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◆其の13:久留米在住記!~実際に住んで分かった久留米の"魅力"!~

今日は、いつもと違った"切り口"です。
私が「久留米市」に住んでみて感じた、久留米の"魅力"について書いてみました。


私は福岡県の「久留米市」に、大学を卒業してから"3年半"を過ごしました。
*久留米市:明治時代より軍都・商業都市として発展。
「三しゃの街」として隆盛を誇った筑後の中心都市。
*「三しゃ」:医者・芸者・自転車。

久留米市に住む前の印象は、率直に言うと「いろんな意味で"中途半端な街"」というイメージしかありませんでしたが、住んでみて沢山の"魅力"に気づくことが出来ました。
そこで 今回は、実際に「久留米市」に住んでみて感じた、久留米の"魅力"を「福岡市内」に住まいを移すタイミングに"感謝"の気持ちを込めて書きます。

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その前に、先ずは 「久留米市」について…

久留米市は、福岡県の南部 筑後地方に位置する都市で、福岡県では、福岡市、北九州市に次ぐ 第3位の人口を擁します。
中心部には、九州最大級の河川「筑後川」が流れており、「筑後川花火大会」が有名です。
また 筑後川周辺は、九州最大の「筑紫平野」を有し、農作物の生産量も九州1を誇り、日本酒造りも盛んです。
そして 多くのアーティストや俳優も輩出しています。
古くは、「鮎川 誠」「松田 聖子」「藤井 フミヤ」「石橋 凌」最近では「高田 里穂」がいます。

そんな久留米は「ゴム産業」発祥の地としても有名です。
しかし、久留米近辺でゴムの木が栽培されている訳ではありません。また ゴムを輸入する港がある訳でもありません。

では、何故 久留米に「ゴム産業」が発達したのか?
紐解いてみると…
明治の初め頃「倉田雲平」というものが、「足袋」を作り始めたのが発祥です。
元々 着物仕立て屋で修行していた「倉田雲平」は、その仕立てで一番面倒なのが、「足袋」であり、且つ消耗品であることから需要が繰り返し多くなることに目を付けて、足袋製造を専門に行うと決意しました。

そして…
明治10年に西南戦争が始まると、久留米に討伐軍の本営が置かれ、この時に足袋2万足の注文が舞い込んだそうです。

ここから軍の信頼を得て、その後も軍への物資を提供し続け、繁盛しました。

この少し後の明治25年に「石橋徳次郎」という者も「足袋屋」を始めました。

この頃には、足袋は「ゴム靴」へと進化し、更にその2代目の「石橋正二郎」は、次は車が普及し始めると予測し、「タイヤ」の製造を始めました。

これが、後に有名となる「株式会社 ブリヂストン」です。
〇久留米商人の足袋製造から始まり→ゴム靴→タイヤ(自転車/自動車)へと時流に合わせた業態変化の結果、今では久留米=「ゴムの街」になったのです。
ちょっと余談が長くなりましたが…

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それでは、私が実際に住んでみて感じた「久留米市の"魅力"」をランキング形式でピックアップしました。


まず…
★第3位「自然と都会の"バランス"がちょうど良い!」
*久留米って何もないイメージがありませんか?
私もそう思ってました。しかし、意外に何でもあるんです。
中心部には居酒屋の多い"商店街"、その近くには大型の"ショッピングモール"や"公園"もあり、生活に困ることはありません。

交通の便だと、西には「JR九州久留米駅」(九州新幹線駅もある)、東には「西鉄久留米駅」があり、福岡市内や隣県にも簡単にアクセスできます。

「公園」や「小さなカフェ」も多く、田舎過ぎず都会過ぎず、"バランス"の取れた住み易い街です。

"桜"が植えられている公園が多く、お花見シーズンは、どの公園も賑わっています。
(クルメツツジも有名です)

因みにカフェだと、私のオススメは「琥珀亭」です。カフェなのに白髪のオーナーが"手相占い"をしてくれて、しかも意外に当たるんです!
そして、実は「カレー」が美味しいです!
占い好きな方は、是非、行ってみて下さい!

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★第2位「ラーメン屋が多くて、旨い!」
*ちょっと定番ですが。
*実は…
久留米は、「豚骨らーめん」発祥の地です。今でも営業している「南京千両」というお店の初代「宮本時男さん」が、出身地である「長崎県のちゃんぽん」と「横浜で流行っていた支那そば」からヒントを得て考案されたそうです。
因みに、私の一番のオススメは、西鉄久留米駅から徒歩3分の位置にある「久留米ら~めん麺志」です。
「ザ・とんこつラーメン」で、ど定番のとんこつラーメン好きの人には最高です。

更に 店員がとても明るく、元気が貰えます。お店の雰囲気は"沖縄"をイメージされており、理由を聞いてみると「沖縄のように、明るく、何でも大らかなイメージにしたかった」と言われていました。
まさに、このお店の店員は、おっしゃる通りのイメージです!駅近なので、飲んだ後 電車で帰る前にでも、ぷらっと寄ってみて下さい!

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★第1位「焼き鳥屋が多くて、しかも 安くて旨い!!」
*これもド定番な回答ですが、これだけは絶対に外せません。
*実は、「焼き鳥」も久留米が発祥です。
それもあって「久留米」は"焼き鳥日本一"を宣言しています。
これは 人口1万人に対しての「焼き鳥屋」の数が日本一だからです。
(2005年の市町村合併に伴い、 埼玉県東松山市に次ぐ、日本第2位の焼き鳥の街になる)

こんな「焼き鳥の街 久留米」ですが、お店の「数」も然ることながら、どこに行っても「安くて、旨い!」です。
〇「日吉丸」「鳥助」「串虎」
お店の名前を出せばきりが有りませんが、一人 "3,000円"も出せば、美味しい焼き鳥を腹一杯 食べることができます。

私も、地元 熊本市や福岡市の居酒屋に沢山 行きましたが、「焼き鳥屋」だと圧倒的に「久留米」が一番です!
他にも"まだまだ"ありますが、長くなりそうなので、この辺で。
久留米の"街" 本当にありがとう。


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◎と言うことで…
「久留米」の"魅力"について語ってみましたが、書きたいことが、"まだまだ"沢山ありました。

結局は、どんな街にも、"良さ"も"悪さ"もあると思います。
そして、これは「人間関係」でも同じことが言えます。
「その街・その人」の悪い部分ばかり見るのではなく、良い部分に注目すると、相手も同じように私自身を見てくれて「プラスの関係」になるはずです。

今後も、色々な「人」にお会いする機会や、後輩を育てる機会もあると思いますので、常に"その人の良さ"に注目することを忘れずに精進します。
*人が持つ本来の力、個性を引き出す人→「Person Developer」

この「人間関係」が上手く言っている組織が、「伸びている企業」なのだと思います!

◎最後に、私が考える"人の良さ"を引き出す方法は…
◆「色眼鏡を外して人を"フラット"に見ること。」
◆「まずは自分からオープンになること。」

この2つが大切だと思います。
人の意見や情報に惑わされることなく"現地現物"に触れて自分自身で"判断"し、さらに 自分から弱みを さらけ出す"強さ"を持つ事が必要だと感じています。

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