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金子つとむ
2021年3月29日 05:07
百十三、舌頭に千転の効用四十九話で、舌頭に千転する効用は、表現を練り、普遍性を獲得することではないかと述べました。実際は、普遍的な句が簡単にできるわけではありませんが、ここでは、もう一つの効用について述べてみたいと思います。それは、何度も読み返すことで変わるのは、作者のこころの状態ではないかということです。特に自信作が出来た場合などは、有頂天になっているはずです。それはいわば興奮状態。そこから
小柳とかげ
2021年3月31日 23:33
あぜ道のてんとう虫湧くところ駆け込み乗車退避スペースの春車窓より均一の若葉一瞬青空に散った桜返り咲く木の芽時新入生の列長く春眠か肩の温かみ振りほどき