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【今でしょ!note#64】 「想い出・時間・お金を作る」お金の使い方

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

人の価値観って、お金の使い方を見ると結構分かることが多いです。
私と同年代くらいで子育て世代と呼ばれる人たちにとっては、「お金より時間が欲しい30代」という方も多いかもしれません。

お金はツールです。

使って自分の代わりに働いてもらってはじめて活きるものですから、ただ銀行の預金口座に寝かせていても仕方ありません。
私の場合、給料として入ってきたお金をどのような形に変えているのかを見ていくと、主に3つに分類されることが分かりました。

  1. 想い出作り

  2. 時間作り

  3. お金作り

1つずつ見ていきます。


1 想い出作り

活きたお金の使い方として、これが最も優先していることです。
昨年は、イタリアに2週間行き、家族4人で100万円以上使いましたが、30代で体力もあり金銭的にも余裕があるうちに色々な世界を見て、普段使わない脳みそを刺激する機会を定期的に作っていくのが大切です。

今年は、3月に2週間オーストラリアに行く予定を立て、昨日フライトを抑えました。
シドニー、メルボルンと回る予定で、カンタス航空で予約して家族4人で50万円ちょっとと、日系航空会社で抑えるよりも比較的安かったです。

この50万円には、当日のフライト代だけではなく、旅行までの期間にどこに行って何をしようかと考えている時間の気分の向上感や、帰ってきてから思い出に耽っているポジティブな時間も込みの金額だと捉えています。

現地での宿泊代なども含めると、100万円近くは使うことになると思いますが、旅は勉強にもなるし、想い出にもなるし・・・と考えると、とても良い使い方です。

2年前に家の購入を考えた時に、今の家より1000万円高いところと、2000万円高いところも候補にありました。
で、色々と考えて今のところを選んだわけですが、仮に1000万円高いところに住んでいたら支払っていたであろうお金を払っていないのだと考えると、浮いた1000万円を想い出作りに使おう!と何だか得した気分になります。

家を購入した時の考え方は、先日の記事にまとめています。

2 時間作り

2歳と0歳の子どもと暮らしながら、仕事もして家事もして・・・となると、圧倒的に時間が足りず、子育てと家事でヘトヘトになってしまい、他に何もする余力がない、ていう状況に陥りやすいです。

そのため、私の家庭では、親が楽をできることであれば、お金をどんどん使おう!という発想で生活が運営されています。

機械にお願いする作業

人が掃除をする代わりにルンバに掃除してもらう、人が食器を洗う代わりに食洗機に洗ってもらう、人が洗濯物を干して取り込む代わりに乾燥機に干してもらう、など、機械が代替わりできる家事は、極力機械にお願いしています。

食洗機は、人が手で洗う時の水の温度よりも高い温度で洗えるので、人が手で洗うよりも洗浄効果も高いと感じています。
洗濯については、洗濯した子どもの下着やタオルを置く場所を乾燥機の横にそのまま置けるよう妻がいい感じに設計してくれたため、別の部屋に移動せずに、そのまま畳んで棚に入れることができます。
時短と家事労力の最小化に貢献してくれています。

外注する作業

育休中の妻が週1回ベビーシッターさんに子どもを見てもらってテニススクールに出かけているのも、とてもよいお金の使い方だと思っています。
家庭の中で親の機嫌が良いほうが、家庭全体の平和維持のために当然良いですから、親が適度にリフレッシュできることは必須です。
(行政のベビーシッター支援事業を使うと、1時間150円でベビーシッターをお願いできるのはとても助かっています!)
子どもがいながらの年末大掃除はカオス極まりないので、ここにも家事代行の方にも入ってもらいました。

出かけるときにも、電車やバスでの移動よりも車移動の方が楽な場合は、タクシーを積極活用しています。
我が家は車を持っていないので、車の所有にかかる車代・ガソリン代・駐車料代・車検代などのトータル費用に比べると、時々タクシーやレンタカーで出かける方が安く済んでいます。

3 お金作り

金融投資によるお金作り

社会人なりたての頃は、全く投資などしていなかったのですが、ある程度まとまったお金が銀行口座にできてからは、自分の資産ポートフォリオの半分くらいは、銀行口座の外に置いて運用しています。

つみたてNISAは5年目くらいになりましたが、それ以外にも2つくらい投資信託の商品を運用しています。
それでも、銀行口座の預金がポートフォリオの半分くらいを占めており、すぐに使えるお金として確保しないといけない分を考えるとまだ多い感がありますので、もう少し運用側に回すか、1や2で述べた想い出作りや時短のために使うお金の割合をもう少し上げても良いと考えています。
銀行に貸していても、金利も低くあまりメリットないので・・・

また、私はFXや投機的な商品への投資はやらないことにしています。
自分はそもそも関心が低く、絶対に飽きてしまう自信がありますし、常にレートを気にして・・みたいなことで時間が使われてしまうのは、自分の価値基準に照らした時に本末転倒だからです。

自分への投資によるお金作り

これが最も大事な使い方ですが、本を買ったりVoicyのプレミアムリスナーや有料放送を購入して、自分の人生だけでは味わえないことを模擬体験したり、当たり前をアップデートしていくことも意識して優先しています。

1に述べた海外旅行や、月1回ほど行っている国内の近場旅行も、普段使わない脳を使うための自分への投資だとも捉えています。

自分の考え方をアップデートして、仕事で評価されれば給料も上がりますし、最終的には、4つくらいの収入源のポートフォリオを組めるように、本業以外の能力や経験値を高めておきたいと考えています。

そのために色々とトライしてみる人生の時期に入っていると危機感も感じているので、ここは引き続きやっていきたいと思います。

「お金の活かし方」を背中で見せてくれる友人たち

またどこかで詳細を書いてみたいと思いますが、私が恵まれたと感じるのは、世界で活躍して自分の人生をドライブしている友人が多いことです。

昨年末に中国から一時帰国していた友人と会いましたが、彼は同じ大学の友人で、入社まもなく中国赴任となり、かれこれ10年中国内のいろんな都市を渡り歩いていました。
そんな彼は、今年から1年間休職して、オランダに家族を連れて学校に通い出したのですが、「中国で赴任していればある程度中国ビジネス慣習の専門性も身についたので、安定した高収入を得られ続けたが、刺激を感じていない自分に危機感を持った」と話していました。
オランダに1年間行くだけでも、学費や生活費で1,000万円以上はかかります。

オランダに行くのも、別にMBAが取りたいわけではなく、自分をEUというこれまで住んだ経験のない場所に置くことが最優先なので、その後日本に帰ってくるのか全くノープランであるとも話しており、さすがだなと感じます。

また、ヨーロッパの気候変動に対するあらゆる活動が本気なものなのか、そうでないのか肌感として理解しに行く、とも言っており、自分にとってあまり考えられていなかったお金の活かし方を考えさせてくれる友人の存在は非常にありがたいです。

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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