(株)モヤモヤ 〜不安をコントロールしよう〜
漠然とした不安や雑念が心を占めて、集中するどころじゃない!
そんな経験、ありませんか?
不安や雑念があるとそれだけで脳の一部分を占拠して、作業効率が落ちることは人によってはよく生じることだと思う。ぼくだけかもしれないけれど。
色々な不安で手につかなくなる人のために、そういう時に今までぼくがやってみて、有効だったテクニックを今回はまとめてみることにした。
集中力を高めるテクニック 不安・雑念編
Step 1.頭の中身を書き出す
これは以前も書いたけれど、まずは不安を可視化するのが良い。
不安のコントロールが上手い人は頭の中にゴミ箱を作って捨てておく、というイメージングをするらしいが、正直これが最初からうまく行くタイプの人は多分そもそも不安で集中をかき乱されることのない人だと思う。
最初は(ぼくは今でもだけれど)書き出してしまう方が絶対にいい。
可視化することで、本当に落ち着けるし、TODO整理にも繋がって一石二鳥だ。
ノートで書いてもいいし、エクセルやワード、PCのメモ帳に書いてもいい。優先順位ごとにカット&ペーストして優先順位をつけられるのがデジタル管理のオススメな点だが、鉛筆を動かすうちに落ち着く、というケースもあるから、自分にあった方法を試してみた方がいいだろう。
Step 2.脳内イメージをクリアする訓練をする
まず頭にゴチャゴチャと色々書いてあるホワイトボードを思い浮かべる(黒板でもスケッチブックでもキャンバスでもいいが、ぼくが試してみて一番よかったのはホワイトボードだった。)
その状態で、そのボードを白板消しでキュキュ〜っと消してみるイメージを持ってみよう。そのまま消しきって真っ白になったボードまでをイメージする。
するとあら不思議、一旦今考えていたことがリセットされている。
それに気がついたところで、新たに浮かんできた事柄を考える。
なるべく消す時をリアルに思い浮かべるのが最初にうまくいかせるコツ。これを普段からイメージすると素早くできるようになって、思いの外集中力が高まる。
だいたいこの時点でもう切り替えができている可能性が高い(ぼくの場合)
さらにスイッチを入れるために、自分に声をかければ準備は万端だ。
Step 3.スイッチを入れる
例えば作業を始めるタイミングで「さてバリバリこなして何時までにスパッと終わるぞ!」「仕事に集中するぞ」と口にだして自分に声をかけるのだ。
これはいわゆるアファーメーションの一種。
そう、よくブラック企業やマインドUP系のセミナーなんかでオススメされるあの怪しいヤツだ(勝手にそう思い込んでるだけです、御免なさい。ぼくは実際に昔の職場の研修で毎朝やれ!と言われて半信半疑でやっていたのでそう思い込んでるだけかもしれない)
鏡にむかって毎朝「自分はできる」とか、「毎日ありがとう」とか、(売れてる人の営業トークとか)を繰り返して、にっこり笑う訓練をする、という方法だ。
「怪しいな、バカじゃないの、マジブラックじゃん」と思っていたぼくにすら意外と劇的に効果があったので、アファーメーションは胡散臭くない、と自信を持ってオススメできる。
Step 4.主観的体験トレーニング
不安のもとに対して、1日に3~4回、1回あたり5分間、じっと座って目を瞑り、心の中でそれをクリアしていく過程と、終わった際の状態をイメージするのも効果的だ。
例えば面倒な作業の締め切りが不安なら、
ここまでをいつまでにやって、終わらせたらこれを〇〇さんに提出して、「△△の件で相談が…」なんて相談して、その後に外に出てカラッとした日差しの中で伸びをして、三ツ矢サイダーを飲んで、、、
のように、作業のことを深く考えるより、その前後に爽やかでイメージしやすいものを挿入しつつ肯定的なイメージを構築する「主観的体験」という方法だ。
爽やかなイメージ(仕事できる自分とか青空とか三ツ矢サイダーとか)をなるたけ鮮明に盛り込むのがコツ。
1で消しきれなかった不安や悩みのタネを払拭して集中するにはとても効果的なトレーニング。
この時点でほぼ問題がない精神状況になっていると思う。
Step 0.そもそも不安をポジティブに捉える
と、ここまで色々な方法を書いてきたが、不安や雑念を気にしないようにする一番簡単な方法は、そもそも開き直って不安を心の中で受け入れてしまうことだ。
目の前にある現実を受け入れて、
「別にいいや」
「たかが〇〇だ」
「失敗したって命取られるわけじゃないし」
と開き直る。
経験したことのないことは、その先に何があるかわからない。だから不安になる。新卒で入社した会社をなかなか辞められない、、、なんてのはまさにその代表例だ。
会社に迷惑がかかるんじゃないか?とか
お金なくなったら生きていけないんじゃ?とか
早くに辞めたら次の就職に不利になるんじゃ?とか。
大丈夫、どうせ全くそんなことはないのだから。
ぼくがいなくても君がいなくても、会社は回る。
なんなら、むしろぼくがいない方が会社はよく回る。
苦しむことも自分にとって糧にはなるから、何でもかんでも放り出せばいいわけではないが、無駄に苦しんでるな、と思う日々が繰り返されていると感じるならストップしてしまえばいい。
日本はそういう意味ではとてもやり直しやすい国だから、あんまり思い詰めなくても実はOKだ。
日頃からそうしたポジティブシンキングで心の負担を減らして、集中を妨げる要因をなくすことも重要。
今日はなんだか集中力よりマインド系の話になってしまったけれど、たまにはそんな日もあるだろう。「集中力から話が逸れたって命取られるわけじゃないし」
ではみなさん、明日も1日、集中したよい日を過ごせますように。
タイトル?なんとなく思いついて語感が気に入っただけ。
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