安達裕哉

生成AIコンサルティングのワークワンダースCEO/元Deloitteコンサルタント/現…

安達裕哉

生成AIコンサルティングのワークワンダースCEO/元Deloitteコンサルタント/現ビジネスメディアBooks&Apps管理人/オウンドメディア支援のティネクト創業者/ 定期購読マガジンでは、メディア運営、メディアマーケティング、制作過程の裏側を詳細にお伝えします。

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  • 生成AI時代の「ライターとマーケティング」の、実践的教科書

    ビジネスマガジン「Books&Apps」の創設者兼ライターの安達裕哉が、生成AIの利用、webメディア運営、マーケティング、SNS利活用の具体例を詳細にお伝えします。 更新頻度:一月に3回程度

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ChatGPTに「ChatGPTで高品質な記事を書く方法」という記事を書かせたら、多くの知見が得られました。

ChatGPTは、強力な文書生成ツールです。しかしChatGPTは道具であり、道具である以上は「使い方」の巧拙に、そのアウトプットの質が大きく左右されます。 ではChatGPTはどのように使うと良いのでしょう。 世間では様々なAIの(自称)専門家や、DXコンサルタント、インフルエンサーなどが独自のノウハウを開陳していますが、まだChatGPTについての本当のところは、検証中であり、正確なところは誰一人わかっていない、というのが実際のところではないかと思います。 そこで私

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    • 一日10分、スマホでもできる、ハーバード式ライティング練習法

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      • マッキンゼーのビジネス文書スタンダード「バーバラ・ミントのピラミッド原則」を詳しく解説する。

        1.はじめにビジネスの現場では、プレゼンテーションや報告書の作成が日常的に求められます。 しかし、これらの文書を効果的に作成するための具体的な方法を知らない方も多いかもしれません。 そのため、多くの文章術が世の中に出ています。 その中で最も有名なものの一つが、バーバラ・ミントの「ピラミッド原則」です。 バーバラ・ミントは、ビジネスコミュニケーションと問題解決の分野で大きな影響を与えたアメリカの作家兼コンサルタントです。 ハーバード・ビジネス・スクールを卒業し、マッキンゼ

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        • Claude3.5 sonnetの性能を、他のLLMと同じタスクをを与えて厳密に検証。

          日進月歩のLLMだが、つい先日発表された、Claude3.5 sonnetの性能を検証した。 長文に強いという話だが、本当だろうか。 例によって、実力を検証する方法については、以下の記事に示したものと同様の方法で行った。 【性能比較シリーズ】 1.ChatGPTと、Claude3に仕事を与えて、性能比較をしてみたら、長所と短所がはっきりと分かった。 2.X(Twitter)の生成AI「Grok」の実力はどれほどかを「ChatGPT」「Claude」と比較して検証した。

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        ChatGPTに「ChatGPTで高品質な記事を書く方法」という記事を書かせたら、多くの知見が得られました。

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        • マッキンゼーのビジネス文書スタンダード「バーバラ・ミントのピラミッド原則」を詳しく解説する。

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        • Claude3.5 sonnetの性能を、他のLLMと同じタスクをを与えて厳密に検証。

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          生成AIに長文を書かせるためのプロンプトを、実例を用いて詳細に解説

          現状の生成AIの能力生成AIはどのエンジンでも、長文が苦手で、体験を下地にした、感動的な文章を書くことはおろか、SEO記事ですらまともに書くことは難しいというのが現状だ。 例えば、OpenAIの最新のエンジンGPT-4oであっても、執筆をすると、以下のような結果になる。(プロンプトは公開リンクで確認できます) パッと見て、このままではだめだということがわかるだろう。1015文字しかないし、記事というよりは、これは「構成案」や「箇条書き」に近い。 控えめに言っても、コンテン

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          生成AIに長文を書かせるためのプロンプトを、実例を用いて詳細に解説

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          【24/6/8最新】Googleの最新生成AIである、Gemini1.5Proの性能を検証する。本当にGPT-4o、Claude3-opusを凌ぐ性能なのか?

