【.*ぼうさいぬって何?*.】

初めまして、ぼうさいぬです。

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笑顔がやばい笑

この子は元捨て犬です。
飼い主が看護師防災士なので
一緒に防災のことを考えされられている犬です。
そんなこんなで僕は初代ぼうさいぬに就任しました。

この子も被災経験があります。

当時飼い主は看護師として病院に所属していたので
大地震が起きた際に招集がかかり
危険ある中ひとりで留守番をすることになりました。

幸い大きな二次被害もなく済みましたが、
それは結果論であると思っています。

余震、津波、家屋の倒壊、それに伴う火災、飼い主の帰宅困難による飢餓など、ひとり暮らしでペットを迎えるということにはたくさんのリスクがあります。

たまたま、無事だった。
幸運だった。
飼い主はそのことを重く受け止め、1人暮らし×ペットの防災について考えるようになりました。

そして、ぼうさいぬが誕生しました。


今後の方針としては、
まず、自助を確立できるようきっかけ作りをしていきたいです。
自助とは、飼い主自身が、物資や心構えなどしっかり準備をしておくことです。
被災経験のある人は、こんなことをしておけばよかったなど実際の生の意見があると思います。
その経験は未来の宝です。
是非その情報を共有してくれませんか?
そこから自分の備えをみんなでしっかりしていきたいと思っています。

次に、共助の確立です。
共助というのは、文字通り助け合うことです。

正直大災害の混乱の中、人を助けるってとても難しいこと。
自分のことしか考えられない、それが普通かもしれません。
それでも、自分の力だけじゃ限界があります。

だからこそ、普段から信頼関係を築いてもらいたい。

自分のことしか考えられない、
それが当たり前の状況で
「そういえばあの子大丈夫かな!?」
と、お互いが想い助け合うためには
日頃からの信頼関係が、必須だと思っています。

「助ける事は義務ではない」
「自分だって困ってるんだ!」
それだと助かる命も助からない。
各自できることを常にしているという安心感が信頼につながり

人手、物資、知識、思いやりを分けあえるのかなと
実際に被災し理性をなくした人たちをみて感じました。

なので、平常時から
「確立した自助を、その信頼をもとに共助を」
という思いで伝えていきたいと思っています。

実際には、自分の手の届くところからになりますので、
地元の行きつけのドッグカフェからこのプロジェクトをスタートします。

カフェで繋がった仲間と交流をし、
何かあったときは物資を持ち寄ったりできるように
あの子は飼い主が仕事に行かなきゃいけないから見にいこう!と、
僅かでも命が繋がる可能性を作れるように。

そんなきっかけを作っていけたらなと思っています。

プライバシーの問題など色々解決しなければいけないこともありますが、
可愛いネームなどから伝言板に飛べたり
ぼうさいぬマークを少しでも普及して、そこから交流ができるように
そんなふうに少しずつ広がっていけばいいなと思います。

ただ知っていただけで救える命がある。
ほんの少し、頭の片隅にでも残り、それがあなたの命を救うきっかけになりますようにと願って、活動を続けていこうと思っています。

もしいいなあと思ってくれた方や、
こんなものが便利だったよ、
こんなこと困ったから考えておいたらいいと思うなどのご意見あれば是非教えて頂けると幸いです。