【F】ボクの音楽ライブラリからA〜Zまで順番にお気に入りアルバムを1日1枚ずつ紹介してみる！（洋楽アーティスト編）

【F】

Flying Lotus【Until The Quiet Comes】

※イヤホン／ヘッドホンでの試聴推奨

フライングロータスを知ったのは今から10年くらい前だと思う。ネットで見つけ、敬愛するトムヨークがコラボしていることから興味を持ち視聴したらハマったといった感覚だ。曲の特徴は、R&B、HipHop、Jazzが混ざったようなジャンルを細かく分解し刻み、不規則な重低音のビートをベースにそれら全てを再構築したような音楽で、その１曲１曲が２分前後と短い。そして、その１曲１曲がノンストップで繋がり、それが１枚のアルバムとして構成されている。ボクの知っている限りだとPrefuse 73とかがそれに近いアーティストで、同時時期に出てきたアーティストだとThundercatもそのジャンルに類似している。

ボクはフジロックのホワイトステージでフライングロータスを観たことがあり、ボクの中でその年のベストアクトでもあった。それは家で音源で聴いた時よりも、かなりパワフルで、とにかく迫力があったのが彼の3Dスクリーンを使用したVJパファーマンスが圧巻であった。

目まぐるしく点滅する３D_VJの奥（というか真ん中）にほぼシルエットのみで卓で演奏するフライングロータスの姿がばちぼこクールであった。親日家らしく、フジロックで時折スクリーンの前でパフォーマンスする彼はドラゴンボールのかめはめ波を披露したり、お茶目な一面も見せた。惚れた。

オススメのもう一枚

Flying Lotus【Cosmogramma 】

オススメの１曲に絞るのは難しいので、もう一枚このアルバムを紹介。冒頭で紹介したアルバムよりもパワフルで、１曲目はゲームの世界の落とし穴にアリスのように真っ逆さまに落ちていく感覚に陥るスタートで、７曲目の「..And The World Laughs With You」はRadioheadのトムヨークとのコラボ曲でこちらもオススメだ。

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次回は【G】の棚にあるアーティストを一人紹介します。