          さて、去る5月14日、Googleが満を持して、最新の生成AIである、Gemini1.5proをリリースした。 Xなどでは、なかなか評判が良いようで、GPT-4oを凌ぐ性能だという話も出ている。 ただ、このような評価は眉唾のものも多い上、LLMによって得意不得意にかなり差があるため、最終的には自分で確かめないと、実務に使うことはできない。 そこで、例によってGPT-4oとClaude3と同条件での、性能比較を行った。 ちなみにGrokの文章は「ダメな例」として比較に入れ

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          【24/6/8最新】Googleの最新生成AIである、Gemini1.5Proの性能を検証する。本当にGPT-4o、Claude3-opusを凌ぐ性能なのか?

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          シンプルで力強い文章を書くための、単純なルール

          1. シンプルな文章のルールシンプルな文章を書くことは、読者に内容を効果的に伝えるために非常に重要です。 例えば、アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズは、シンプルで分かりやすいプレゼンテーションで知られています。彼のプレゼンテーションは、余分な言葉を省き、短くまとめることで、聴衆に強いインパクトを与えました。 余分な言葉を削ぎ落とすことで、伝えたいメッセージが際立ち、読者の心に残りやすくなります。例えば、名言や格言は、シンプルな文章で表現されているからこそ、人々の

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          シンプルで力強い文章を書くための、単純なルール

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          処理速度が速いのは良いけど、GPT-4oは決してGTP-4よりも優れているわけではない。

          つい数日前にChatGPTの新しいエンジンである、GPT-4oが発表された。 高速で動作しOCR機能もGTP-4より優れているとされる。 だが本当に、GPT-4よりもGTP-4oは賢いのだろうか? 最先端のモデルが、旧モデルよりも本当に優れているか、検証してみる。 東大理系の数学の問題を解かせる2023年の、東京大学理系の数学の問題を解かせてみよう。 この問題の正解は、14/55だ。 GPT-4oの場合 ではまず、GPT-4oに解かせてみる。 このプロンプトに対して

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          処理速度が速いのは良いけど、GPT-4oは決してGTP-4よりも優れているわけではない。

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          X(Twitter)の生成AI「Grok」の実力はどれほどかを「ChatGPT」「Claude」と比較して検証した。

          5月8日に、Xがプレミアムサブスクリプション会員を対象として、生成AIチャットボットのサービス提供を始めた。 Xのトレンド入りもしていたので、それなりの注目度もあるようだが、実際のところ、業務で使えるレベルなのだろうか。 少し前にChatGPTとClaudeの比較を行ったが、今回も、全く同様のタスクを投げてみて、どのような違いが生じるかを検証してみよう。 なお、Grokには「ユーモアモード」と「標準モード」があるが、性能に違いがあるかどうかは不明のため、より特徴的な「ユ

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          X(Twitter)の生成AI「Grok」の実力はどれほどかを「ChatGPT」「Claude」と比較して検証した。

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          世界14カ国で読まれ、全米で100万部売れた文章術の古典の「急所」を紹介する。

          ナタリー・ゴールドバーグという人物をご存知だろうか。 「20世紀で最も人気のあるライティングマニュアル」と称される、Writing Down the Bones: Freeing the Writer Within(邦訳:魂の文章術) を著した人物だ。 この本は全米で100万部以上を売上げ、世界14カ国で販売されるほどの人気を誇る。日本でも改訂を繰り返し、初版は1986年に発売されたが、その内容については今なお色褪せない、「文章術の古典」として知られる名著だ。 実際、私の

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          世界14カ国で読まれ、全米で100万部売れた文章術の古典の「急所」を紹介する。

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          初心者がやりがちな「気持ちの悪い文章」を書かないようにするための技術

