台湾での販促などの経験

おはようございます。
台湾にいた時の販促経験を少し書いてみようと思います。
ちょっとでも反応がよければ、もっと具体的な情報を共有します。
なので今回は、さわりのみです。

はじめに

対象範囲はローカルと日系企業が対象の内容になります。
私の経験なので、参考の一つとしてもらえると嬉しいです。

2020年メーカー販促の大まかな方法

ローカルと日系企業変わらず、オンライン販促がメインになります。オフラン・マスは後ほど記載。
①媒体
FB・IG・自社サイト・LP・モールECサイト・自社ECサイト・アプリ・LINE・Wechatが主流です。
企業のもつ予算感で変わり、ツールは日本とほぼ変わりません。
日本のようにポイントプレゼントといったものは少ないと思います。その代わりに、買一送一や値引きのキャンペーンが多いと思います。

②内容・デザイン
買一送一や値引きのキャンペーン情報や商品情報、値引き情報を、平均的に毎日発信しています。内容は日本の方法と同様と思います。

デザイン・訴求は、ローカライズしているものがほとんどです。デザインは、目立ったものが勝つといった傾向が強いと思います。日系企業は、ブランディングの関係で日本素材を流用することも多いと思います。しかし、できる限り目立つものに変えていく必要があると思います。ここを行なっていけば、アイキャッチや広告配信で勝てる可能性は上がると思います。

ただ、日系企業の責任者は、日本人がまだまだ多いので、日本感覚のバイアスがかかり、OKが出しづらいと思います。現地の方の声とのバランスを頑張ってとってください。

そして、台湾薬事法などの法律もきちんとあります。ただ、チェック担当者によってOKだったり、NGで罰金をくらうとばらつきが多いので、基準も曖昧です。よく言えばぎりぎりの攻めの販促が行える、悪く言えば前回はOK、今回はNGということも発生します。

できる限りチェックする担当者と仲良くなっていると、良いこともあるかもしれません。

③オフライン
ここもさわりのみです。
ポスティングやDM手配りがあります。最近はオンラインシフトが多いですが、まだ残っています。有効な方法は何個か知っています。
例として費用対効果が有効と感じたのは、富裕層に対してのDMが一番効くと思っています。
しかし、台湾では新聞購読率が低いので、新聞折込はあまり効果がないと思います。
商品単価と商品属性で、この方法が良いと言うのは何個かはあげられます。

④マス
番組数が多いです。日本の10倍以上はあると思います。1番組の視聴率は、数%だと思います。ですが、高齢の人やレストランでTVがある場合、ニュースを老若男女問わず見ている印象はあります。
高単価商品や販売箇所が多い商品は、メディアに取り上げてもらったり、CMを流して広告を売っている印象があり、10秒ぐらいの短時間で何度も放映することで、TV→店舗やTV→SNSなどに消費者を持っていくことができて、集客・購買につなげているメーカーもとてもあると思います。

⑤運用が苦手な中華圏
今日の最後ですが、上記全てに言えることです。
中華圏の人々は、作ったら終わり!の性格の人が本当に多いです。
本当に本当に多いです。運用が苦手です。なので、広告とかもPDCAを回すと言う考えは、皆無と思って望んでください。そこは日本人が行うか、頑張って育成してください。広告は外部委託もあると思いますが、日系企業であれローカル企業であれ、数値をまとめているのは現地スタッフです。
そこの教育がきちんと行われていない場合、数値の報告のみ、ようするにダッシュボードをみたらわかる情報の羅列で終わっています。
なので、せっかく行なった販促もなんか良かった、悪かったという感覚で終わってしまいます。本当に気をつけてください。

今後の内容

反響次第で以下の情報を書いていきます。
・台湾消費者の癖
・小売の販促方法
・ツールの流行り廃り
・日本企業のブランド価値
・ローカルと競うための内容
・日系企業がよく失敗する原因(予算別)
・台湾人スタッフの良いところ、治して欲しいところ

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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