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◆第10回:アイディア力の身に付け方!副題:全ては"好奇心"から始まる!~

実は、私は「アイディア」を出すことが大の苦手です。
例えば…
「今 アイディアを出して!」と言われても、よくある当たり前のことしか発想できません。
まさに 現在、ホテル事業に携わっていますが、中々 アイディアを出すことができなく、自分の"実力"の無さを感じています。

今回に限らず、これからも事業に携わる上で、これだけ情報が溢れ、機械が発達した今、益々 アイディアを出す"力"は、求められるはずです。
そこで 今回は、自分なりにアイディアの出し方を、まとめて見ました。

まず…
【アイディアとは?】
辞書的な意味だと…
●「思いつき。着想。」です。
しかし、よくビジネスの場で使われるのは…
●「既存の要素の新しい組み合わせ」ということです。
つまり、まだ誰も見たことがないものを創出するのではなく、異なる物事同士の関連性をうまく見つけ出し新しい組み合わせを創り出すことが「アイディア」ということです。

また…
私は、よく的外れなアイディアを出してしまうことがあります。これは、「ひらめき」と「アイディア」の違いで説明できます。
【「アイディア」と「ひらめき」の違い!】
●「アイディア」は、考え付いたことを論理的にまとめて他人に伝えられるところまでブラッシュアップされたもの。

それに対して…
●「ひらめき」は、考えついたこと自体が画期的なものであったとしても、他の人が理解できる形になっていないものです。
つまり、ひらめきは偶然に依存する部分が大きいですが、アイディアは論理的に導き出すことが可能ということでもあります。

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その上で…
アイディアの出し方を列挙してみます。
【正攻法でアイデアを生み出す】
■1.「KJ法!」
*付箋に思いつくままにアイデアを書き出し、後からその付箋をグループ分けして要らないものをそぎ落とし、残ったものを順序よく並べて整理するという整理術です。
■2.「希望点・欠点列挙法!」
*希望点列挙法は、「こうすればもっと良くなる」という思いつきを可能な限り書き出し、その中から現実味のあるものを選んでブラシュアップしていく手法です。
欠点列挙法は、その真逆で、誰も気にしていないような些細な欠点を探し出して列挙、そこから問題解決に繋がるようなアイディアを拾い出していく手法です。
■3.「マンダラート!」
*3×1で構成される9マスの中心にテーマを書き、それを取り囲むように配置されている残りのマスにそのテーマから思いつく言葉を書いていく手法です。発想術というより、連想からアイディアを引き出していくようイメージです。
■4.「ブレインストーミング法!」
*参加者は与えられたテーマに対して、自由に発言をします。そして その自由な発言を記録していきますが、発言に対して批判や否定をしてはいけないというのが基本です。とにかくアイディアの量を出すことについては非常に有効な手法です。

【アイディアが出なくなって困った時の奥の手】
■1.「逆張り思考法!」
*自分の中で常識としていることの、敢えて逆の思考や行動をした場合にどうなるかをイメージする発想術です。
■2.「オズボーンのチェックリスト!」
*ある物事に対して、以下の9項目に視点で発想してみる術です。
「転用・応用・変更・拡大・縮小・代用・置換・逆転・結合」

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◎ということで…
アイディアについて書きましたが、個人的には…
●「そもそも上記のようなことは、頭で分かっていても実践することが難しい。」
そして、
●「アイディアが既存と既存の組み合わせであるということは、そもそも『インプット量』を増やしておく必要がある。」
と思います。

「実践することが難しい」については、とにかく経験して体に感覚を染み込ませるしかないと思います。
それよりも、今の私にとって大事なことは…
とにかく「インプット量」を増やしておくことだと思います。何故なら、方法だけ知っていても そのネタとなるものがなければアイディアなんて出せないからです。
そして このインプットとは、座学とかではなく、いかに普段の生活の中で、些細な出来事に気づき、仕事に置き換えられるかだと感じています。

実際に アイディアが閃く時は、以下のような時と言われています。
【普段の生活でアイディアが出やすい場面!】(インプット量の増やし方)
先ず、前提として…
「リラックスしている時が、自らの内面に目を向け易く直感と繋がりを持てるためアイディアを出し易い」ということです。
その上で…
■1.凄く良いモノを見た時」
*うわ、なにこれ凄いな…!これってアレにも使えるかも!
■2.「凄く悪いモノを見た時」
*うわ、なにこれ酷い…!自分ならこうするよ!
■3.「似たような性質のものを見た時」
*全然関連性の無いものだけど、これってアレと似てるな!
■4.「ズラっと一覧した時」
ひとつひとつ観てた時は分からなかったけど、並べてみると違いがあるな!
■5.「人に説明している時」
*例えばこういう、こういう感じで。自分でも今気づいたな!
■6.「自分ではない目線に立った時」
*普段の自分なら気づかないけど、子供の目線に合わせてみるとこういう世界をみているんだ!

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◎最後に…
こうやって書いて見ると、インプット量を増やすということは、結局は「好奇心」を持つことに尽きると思います。
つまらない仕事ばかりをしたり、徹夜ばかりの日々で 休日は家で休むだけなど、そういったスタンスではアイディアが閃くことはないのだと思います。普段の生活から敢えていつもと違うことを行ったり、自分の身の回りや、知り合い、世の中の”なぜ?”をそのままにせず「好奇心」をもって理由を知り、それらを経験として引き出しに貯めて「自分事」にしておくことだと感じます。

例えば…
ただニュース記事を眺めて「なるほど~」で終わるのではなく、その理由を調べて自分の仕事に置き換えてみるなどです。

私も自分の世界だけで解釈するのではなく、ゼロベースで客観的に物事を見てみる"癖"を付けないといけないと感じます。

◎ということは…
「アイディアこそが、普段の努力がモノを言う世界」な気もします!

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