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ドイツ大学院留学記⑥1年以内に3カ国引っ越ししました【手放したもの】

2020年コロナ禍で旅行ができない中、新しい人生を夢見て執筆した投稿旅に出たすぎて、必要なもの全て詰め込んだから今年で4年が経ちました。

自分にとって本当に必要なものだけキャリーに入れて、気分だけミニマリスト海外移住になっていたけれど、振り返ってみればこの小さな行動が今の自分につながっていると改めて確信できます。実際にドイツへ引っ越してみて、その後アメリカ(ロサンゼルス)とマルタ島に移住を繰り返し、私自身のモノに対しての考え方が変わってきたように思います。

今日は、そもそもスーツケースとリュックサックだけでドイツに引っ越した私がその過程で手放したもを5つご紹介します。
 ① 液体シャンプー・ボディソープ・洗顔料 
 ② リンスやコンディショナー
 ③ ヨレヨレの服、体型に合わない服
 ④ モノに対するこだわり
 ⑤ お酒

① 液体シャンプー・ボディソープ・洗顔料

液体系の洗剤はそもそもスーツケースに入れても重いし嵩張るので、固形シャンプーと固形石鹸のみにしました。固形シャンプーはまだ日本ではそれほどみませんが、ドイツには香りや効能などいろいろな選択肢があります。もちろん引っ越し先の現地で液体の洗剤を購入しても良かったのですが、脱プラスチックのためにも固形石鹸を選びました。私が使っているのはドイツの近所のスーパーで購入した、レモングラスの香りの固形シャンプーとダヴの保湿力高めの石鹸です。この石鹸で体も顔も洗っていますが、全然問題ありません。

② リンスやコンディショナー

また、固形シャンプーにしてからリンスやコンディショナーを使わなくなりました。固形シャンプーは泡立ちがよく、頭皮もしっかり洗えます。髪が乾くまで少し軋みますが、コンディショナーをしなくてもさらっさらの髪になるので私にはあっているのかもしれません。

③ ヨレヨレの服、体型に合わない服

もともとミニマル思考の私ですが、ヨレヨレのスウェットやカーディガン、また自分のシルエットに合わないランニングレギンスやトップスなどを思い切って断捨離しました。
手元に残ったのは基本的に、シンプルで重ね着ができる服、締め付けないけどボディラインがすっきり見える服、おしゃれをしたいときにきる服の3点です。今持っている服を全部まとめても、スーツケースの半分以下になりました。また、下着に関してはヨーロッパでは衣服も自由度が高く、ノーブラで過ごす日も多いです。

④ モノに対するこだわり

日本に住んでいた頃は、日頃使うものに対するこだわりが強かった私。シーツやタオルなども色や繊維にこだわって購入していました。しかしスーツケースとリュックサックのみで引っ越しをするとなると、生活用品はほぼ持っていけません。食器やシーツは手放して、タオルだけ1、2枚持ちます。すでに備つきのシーツや食器を使っても特に問題はありません。細かいこだわりを手放したら、ものの見た目などにとらわれず、その分本当に好きなものや経験を大切にできる。日々の生活の質が上がったように思います。

⑤ お酒

手放したものリストの最後は、お酒です。大学に入ってからほぼ毎週、時には毎日お酒を飲んでいた私。ワインが大好き、ビールも日本酒も大好きです。ですが2023年9月からお酒を飲まなくなりました。その理由は簡単。ホストファミリーがお酒を飲まない夫婦だったのと、カリフォルニアの物価が高すぎてお酒を買うお金がなかったことです。

その結果、クリスマス当日とシルベスターパーティーまで、一滴もお酒を飲みませんでした。するとなんとお肌がの調子が良くなり、腸の動きも活発になり、心も明るく、胃もたれや口臭も改善し、全体的に日頃の生活が楽になりました。自分がいる環境が自分に与える影響って予想外に大きいと気づかされました。

お酒を飲まない環境、ストレスがそれほどない環境、お酒がなくても楽しめる環境、お酒以外の楽しみがある環境。なりたい自分に近づける環境を自ら選択していくことで、より洗練されてより自由な自分になるのだと思います。
今では特別な日(誕生日会、祝い事)だけワインやビールを嗜むようになりました。大好きな友達を時間を過ごす時や、少しおしゃれをして大人な時間を過ごす時の楽しみです。

地中海といえば海鮮とワイン!
とれたてのタコのガーリックソテーと白ワインで乾杯しました。

現在26歳、独身女性が1人で海外移住を繰り返し、変わったのはもちろんモノに対しての考え方だけではありません。以前の私は所有物が少ない単なるミニマリストでしたが、日々のチャレンジを経験しながら、さまざまな世界観(Worldview)をどんどん吸収していき自らの糧にする、豊かな生き方を求めるようになりました。ぜひ皆さんも、夢に向かって一緒にチャレンジしていきましょう〜。


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