見出し画像

【今でしょ!note#63】 「持ち家」×「マンション」を選択した理由

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

巷でよくある議論の一つが「持ち家 vs 賃貸」論争。そして「一軒家かマンション」か、も意見が分かれるところかと思います。

私は、東京23区外にマンションを購入する選択肢を2年前にして、現在住み始めて1年ちょっとが経とうとしていますが、今のところ、この選択肢をして良かったと感じています。
この議論は、究極的に個人の価値観に依存しており、各人が満足であればそれでオッケーですので、正解はありません。
あくまで私にとって「持ち家」×「マンション」という選択肢が良いと感じる理由をまとめておきます。


「持ち家 vs 賃貸」で、「持ち家」を選択した理由

この軸で考えた時に、「持ち家」を選択した理由は自分にとっては明白で「持ち家か賃貸か、で悩む時間をなくしたかったから」です。

悩む時間をなくすということ

それまでは、世田谷区の2LDKの賃貸で借りた家に妻と当時0歳の長男と3人で住んでおり、2年起きに契約更新の連絡が来るたびに、引っ越すかどうか、引っ越すなら家を買うかどうか、という難題を突きつけられていました。

自分にとってストレスだったのが、人生における選択がされていない状態が続くと、定期的にその状態をどうするのか、ということで脳内メモリが消費されることです。

他にも色々と考えたいことはあるので、できるだけ考えないといけないことの総量を減らしたい。そうなると、2年おきの契約更新のたびに「賃貸か持ち家か」という選択肢が突きつけられる状態に終止符を打ちたい。
そこで「買ってしまえば、人生のライフステージの変化に応じた柔軟な動き方は確かにしにくくなるかもしれないが、購入した家があることを前提条件にどうしていくか考えていけば良いのでは?」という考えに至り、購入を決断しました。

人生の選択は、早めに決めてドンドン進む

これは、友人のお母さんが言っていて印象的だった言葉です。
転職するか、結婚するか、子どもは欲しいか、家は買うか借りるかなど、人生の中で大きな選択のポイントがいくつかあるわけですが、決めないといけない状況になれば、さっさと決めてそれを前提にしたベストな生き方を歩んでいく。

上述した通り、私は考えたいこと・やりたいことが沢山あるので、考えないといけない事案の総量をできるだけ減らしておかないと、脳内メモリがパンクしてしまいます。
結婚を決めたのも、今の妻(当時は結婚していない)がバンコクに3年間赴任するかどうかという話が来たタイミングでした。
本人は行きたそうでしたが、迷っていたので、これは自分の人生にとっても選択のタイミングが来たと判断し、結婚して日本とバンコクで別居婚することを決めました。

そして、その後子どもができて、家を買うことになって・・とフェーズが変わってきて、当たり前ですが「家を買おうかどうか」「結婚した方が良いか」では、考える必要がなくなりました。
もちろん、選択した人生の先にまた選択肢を突きつけられるのですが、それは自分にとってはNewな選択肢なので、選んでいくだけです。
同じ選択肢で何回も頭を繰り返し使うことからは卒業できます。

また、来年の自分が、例えばどうしてもスペインで仕事をしたくて仕方なくなっている可能性はもちろんありますが、それはその時、家を売るのか、持ち家は東京に残したまま旅立つか考えればいい。
起こってもいない可能性の話を、あれこれ考えて頭を悩ませる時間は無駄だと考えています。

「一軒家 vs マンション」で、「マンション」を選択した理由

この軸で考えた時に、「マンション」を選択した理由も振り返ってみると明白で「日々の生活にかける時間・考える労力を最小化したいから」です。

具体的には、次の3点が良かったと感じています。

  1. 掃除の範囲を最小化できる

  2. 家のメンテナンスに頭を使わなくて良い

  3. ゴミ捨てがいつでもできる

1 掃除の範囲を最小化できる

これは、自分の中ではトップの理由です。
私の実家は北陸の田舎の一軒家ですが、全6部屋あり、1階にも2階にも洗面所とトイレがあります。
現在は、私の祖父母と両親が4人で分担して掃除していますが、時間が結構かかっています。

できるだけ掃除する範囲を狭めるためには、コンパクトに住むのが一番です。
私は3LDKのマンションに住み、日々の掃除はルンバさんにお任せしています。もちろん、庭や車庫などもないので、家の外側の掃除範囲もほぼありません。ゴミ箱もキッチンに一つだけ設けて、家中のゴミを集める作業自体をなくしています。

2 家のメンテナンスに頭を使わなくて良い

全く0になるというわけではないですが、修繕積立費を払っておけば、メンテナンスのために必要な時間や労力を最小化できます。

例えば10年、20年と経ってきて、家のどこかが老朽化して交換しないといけない、となった状況で、一軒家だと自分で色々と手配しないといけません。
それが好きな人は全然良いと思うのですが、自分はその辺りが苦手でできるだけ考えたくないので、自分のメンテナンス責任となる範囲を小さくしておくことを優先しました。

3 ゴミ捨てがいつでもできる

マンションの共用ゴミ捨て場にいつでもゴミが捨てられるのは、非常に便利です。

まず、ゴミを自分の家の中に蓄積する時間が最小化されるので、家の中に大きなゴミ箱やゴミを置いておくためのスペースが不要になります。
次のゴミ回収日を待つ必要がないので、ゴミを捨てる周期も短くなり、家の中を綺麗な空間に保ちやすいです。
特に、うちは子どもが牛乳を飲みまくり、牛乳パックの消費スピードがかなり早いので、使ったら共用ゴミ捨て場に捨てにいくことで家の中に蓄積しなくて良いのは、かなり助かっています。

また、以前住んでいた世田谷の家は、共用ゴミ捨て場がないので、燃えるゴミの回収日は水・土、燃えないゴミは隔週の金曜日・・・みたいな感じで、回収日を抑えておく必要がありました。
ゴミ収集カレンダーはありますが、「明日は何の回収日やっけ?」ということに少しでも脳内メモリを使わないといけない、というのが割とストレスで、そもそも考える必要自体がなくなる仕組みで嬉しいところです。

今は、冷蔵庫にゴミ収集カレンダーを貼らなくても良いのでスッキリしてますし、朝にゴミを出しておく家事自体がなくなり、ゴミ収集車が行ってしまって「あー間に合わなかった!」と落胆することもなくなりました。

「悩むコスト」を削減することの優先度が高い

こうして振り返ると、私にとって「悩むコスト」を削減することの優先度が高いことが分かります。
日々新たなことにチャレンジ・行動していきたいので、できるだけ脳内メモリを解放しておきたいのです。

イメージは、日々の生活運営に脳内メモリ使用率が20%張り付きで使われているとすると、これを2〜3%にしておいて、別のことを考えるためのメモリを97%は空けておきたい、という感じです。

コンピュータは、メモリ使用率が例えば80%を超えると、全体としての動作が極端に遅くなりますよね。それと同じで、日々の生活で考えなければいけないことが多くなってくると、生活以外の生産性も極端に下がります。

だから「いかにして脳内メモリの空き容量を大きくしておくか」に優先度を置いた結果、「持ち家 × マンション」という選択を採りました。

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
フォローお願いします!

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

もし面白いと感じていただけましたら、ぜひサポートをお願いします!いただいたサポートで僕も違う記事をサポートして勉強して、より面白いコンテンツを作ってまいります!