵だ。

付け合わせのポテトなのですがかなりでかい。赤ちゃんかな?

スナイパーが映り込みました

こんなに美味しい思いをしていいのか…と思いつつもハンバーガーにかぶりついてると、隣にいたのは女性の記者さん。

今日の活動は取材も入っている大掛かりなもので。記者さんはその取材を行っていたんです。

お疲れ様です、と声をかけるとおーお疲れ〜と言ってくれまして。

バーガーを食べながら世間話をすることに。

「え、Jさんは記者になってどのくらいなんですか?」

Jさん「え〜とね、多分22年とかかなあ」

ににに22年!ベテランすぎる、、ええ。。。初めて見たかもしれない

Jさん「なかなかいないよこんな人笑普通はある程度の年齢になったらもっと楽な管理職になるもの。試験受けてさ。でも私は受けなかった。」

え、それはなんでですか?

「え〜笑だって現場が好きだし。」

「高校の時からずっと記者になりたかったのよ。そりゃ、新人の頃はしんどいことばっかで思い出すだけで泣けてくることもあるけど、取材先の人と直に関わって、こうして受け入れてもらってさ。そんなのに魅力を私は感じるんだよね。だから管理職には興味がないの。ずっと現場にいる。

好きなことを仕事として続ける。

どんなに難しいことか。

今1年間旅したりブログ書いたり。割と自由に好きなことをやらせてもらってる。

でもそれはこのメディアがブログだからだ。公共のものではない。自由に、あまりにも自由だから楽しんで続けられるけど、お仕事になると全然違う。言いたいことを制約の中で紡ぐのって、すごくすごく葛藤なんじゃないのか。

「あはは〜笑そんなの葛藤だらけよ。でも、私はその制約の中でいかに伝えるべきことを公共の電波でできるかを考える仕事なのよね。」

とか真面目な話をしてたら口にアワビが放り込まれました。すげー顔。

「Jさん、私今かなり迷ってて。何が自分にできることかがちゃんとわからないまま動いてるから、人のお世話になりっぱなしで。返せるくらい大きくならないととかスキルをつけてからじゃないとってわかるんだけど、わかるけど見切り発車で生きてて。」

「うん。多分ね、今の感謝とか経験とかは、すぐには見えなくても確実にゆずちゃんを大きくしてる。そしてもしそこでよくしてくれた人に返せなくても、恩を送ればいいと思う。もっと若い人に。この先で出会う困ってる人に。」

恩送り。

旅をしてきたときも散々言われてきた言葉。旅が終わって落ち着いても今だに私は大きなスキルは得てなくて。でもそう言えば、友達に次の旅先を聞かれた。多拠点大学生というあり方をコンテストでの賞という形で認めてもらえた。

それはつまり、私のできる恩送りの幅が、ちょびっとだけど広がったことなのかもしれない。

旅で出会った優しさとか考えたことをこれからも発信して、上手い文章は相変わらずむずいけど、できるだけ生のままで、冷凍保存しないで。缶詰とかの加工をしないで。

それで、同じように悩んだりぶつかったりしてる人がその地に足を運んでくれたら。それでまたいいことが起こったら。

それが私のできる今の精一杯なのかもしれない。

「またいつかね!今から私はうどんを食べなきゃ!」

Jさんが言いました。

「ま、まだ食べるんですか…」

というと、

「店長の仕事ぶりを撮影するという任務があるのよ。だからハンバーガーも我慢してね笑」

その瞬間、改めて彼女をプロだと感じました。

続く!

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