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52歳の女が“アンチエイジング”について思うこと。

人生100年時代‥って言われれば、52歳なんて、まだ半分しか生きていません。でもそう言われながらも、現実、平均寿命はせいぜい85歳位で、しかも最後まで健康でした!って終わりを迎える保証もないし、すでに若い頃と比べても、“できない、辛い、無理”なことだらけです。会社員の人なら、「定年」という言葉が徐々に距離を縮めて近づいてきます。ホルモンバランスが崩れ、身体の不調も増えてきます。ネガティブなところばかり意識すると、すべてのことが「終わりの始まり」に思えてくるでしょう。



けれど、以前にも↑ここで触れていますが、年齢の積み重ねとともに起こる変化については、私は自然現象と受け止め、あまりそこに執着しないようにしています。むしろ、それを面白がってみたり、それを逆手に今だからこそチャレンジできることを試してみたり、、そういことをさりげなーく楽しむようにしているのです。



「アンチエイジング」も普段から気にかけてはいます。が、若さに抗って必死になってる‥っていうわけではありません。“人からどう見られたいか“ではなく、“自分がどう在りたいか“。将来どんな老人になりたいか‥、そのために今準備できることが何かあるのか‥。自分自身がその世代になったときの理想像を思い描きながら、今のうちに土台を作る感覚でのアンチエイジングを意識しています。





アンチエイジングと向き合う中で、私が一番大切にしているのは、「感覚を研ぎ澄まし続ける」ということについて。感性を常に磨き続けていたいのです。ちょんちょんとつまみ食いでもいいので、好奇心を感じたら、まずはその世界に入ってみる。そしてその世界と波長が合えばもっと深入りしてみるし、合わなければ無理して続けません。見たいもの、したいこと、行きたいところ、食べたいもの、会いたいひと。自分の五感が喜ぶものを、第六感を働かせながら拾ってゆく作業‥、これを続けてる限り、老け込むことは決してないように思っています。見た目がどうかの前に、まず、感性。これがベースにあるからこそ、アンチエイジングとしての運動、美容、食事も楽しめるようになるのだと考えています。


私的「感性のアンチエイジング」には、テクニックなんてありません。あえて言うならば、“年齢が幾つになろうとも自分らしく生きる“、、これだけ。マルチタスクに日々追われ、人と関わる仕事ゆえ受け取るエネルギーも半端なく、最近はあっちもこっちも痛くなりがちですが笑、それすらも“今の私の生き様”と、ユーモアに変えてみるのです。そして、いっぱいいっぱいにならないよう、いつでも余白を持っておくこと。人にご奉仕した分は、自分にもちゃんとご奉仕!その余白の中で、たっぷりと。




私には密かな夢があります。あの店に、めちゃめちゃカッコいいおばあさんが働いてるの、知ってる?って、噂をされたいのです。(結局、人からどう見られたいか‥ってことじゃん、って感じなのですが、今の話じゃなくて未来の妄想話なので、ここはスルーして聞いてください笑)。年齢不詳の謎の人扱いをされるのではなく、姿勢がよく、快活に動き、頭も普通に回転し、洗練されていて、表情も豊かで、とにかく楽しそうに働いているおばあさん。90年代にNYのGapで見かけた、シルバーヘアーの女性スタッフ。近所のユニクロに勤務する素敵なシニア女性。私もまた、そんな風にカッコよく働いていたいのです。今の会社は必要とされれば、65歳までは働けるはず。いつか迎えるその日のために、今からせっせと私なりのアンチエイジング、別名「貯蓄」に励みたいと思います。中年も大志を抱いて生きてゆきましょう!


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