          読んでいて、「気持ちの悪い文章」がある。例えば、次のような文章だ。 これは、ジャーナリストで、元朝日新聞社の編集委員であった、本多勝一の著書「日本語の作文技術」に出てくる、「無神経な文章」の一例だ。 本多勝一は、この文章を「一言でいうと、これはヘドの出そうな文章の一例といえよう。しかし筆者はおそらく、たいへんな名文を書いたと思っているのではなかろうか。」と評している。 本多勝一の言い方が気に障る方もいるだろうが、この件については、私も強く同意する。この文章は、かっこいい

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          オフィスワーカーではなく、インフラを支える生成AIたち

          2022年11月末にOpenAIから一般公開されたChatGPTに代表される生成AIは、その影響力を急速に拡大している。 自然言語処理の分野で飛躍的な進歩を遂げたChatGPTは、質問に対する回答生成や文章作成など、様々なタスクで高い能力を発揮し、社会に大きなインパクトを与えた。事実、生成AIは、単なる言語処理の枠を超え、すでに多くのオフィスワークに影響を及ぼしつつある。 しかしオフィスから一歩外に出たときに、生成AIはどのようなタスクを与えられているのだろうか。本稿では

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          生成AI時代の、コンサルティング会社の文章術

          前回は「よみたくなる文章力」について書かせていただいた。 では「読みたくなる文章」の正反対の文章はなんだろうか。 それが、「コンサルティング会社の文章」だ。 「読みたくならない文章じゃないの?」と思う方もいるだろうが、じつは違う。それは反対ではなく単なる否定だ。 読みたくなる文章の反対は、実は「読まないといけない文章」である。 読まないといけない文章「読まないといけない文章」は、つまり仕事で使われる文章であり、相手の意欲にかかわらず、読むことを強制できる(される)。

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          ライターが獲得すべき「よみたくなる文章力」とは、一体何なのか

          Books&Appsに寄稿をいただいていた、patoさんが本を出されるというので、帯に推薦文を書かせていただいた。 こういうことはあまり軽々しく引き受けるものではないが、今回お引き受けした理由は、patoさんは「文章力」というテーマを語るにふさわしい人だと思ったからだ。 だが、patoさんは決して「分かりやすい文章」を書くわけではない。また、「役にたつ文章」を書くわけでもない。 逆に言えば、そうした目的が明確に決まっている文章であれば、他に良い本がいくらでもある。例えば

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          ChatGPTと、Claude3に仕事を与えて、性能比較をしてみたら、長所と短所がはっきりと分かった。

          一部では、ChatGPTよりも優れているのではないかと噂のClaude3ですが、実際のところ、その性能はどうなのでしょうか。 本稿では実際にいくつかのタスクを両者に与え、そのクオリティの差を検証したいと思います。 なお、比較対象の2者にはいずれも課金をしており、最高のパフォーマンスを持つモデル同士を比べました。 1.記事執筆同じ条件で執筆を開始するために、プロンプトは以下のステップを採用しました。 1.記事の書き方を尋ねる つぎに、ChatGPTの出力を同様の文言で

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          ChatGPTと、Claude3に仕事を与えて、性能比較をしてみたら、長所と短所がはっきりと分かった。

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          プログラムのようなプロンプトではなく、「雑談プロンプティング」という技法で生成AIを使うと、楽に使えるし、たのしい。

          先日、AIコンサルタントの中山高史さんと、生成AIのユースケースと技術について、ディスカッションをしました。 非常に面白い意見交換ができたのですが、その中でも特に面白いテーマの一つだと思ったのが、「プロンプティングについての考え方」でした。 プロンプティングは「AIへの命令文を記述する」ことですが、往々にして、その目的が「一発で目的の成果を得る」ことにおかれています。 すると、どうしても「コンピューターを制御する」ようなプロンプティング、つまりプログラミング言語のように

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          プログラムのようなプロンプトではなく、「雑談プロンプティング」という技法で生成AIを使うと、楽に使えるし、たのしい。

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