安達裕哉
生成AIコンサルティングのワークワンダースCEO/元Deloitteコンサルタント/現…
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【24/6/8最新】Googleの最新生成AIである、Gemini1.5Proの性能を検証する。本当にGPT-4o、Claude3-opusを凌ぐ性能なのか?
さて、去る5月14日、Googleが満を持して、最新の生成AIである、Gemini1.5proをリリースした。 Xなどでは、なかなか評判が良いようで、GPT-4oを凌ぐ性能だという話も出ている。 ただ、このような評価は眉唾のものも多い上、LLMによって得意不得意にかなり差があるため、最終的には自分で確かめないと、実務に使うことはできない。 そこで、例によってGPT-4oとClaude3と同条件での、性能比較を行った。 ちなみにGrokの文章は「ダメな例」として比較に入れ
¥2,100X(Twitter)の生成AI「Grok」の実力はどれほどかを「ChatGPT」「Claude」と比較して検証した。
5月8日に、Xがプレミアムサブスクリプション会員を対象として、生成AIチャットボットのサービス提供を始めた。 Xのトレンド入りもしていたので、それなりの注目度もあるようだが、実際のところ、業務で使えるレベルなのだろうか。 少し前にChatGPTとClaudeの比較を行ったが、今回も、全く同様のタスクを投げてみて、どのような違いが生じるかを検証してみよう。 なお、Grokには「ユーモアモード」と「標準モード」があるが、性能に違いがあるかどうかは不明のため、より特徴的な「ユ
¥2,100プログラムのようなプロンプトではなく、「雑談プロンプティング」という技法で生成AIを使うと、楽に使えるし、たのしい。
先日、AIコンサルタントの中山高史さんと、生成AIのユースケースと技術について、ディスカッションをしました。 非常に面白い意見交換ができたのですが、その中でも特に面白いテーマの一つだと思ったのが、「プロンプティングについての考え方」でした。 プロンプティングは「AIへの命令文を記述する」ことですが、往々にして、その目的が「一発で目的の成果を得る」ことにおかれています。 すると、どうしても「コンピューターを制御する」ようなプロンプティング、つまりプログラミング言語のように
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