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メタリカT女子がメタラーに嫌な目で見られないようになる方法を考える

この世に蔓延る数々の社会問題。
その中でも極めて深刻であり、数多の賛否を生み出し、論争が繰り広げられている問題。

それが、バンドTシャツ問題

本来、そのバンドのファンである証拠として着用されることを目的として作られたようなバンドTシャツ
そのTシャツを他のファンが着ているのに気がついては、「○○好きなの?」と会話のタネになり、友達ができるかもしれない素敵なグッズ

しかしある日を境にバンドTはそのデザインの奇抜さから、ファッションアイテムとしての頭角を現し、そのバンドをよく知らない人がオシャレの一貫として着用されるようになった。

こうなってくるとバンドTの利点であった「○○好きなの?」の効力が確実なモノでなくなり、そのバンドをこよなく好きでいる人にとっては、「こいつ知りもしないのに着てんじゃねぇよ...」ということになり、

「おしゃれで着たっていいじゃない」vs「知らないなら着るな」の戦いの火蓋が切って落とされる。


では、「デザインが好きなのに、着ちゃいけないの?」と不安に思うそこのお嬢ちゃん (別に男子でもいいのだが)

ご安心を。今日はね、「こうすれば着てても嫌な感じに見られない方法」を、一番よく見る「メタリカTシャツ女子」を例に考えていくよ!!

「メタリカじゃなくてニルヴァーナTが着たいんだけど...」というそこの君も
これから書いてあることを応用してみれば大丈夫!!


その1 この際、好きになっちゃう

「着たいという欲に相乗させて、この際メタルを好きになっちゃう」
これが一番純粋な方法なのではないでしょうか

ただ好きになるというのもなかなか労力のいること
さらに、メタリカだけを好きになるというのもいいのですが
メタルをはじめ、音楽も日本史・世界史同様、横の流れが大切になってくるかもしれません

メタラーとメタリカの話で盛り上がれば、おそらくデイヴ・ムステインの話になることは当然
そうなってくると、相手がメタラーならばそこからメガデスの話に移り変わることは間違い無いときた。
こうなると、メタリカ1教科入試の君はさぁ大変。


でも、、大丈夫!「私、メガデスはあんまり詳しく無いんだよね、、、」と正直に言えばメタラーも鬼じゃ無いのでなんとか切り抜けられるでしょう

またもうワンポイントとして
「なんかおすすめの曲ある?」と聞けば
好感度UP間違いなし!!

メタリカをよく知らなくても
「これから聴いてみようと思ってるんだよね」と言えば、積極性をアピールできて良いでしょう


実際に聴くかどうか君次第ですが


その2 「彼氏の着てきちゃったんだよね」

これは、痛恨の一撃をメタラーに加えることになるでしょう
ただ別の理由で相手に悪い印象を与えてしまう可能性もあるので要注意

また、相手に自分には彼氏がいないことを知られている場合や
彼氏がいたとしても別にメタル好きでない場合は使いづらい一撃でしょう。


その3 メタリカのタトゥーもいれちゃう

メタリカのアルバムジャケットのデザインがただただ好きならば
きっとタトゥーのデザインも気に入るはず...!!

メタリカを聴いたことある/なしに関わらず、タトゥーをいれていれば百人馬力。
「デザインが好きだからっていってんだろ」と強い言葉とともに出されるタトゥーは、もはや紋所の強さ!!!

’知らんのに着るな勢’もこれにはモノいえず
きっとその場を立ち去るだろう


なんか別の印象与えてしまってますけどね


その4 ヘッドバンキングしながら歩く

これはもう究極でしょう。

一目で「この人はメタル好き」とわかるアクション

しかも、その様は奇妙そのものなので
「メタル好きなの?」と話しかけられることもないでしょう

常にイヤホンやヘッドホン、楽器を持ち歩くとより効果があるでしょう


その5 無視する

「メタル好きなの?」と話しかけられても、無視して立ち去る。
あまりいい振る舞いではないかもしれない。

しかし、メタラーの感覚は、常人とは違って、「常識外れな振る舞いをする女性」にむしろ「こいつおもしれ」という好印象を与えられる可能性もあるのではないだろうか

ただその後、なんだかんだあっていい感じになっても、あなたは「実はメタル、興味ないんだよね、、、」と言い出すタイミングを見失うことになるだろう。


最後に

ここまでいくつか挙げてきましたが
私はメタラーが心優しい人が多いことを願いたい

事実、メタルはストレスの軽減、免疫力UPなどの効果があるなんてよく言われてます

https://amass.jp/158333/

そんなメタラーは、ファッションメタリカを寛大に受け入れてくれるメタル・マスターであることを願いましょう!


若者よ!着たいものを着よ!

ただ一つ!
それを勝手にトレンドにして
流行が去った後に、元から純粋にバンドが好きで着ている人を「ダサい」と言わないこと!
これだけはおじさん(20)と約束してね!!!


終わり

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