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娘の不登校を容認したら、ちっこい時の自分に怒られた話

娘が不登校になりました

我が家には中学1年の娘がいます。夏休み前まで楽しく学校に行ってたのが、10月に突然学校行かなくなりました。
理由を聞くといじめとかではなく、簡単に言うと学校に行く理由が見つからない。そんなことを言われました。はじめは週に2日くらいは学校に行っていたのですが、そのうちに「いいや」と最近はまったく学校に行かなくなりました。

子どもの不登校を認めたら、自分の心の中がざわついてきた

親として、学校行き~や~と言うてみたものの、本人拒否が強く、学校行かんでもいいわと容認することにしました。はじめは私もそんなに不安も反対する気持ちもなかったのですが、だんだんと自分の心の中が穏やかでなくなってきたのです。

これがインナーチャイルドだとわかった

私の心の中のざわざわする原因は、どうも自分が今の娘と同じ小学生高学年や中学生の時にしんどいから学校休みたいと親に言っても「なにを言うているねん!鎗が降ってきても学校行かんかい!」みたいなことを言われ、どんなに抵抗しても学校に行かされた中学の時の自分が、心の中で、「なんで俺の時は学校行かされたのに、娘は許すねん、あほか、俺らがされたように、無理でも行かせ!」と言うていることでした。それは自分の心の中にいる子ども時代の自分が親から言われた言葉をいったんどこかに封じ込めたのに、自分が娘には自分と違う対応をしたことで怒りだしたようでした。この現象を調べるとどうも『インナーチャイルド』という単語にヒットしました。

インナーチャイルドはスピではなかった(笑)

インナーチャイルドという言葉は過去にも見たことがあり、その内容は知ってました。簡単に言うと

インナーチャイルドとは「心の内側の子ども」という意味で、子ども時代の記憶や心情をさします。とらえ方はいろいろとありますが、「自分の心の中に住んでいる子どもの自分」

こんな感じで、自分の心の中に子ども時代の自分がいるなんてスピリチュアルの世界やんと思っていました。でも今回の娘の不登校で私の心の中の子ども時代の自分がいきなり怒ってきたとしか説明できない事象が起こり、私はこの件でインナーチャイルドというものの存在を認めざる終えなくなりました。

インナーチャイルドを癒すには

このインナーチャイルドを癒すには

インナーチャイルドも他ならぬ自分自身なので、無暗に否定したり無視したりしても状況は改善されません。
インナーチャイルドと向き合い、深層心理を客観的に理解していくことが大事

だそうです。そこで私は、自分の心の中の中学時代の自分に「なぁ俺よ、あんときしんどかったやろ、つらかったやろ、なんで親はわかってくれへんねん」と思っていたやろ、そんな気持ち俺らの代で終わりにせえへんか?と語りかけました。自分の心の中の子ども時代の自分に向き合うなんて今まで鼻で笑っていたようなことですが、真剣に向き合いました。そうしたら、心が穏やかになりました。
娘が学校行かないのは正直不安ではありますが、それは娘が決めたこと、そしてこの件で私も自分自身が背負う過去の辛い経験を娘に連鎖することなく考えれそうです。ありがとう『俺の心の中に子ども時代の俺』


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